真夏の昼、カウンターで隣になった25歳シオン
真夏の昼、湘南の海の家に一人でふらっと立ち寄ったら、カウンターで隣になったアパレル倉庫管理のシオン(25)と、焼きそばとビールで自然に喋った話。泳ぐより海の家でだらだらするのが好きな子で、開放感のある昼の海でゆるく仲良くなって連絡先交換まで。アキの昼の海の出動レポ。
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今日は真夏の昼、湘南の海の家に一人でふらっと行ってきた話。泳ぎに行ったわけでも、女の子と来たわけでもない。ただ暑くて、ビール飲みながら海を眺めたくなって、サンダルつっかけて電車に乗っただけ。で、結論を先に言っておくと、海の家のカウンターでたまたま隣になった子と、焼きそばとビールでだらだら喋るようになって、最後は連絡先まで交換して帰ってきた。海に入った時間より、カウンターで喋ってた時間のほうが長かったわ。笑
海の家って、夜のビアガーデンとも、グループでわいわいやる海BBQとも、映え目当てのナイトプールとも全然違う空気がある。真っ昼間、半分日に焼けた連中が、水着の上にTシャツ羽織って、ビールと焼きそば前に置いて、海を見ながらぼーっとしてる。誰も急いでない。この「昼の海でだらける開放感」が、今日のメインだった。一人で来てる客もそこそこいて、カウンターってのは、その一人客同士が地味に隣になる場所なんだよな。
先に一個だけ書いておく。海って水着だし、ビールも入るし、夏のテンションで開放的になりやすい。でも俺は、そのへんに乗じてどうこう、みたいなのはやらない。乗ってこないなら引くだけ。今日の話も、昼間のカウンターで焼きそばつつきながら、自分のペースでビール飲んで、自分で笑ってる子と、だらだら喋って自然に仲良くなった、それだけの話。ここは先に書いておく。
今日いい感じに喋れたのが、アパレルの倉庫管理をやってるシオン(25)。よく日に焼けてて、ビーチサンダルで、髪もざっくり結んだだけの、肩の力が抜けた子だった。「泳ぐより海の家でだらだらするのが好き」って言い切るタイプで、テンションは高すぎず低すぎず、ずっと気楽に喋れる雰囲気の子だった。
真っ昼間、一人で海の家のカウンターに座る
海の家の出会いの入口、現場での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。
電車降りて、海まで歩いて、砂浜にずらっと並んだ海の家の中から、わりとすいてて感じのいい一軒に入った。昼の海の家って、まだ宴会モードじゃなくて、客もまばらで、店の人ものんびりしてる。俺はテーブルじゃなくて、海が見えるカウンター席に座った。一人だと、テーブル占領するより、カウンターのほうが気楽なんだよな。

え、海なのに泳がずにいきなりビールっすか。何しに来たんすか

海を見ながら昼ビールを飲みに来た。それが目的。笑 で、結果的にこの一人でカウンター座ったのが今日の本番になった。テーブルだったら隣に誰も来ないからな。
スタッフの兄ちゃんに生ビールと焼きそば頼んで、潮風浴びながら海を眺めてた。波の音と、遠くで子どもがはしゃいでる声と、店のスピーカーから流れる古い夏の曲。一人で来てても全然気まずくないのが、昼の海の家のいいとこだ。みんなだらけてるから、一人でだらけてても浮かない。
ビールが来て、最初の一口飲んだとき、「あー、これこれ」って声出そうになった。暑い中歩いて、汗かいて、海見ながら飲む昼ビール。これのために来たようなもんだわ。
隣にサンダルの子が座って、焼きそばの取り合いみたいになった
俺が焼きそばを半分くらい食ったころ、すぐ隣のカウンター席に、女の子が一人で座った。これがシオンだった。よく焼けてて、水着の上に大きめのTシャツ、足元はビーチサンダル。一人で来て、慣れた感じでスタッフに「生と、焼きそばください」って頼んでた。

はーい生一つ、焼きそば一つ。……あ、すいません焼きそば今ちょうど切らしてて、次焼くんで五分待ってもらえます?
あー、了解です(笑)ビール先もらいます

で、隣で焼きそば待ってる子の真横で、俺が焼きそば食ってるっていう、地味に気まずい構図になった。俺が食ってるの、向こうから丸見えなんだよな。シオンがちらっとこっち見て、目が合ったから、俺もつい言っちゃった。

