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【広島ナンパスポット10選】流川と川辺の夜の歩き方|どの島で飲むか

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STREET REPORT / 広島

広島ナンパスポット10選流川と川辺の夜の歩き方|どの島で飲むか

広島で俺が歩いたスポット10選を早見表にした。広島の繁華街は六本の川で島ごとに区切られてる。流川・薬研堀という中四国最大の歓楽街を中心に、京橋川・元安川の川辺と橋のたもとが夜の風景になる街。どの島で飲むかで夜が決まる広島で、川と橋を軸に流川の歩き方から締めの一杯までを案内する広島専用ナンパガイド。流川のag広島は対象年齢の幅が他店と違う。公式条件と60分・90分の試算も。

広島ナンパスポット10選 広島 読了 14分
01 STREET声をかける 02 WALK広島で流す 03 DRINK店で温度を上げる 04 CLOSE次へ運ぶ
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TYPEガイド PLACE広島
現場
HOOK現場感を
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広島の街を地図で上から見ると、川が街を細切れにしてるのがすぐ分かる。太田川が河口の手前で六本に枝分かれして、その川と川のあいだに細長い島がいくつも並んでる。広島はそういう三角州(デルタ)の上に乗っかった街で、隣のエリアへ行くにはどこかの橋を渡らないといけない。

これがナンパの動き方に効いてくる。広島の夜は、エリアじゃなくて「島」で空気が分かれてる。同じ中心部でも、川を一本またいだだけで人の種類も飲み方もガラッと変わる。だから広島で最初に決めるのは「どこの店に入るか」じゃない。今夜どの島で飲むか。それさえ決めれば、橋を渡るたびに景色が切り替わるこの街の構造が、そのまま味方になる。この記事は川と橋を軸に、流川・薬研堀という本丸の歩き方から、川辺の締めの一杯までを順番に書いていく。

先に断っておくと、嫌がられたら引く・泥酔してる子に声をかけない・待ち伏せやしつこい粘りはしない、はこの街でも当然そのまま守る。そのうえで広島は、川風と橋という小道具がやたら効く街なので、そこを楽しむつもりで書いていく。

Scene 01

広島ナンパスポット10選|島ごとの俺の入り方

川と橋の話に入る前に、広島で俺が立ってきた場所を一枚にしとく。声をかけたのは薬研堀の路地と川辺と本通りの一回だけで、あとは歩いた場所と移動に使った場所。そこは「一言」の列で正直に分けてある。時間帯は数字を付けずに、そこに居た時間の体感で書いた。

スポット 動く時間帯(俺の体感) 人の流れ 俺の入り方 一言
流川通り(メインストリート) 22時以降 タクシーと客引きが行き交う動線。人は速い 歩かない。路地に入る前に一周だけ ここは通り道。声はかけてない
薬研堀へ抜ける縦の路地 22時〜深夜 小さい店がびっしり。灯りがオレンジに変わる カウンターで隣になる・立ち飲みで肩を並べる 出動レポの夜の本体。店内戦だけ
本通りのアーケード 夕方〜19時 買い物帰りの人が多く、夜は薄い 歩いて街の温度を測るだけ 止まってる子に一言かけたのは一回
八丁堀・紙屋町の交差点 18〜20時 オフィス街の退勤の流れ 声はかけない。流川へ向かう途中の下見 広島の平日は、ここで人の量を読む
京橋川の川辺のテラス 23時以降 流川で飲んだ人が頭を冷やしに出てくる 店を出た相手に「川辺で締めの一杯どう?」 橋を渡る一言が、次の約束に変わった夜がある
元安川・平和記念公園側 昼 観光と散歩の人。夜は静か 昼に話題を仕込むだけ。夜は声をかけない 遊びの空気じゃない側の川
広島駅・エキニシ(駅西の高架下) 19〜22時 小さい立ち飲みが密集。距離が近い 隣の空いた立ち飲みで注文の話から 流川へ渡る前の一杯目に使ってる
マツダスタジアムまわり(試合の日) 試合終了後 赤いユニフォームの人波が流川へ流れる 人波に混ざって歩く。話題はカープ 勝った夜は街ごと緩む。俺は財布でなく話題にする
路面電車の電停 移動 駅と流川をつなぐ15分 声はかけない。移動の口実に使う 川を渡る移動そのものが動線
流川と川辺をつなぐ橋のたもと 深夜 店を出た二人連れと、一人で帰る人が混ざる 一緒に橋を渡るところまでで止める 乗ってこなければ橋の手前で解散