すいません、隣で焼きそば食っちゃって。待ってるとこ見せつけるみたいになって。笑
いや、めっちゃ見てました(笑)それうまそうじゃないですか


うまいですよ、これ。海の家の焼きそば、なんでこんなうまいんすかね
それな。家で作っても絶対この味にならない(笑)

「めっちゃ見てました」で笑える子だな、と思った。気取ってない。焼きそば待ちでビール先に飲んでる時点で、なんかこの子も俺と似たような「だらけに来た」勢っぽかった。
俺はそこで、ガッと畳みかけにはいかなかった。焼きそばの話を一個して、自分のビールに戻った。カウンター隣同士で、向こうの焼きそばはまだ五分来ない。物理的にこんだけ近いんだから、どうせまた喋ることになる。最初から張り付いたら、向こうも飯食いづらいだろうしな。
泳がない派同士で、なんか話が合った
シオンの焼きそばが来て、向こうも食い始めた。隣でそれぞれ焼きそば食って、それぞれビール飲んでる。沈黙が気まずくないのが昼の海の家で、しばらくはお互い海見てた。で、向こうから話を振ってきた。
お兄さん、一人で来てるんですか?海なのにめっちゃくつろいでますね(笑)


一人っす。泳ぐ気ゼロで来た。笑 昼ビール飲んで海眺めたかっただけ
あー、わたしも実はそれ。海来るけど、ほぼ泳がないんですよ


え、海好きそうな見た目してるのに?こんな焼けてて
これ海の家で焼けただけ(笑)泳ぐと髪ベタベタになるし、結局海の家でだらだらするのが一番好きで

これが地味にツボだった。よく焼けてて、見るからに海好きそうな子が、実は泳がない。海の家でだらだらするのが好きで来てる。完全に俺と同じだったわけだ。海に入らない者同士、なんか勝手に話が弾んだ。

泳がない派、ここにもいたか。仲間だ。笑
泳ぐ人って、なんで泳ぐんですかね。すぐ寒くなるのに(笑)


わかる。一回入って満足して、あとは砂浜で乾かしてるだけのやつ多いよな
それなら最初から泳がなきゃいいのに(笑)

シオンの喋り方は、テンション高すぎず、かといって愛想ないわけでもなくて、ちょうどいい温度だった。「それな」とか「(笑)」を挟みながら、短く返してくる。長々と喋らないし、無理に盛り上げようともしない。気楽なんだよな。隣でビール飲みながらだらだら喋るのに、これ以上ないテンポだった。
アパレルの倉庫の話で、思いがけず盛り上がる
二杯目のビール頼んで、シオンも頼んで、流れで仕事の話になった。シオンはアパレルの倉庫管理をやってるって言った。店頭の販売員かと思ったら、倉庫のほうらしい。

アパレルって、店で服売る人かと思った
倉庫のほうです。接客向いてなくて(笑)段ボールと在庫数えてるほうが性に合ってて


意外。めっちゃ喋りやすいから接客向いてそうなのに
お客さんだと気つかうじゃないですか。これは気つかってないだけです(笑)


気つかわれてないんだ、俺。笑
「気つかってないだけ」で笑った。たしかに、初対面のカウンター隣の客に、ここまで気楽に喋ってくる時点で、接客の愛想とは違う、素の感じだった。倉庫の夏がクソ暑いとか、検品で同じ服を一日中見すぎてその服が嫌いになるとか、現場の話が妙にリアルで面白かった。俺は服のこと全然詳しくないから、「へえ」「そうなんだ」って聞いてるだけだったけど、シオンは聞かれるとちゃんと喋るタイプで、転がしやすかった。

アキさん、倉庫の話とか興味あるんすか?普通に聞いてますけど

倉庫に興味あるっていうより、その子が楽しそうに喋ってるのが面白いんだよ。話の中身より、喋ってるテンポが合うかどうかなんだわ。
途中、シオンが「お兄さんは何してる人なんですか」って聞いてきて、俺が答えたら、「へえ、ちゃんとしてるじゃないですか」って、ちょっとからかうみたいに言ってきた。この、軽くいじってくる感じも、距離が縮んでる証拠でよかった。
波打ち際まで歩いて、足だけ海につける
二杯ずつ飲んで、焼きそばも食い終わって、なんとなく「ちょっと海見てくるか」って空気になった。二人ともビーチサンダルだし、どうせ泳がないし、波打ち際まで歩いて、足だけ海につけることにした。海の家のすぐ前が砂浜だから、サンダル脱いで、ズボンの裾まくって、ちゃぷちゃぷやる程度。
これくらいが一番いいんですよ。足だけ。ぬるくて気持ちいい