表の中で俺が一番使ってるのは、薬研堀の縦の路地と、京橋川の川辺の二つだけだ。路地で隣になって、店を出て橋を渡って川辺で頭を冷やす。店内で隣になる入り方は、カープの勝ち試合の夜に流川で振り回された回の夜と同じだ。上の表を下の「どの島で飲むか」の表と重ねると、広島の一晩が橋一本ずつでつながる。

Scene 02

流川の「ag広島」は年齢の欄で客層を切ってる|堀川町・センタービル5階の相席ラウンジ

ag広島の店舗ページを開いて、最初に読んだのは料金じゃなくて年齢の欄だった。男性18歳〜35歳程度、女性18歳〜32歳程度、高校在学中は不可。流川の縦の路地に並んでる店は、間口の狭い居酒屋もカウンターだけのバーも、年齢で客を分けたりしない。隣に座るのが誰かは暖簾をくぐるまで分からないし、それがあの路地の面白いところでもある。ag広島は入る手前の一行で客層を切ってる。住所は堀川町4-11、ヒロシマセンタービル(旧広島アサヒビール館)の5階。流川通りを一周したときに前は通ってるはずなんだけど、看板を見た記憶がない。

あの夜の俺は、路地で隣になった子と川辺まで出て、最後は「また今度ね」で橋の手前で解散してる。一人に戻ったのが深夜で、流川に引き返す気力もなくてそのまま宿に帰った。ag広島は18時から06時までやってて、男1名でもシングルチャージの1,100円が加算されれば入れる。解散したあとの時間にまだ開いてる箱がある、というのが今回調べていちばん引っかかった部分だった。条件はこう。

項目 ag広島の公式ページに書いてあること(2026年9月11日)
場所 広島県広島市中区堀川町4-11 ヒロシマセンタービル(旧広島アサヒビール館)5階
営業時間 18時〜06時(平日・週末とも)
男性1名の扱い シングルチャージ1,100円が加算されれば1名で入れる
相席中の10分単価(平日) 開店〜20時 500円/20〜22時 600円/22〜24時 660円/24時〜 770円
相席中の10分単価(週末) 開店〜20時 600円/20〜22時 700円/22〜24時 770円/24時〜 880円
相席していない時間の10分単価 平日220円/週末220円
チャージ 550円。公式アプリでチェックインすると無料
女性 食べ放題・飲み放題がいつでも0円(一部有料の商品あり)
対象年齢の目安 男性18〜35歳程度/女性18〜32歳程度(高校在学中は不可)
週末料金になる日 金土・祝日前。年末年始・GW・お盆などの期間も週末料金
場合(相席が続いた前提) 計算
平日・一人・21時から60分 600円×6+1,100円=4,700円
平日・一人・21時から90分 600円×6+660円×3+1,100円=6,680円
週末・一人・21時から60分 700円×6+1,100円=5,300円
週末・一人・21時から90分 700円×6+770円×3+1,100円=7,610円
平日・一人・19時から60分(20時ちょうどまで) 500円×6+1,100円=4,100円。開店〜20時の帯から始められる
平日・一人・90分いて一度も席が回らなかった場合 220円×9+1,100円=3,080円。相席していない時間は単独の単価で数える

次に広島へ行くなら、俺は路地に入る前の一杯目のほうに充てると思う。平日は21時から60分で4,700円、19時に入れば同じ60分が4,100円で収まる。開店〜20時の単価が一段安いんで、早めに入って60分で切る。90分まで伸ばすと6,680円で、22時をまたいだぶんの単価も上に乗る。週末は21時から60分で5,300円、90分なら7,610円。俺は90分までは引っ張らない。60分で出て、薬研堀の縦の路地に歩いて戻るほうが自分の夜の組み方に合う。相席が付いてない時間は10分220円まで下がるけど、平日に一人で90分ずっと相席なしだと3,080円。その金額を払って席が来ないままの夜を想像すると、やっぱり60分で切るほうを選ぶ。

対象年齢の目安が店ごとに違うって話は、系列16店舗の一人条件をまとめて調べた回に書いてある。仙台のほうは曜日で一人の可否ごと変わるんで、週末に一人で着いた夜の代案まで含めて別に置いた。流川に入る前の一杯を、ここに置く。それだけ決めて、次の広島に行く。