わかる。全身入る気は起きないけど、足だけはやりたい。笑
これが正しい海の楽しみ方です(笑)

波が来て、ちょっと深いとこまで来た一発で、シオンが「うわ、冷たっ」って飛び跳ねて、勝手に砂浜のほうに逃げてた。さっきまで「ぬるくて気持ちいい」とか言ってたのに。笑 その慌てっぷりがなんか可愛くて、俺も笑った。

ぬるいんじゃなかったの。笑
今のは大きいやつ来たから(笑)想定外です

濡れた砂の上を歩きながら、しばらく二人で海を眺めてた。真っ昼間の海って、キラキラして眩しくて、開けてて、なんか余計な話をしなくても間が持つ。シオンはサンダルぶら下げて、裸足で砂をぺたぺた歩きながら、遠くの水平線のほう見てた。横顔が日に焼けてて、海に似合ってた。
この、波打ち際で足だけつけて並んで歩く時間が、今日いちばん良かったかもしれない。カウンターでだらだら喋って、ちょっと外に出て足だけ海につける。誰も急いでなくて、暑くて、眩しくて、夏だなーって思った。
その後と、海の家の正直なとこ
砂浜から海の家に戻って、足ぬぐって、もう一杯だけ飲んだ。シオンはこのあと友達と合流するって言ってて、俺も夕方には帰るつもりだったから、ちょうどここで切り上げるくらいがいい流れだった。
連絡先は、流れで自然に交換した。別れ際に「また海でだらだらしましょ」って、シオンのほうから軽く言ってきて、それで交換した感じ。
今日めっちゃだらだらしましたね(笑)海来たのに足しか濡れてない


最高の海の過ごし方だったわ。泳いでないけど満足
また何もしない海、やりましょ(笑)

無理に長居させず、最初に焼きそばで隣になってから二時間くらい、ずっとカウンターと波打ち際でだらだらしただけだった。それで十分よかった。シオンは友達のほうに歩いていって、俺は逆方向の駅に向かった。
その後シオンとは、ゆるく連絡が続いてる。次の日に「昨日は足だけ海満喫しました(笑)」って向こうから来て、相変わらず気楽なノリだった。返信のペースもこっちと近くて、急かしあわない感じでやり取りしてる。会ったあとの連絡の追い方そのものは別記事にまとめてある。
正直、今日みたいに一人でふらっと来てカウンターで隣になって、しかも話が合う子に当たる、なんてのは年に何回もない。
だから普段は、シオンみたいに気楽に喋れる子と、もっと地味にアプリで会ってる。前にアプリで会った子だと、タップルで年下の大学生と会った話も書いた。ああいうのは、別に夏じゃなくても、いつでも会いに行けるのが強いんだよな。アプリのちゃんとした比較は、紹介できる準備ができたらアプリのランキング記事のほうにまとめてある。
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夏の海まわりの出会いって、海の家のカウンターだけじゃなくて、いろいろある。グループでわいわいやる海でのBBQ企画の話とか、夜の映え重視で行ったナイトプールの話も書いた。同じ夏の水辺でも、昼の一人カウンターと、グループのBBQと、夜のプールじゃ、距離の縮み方が全然違うから、夏の遊びの参考にしてくれたら嬉しい。
サンダルつっかけて、一人で昼ビール飲みに行っただけの日が、隣の子と焼きそばで盛り上がって、足だけ海につけて、連絡先交換して帰ってきた。海には結局ほとんど入ってない。けど、眩しい昼の海を見ながらだらだら喋った二時間は、今年の夏でいちばん夏っぽい時間だった気がする。帰りの電車で、足の裏にまだ砂が残ってるのに気づいて、ちょっと笑った。
この流れの次に読む記事。
読み終わったあとに動きやすいように、連絡、街での流し方、次の場づくりに近い記事を置いています。