Scene 03

六本の川が街を切る|どの島で飲むか早見表

六本の川が街を切る|どの島で飲むか早見表の要点を表す画像
六本の川が街を切る|どの島で飲むか早見表

まず街の地図感を頭に入れる。広島の中心部は、紙屋町・八丁堀のオフィス街から、本通りのアーケード、そして川を一本またいだ先に夜の本丸・流川という並びになってる。川を境にして島が分かれてるので、島ごとの性格を表にするとこうなる。

島/エリア 夜の性格 向いてる動き
流川・薬研堀 中四国最大の歓楽街。飲み屋とクラブが密集、夜の本丸 店内戦が中心。22時以降が濃い
本通り・八丁堀 アーケードの買い物エリア。夕方は人が多いが夜は薄い 夕方の歩きで温度を測る場所
京橋川の川辺 流川の東側を流れる川。オープンカフェが並ぶ水辺 締めの一杯・移動の口実に
元安川・平和大通り側 原爆ドーム・平和記念公園を抱える静かな川辺 昼の観光で話題を仕入れる場所
広島駅・エキニシ 駅の西高架下に小さい店がひしめく新しい飲み屋街 立ち飲みの距離の近さで勝負

ポイントは、この島たちが川で区切られてるおかげで、移動そのものが会話のきっかけになること。「川向こうの店に移ろうか」「あの橋渡った先に締めの店があるんだけど」――この一言が、東京の歓楽街みたいに通りを曲がるだけの移動より、ずっと自然に「次行こう」を成立させてくれる。全国のナンパスポットまとめで広島を「街の構造そのものが動線になる珍しい街」と書いたのは、この橋の効きのこと。

コウ
コウ

島で分かれてるって、なんか沖縄みたいっすね。でも橋渡るだけでそんな変わるもんすか?

アキ
アキ

変わる。本通りで買い物してる人と、川向こうの流川で飲んでる人、ほぼ別の街にいる感覚だから。橋を一本渡るっていう行為が、こっちが思ってるより区切りとして効いてるんだよな。

Scene 04

流川・薬研堀|中四国最大の歓楽街は「縦の路地」で読む

流川・薬研堀|中四国最大の歓楽街は「縦の路地」で読むの要点を表す画像
流川・薬研堀|中四国最大の歓楽街は「縦の路地」で読む

夜の本丸は流川。京橋川の西側、本通りから川とは反対の南へ下りた一帯で、流川通りと薬研堀通りを軸に、飲み屋・スナック・クラブが密集してる。中四国でいちばん大きい歓楽街と言われてて、夜の人の濃さは中国地方ではここが断トツ。

歩いてみて最初に掴んでおきたいのは、流川は表通りより縦の路地に本体があるということ。流川通りという大きい通りはタクシーと客引きが行き交うメインストリートで、ここはあくまで動線。実際に地元の人が飲んでるのは、そこから薬研堀へ抜ける細い縦の路地にびっしり並んだ小さい店のほう。間口の狭い居酒屋、カウンターだけのバー、二階三階の雑居ビルの店。路地が狭いぶん人と人の距離が近くて、肩がぶつかる、列で隣り合う、その距離の近さがそのまま会話のきっかけになる。

動き方としては、流川は完全に店内戦だと思っておく。路上で歩いてる人を止めるより、カウンターで隣になる・立ち飲みで肩を並べる流れのほうが圧倒的に自然。広島の人は地元の飲みが中心で、観光客ずれしてないぶん、店の中で隣り合えば普通に喋ってくれる空気がある。逆に路上で声を張るのは、この街の温度に合ってない。客引きも立ってる通りなので、ついて行かないのは当然として、客引きと長く立ち話してる姿自体が地元から浮くことも覚えておくといい。

アキ
アキ

薬研堀の路地に入ると、急に灯りがオレンジになって店が小さくなる。あそこから先が本体だなって、歩いてると体で分かる。

コウ
コウ

路地に入る勇気が出ないんすよね、知らない街だと。

アキ
アキ

最初の一周は入らなくていい。まず大通りを歩いて、どの路地が混んでてどこが静かか見るだけ。温度が分かってから入る。

実際に流川で一晩どう動いて、どんな夜になったかは、カープの勝ち試合の流川で姉御肌の美容師に振り回された広島・流川の出動レポに丸ごと書いてある。あの夜やった「店内で隣り合う」「イジられ役に回って場を緩める」は、そのまま流川の店内戦の動き方そのものなので、このガイドとセットで読んでもらうのが手っ取り早い。

Scene 05

カープが勝った夜は街ごと緩む|広島だけの「赤いスイッチ」

カープが勝った夜は街ごと緩む|広島だけの「赤いスイッチ」の要点を表す画像
カープが勝った夜は街ごと緩む|広島だけの「赤いスイッチ」

広島を語るのにこれを外すわけにはいかない。マツダスタジアムのカープのナイターがある日、流川の空気はまるで別物になる。試合がはねた赤いユニフォームの大群が、球場から路面電車に乗って街へぞろぞろ流れ込んでくる。そして勝った日は、街全体がほろ酔いみたいなテンションに切り替わる。

これは広島特有の現象で、他のどの街にもない。カープの勝ち負けが、その日の街の機嫌に直結してる。勝った日の流川は人がとにかく緩んでる。知らない同士でハイタッチしてるレベルで、警戒の壁が低い。逆に負けた日は街全体が沈むので、遠征のタイミングを選べるなら、行く前にその日の試合があるか、ホーム戦か、くらいはチェックしておく価値がある。

赤いユニの人波は、それ自体が共通の話題になる。同じ赤を着てる人同士なら「今日勝ちましたね」が普通に通るし、こっちが観光でスタジアム帰りなら「初めて生で観たんですけど」が一往復作れる。広島では、カープは財布じゃなくて話題に変える。これがいちばんおいしい使い方。

コウ
コウ

野球の勝ち負けで街の機嫌が変わるって、ちょっと信じられないんすけど。

アキ
アキ

行けば分かる。勝った日の流川の緩み方は、他の街で見たことないやつだから。あれは広島だけの赤いスイッチだと思ってる。

ひとつ注意しておくと、勝ち試合で街が緩んでる=相手も酔ってテンションが上がってる、ということでもある。盛り上がってるノリのまま深酒してる子に絡むんじゃなく、あくまで街全体の機嫌がいい日の入りやすさを使うだけ。相手の様子は普段以上にちゃんと見る。

Scene 06

京橋川の川辺で締める|橋を渡る一言が「次」を作る

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京橋川の川辺で締める|橋を渡る一言が「次」を作る

流川で飲んだあと、広島ならではの締め方ができる。流川のすぐ東を流れてるのが京橋川で、この川沿いには「水の都ひろしま」の取り組みで整備されたオープンカフェやテラスの店が並んでる。川面に灯りが落ちて、水際に席があって、夜風が抜ける。飲んだ後の火照った頭には、この川風がちょうどいい。

ここで効くのが、橋を渡るという行為。流川の店を出て「川辺で締めの一杯どう?」と誘うと、ただ次の店に移るより自然に「次」が成立する。川という景色の切り替えが、解散の流れを「もう少し」に変えてくれる。橋のたもとで川を眺めながらの一言は、店の中の喧騒で言うより、ずっと素直に届く。

アキ
アキ

川辺、風気持ちいいね。流川ずっと飲んでると、ここに出てくると一回頭冷える。

広島の子

じゃろ? 地元の人もこっち来るんよ、最後。…まあ、もう一杯だけなら付き合うたるわ

広島の子

注意は、川辺は開放的なぶん声が通ること。深夜は近くに住んでる人もいるので、テラスでテンションを上げすぎない。それと、川沿いは段差や水際があるので、酔った相手と歩くときは普通に足元を気にかける。締めの一杯は、あくまで頭を冷やす時間。そのトーンで使うのがちょうどいい。

元安川のほう――原爆ドームや平和記念公園のある川辺は、夜は静かで遊びの空気じゃない。あそこは昼に観光として歩いて、「昼間、平和公園のほう歩いてきたんですけど」と夜の会話の弾を仕入れる場所。広島は重い歴史を抱えた街でもあるので、その川辺をナンパの舞台にはしない。線引きはちゃんとする。

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Scene 07

広島の子は「人懐っこさ」が地金|地元愛を本気で受け止めると開く

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広島の子は「人懐っこさ」が地金|地元愛を本気で受け止めると開く

街の話ばかりしてきたので、肝心の広島の子の手触りを書いておく。あくまで俺が会ってきた範囲の印象だけど、広島の子は人懐っこさが地金になってる。観光客ずれしてないぶん、初対面でも距離の詰め方が早くて、こっちが余所者でも変に構えない。サバサバしてるけど面倒見がいい、というタイプにもよく当たる。

そして、地元への愛がとにかく濃い。カープのこと、広島風お好み焼きのこと、瀬戸内の景色のこと。ここを本気で「いいね」と受け止められるかどうかで、開き方が全然変わる。広島風お好み焼きを大阪のと比べてバカにするとか、カープを軽く扱うとか、それをやった瞬間に一気に冷める。逆に、本心で「うまい」「いい街だ」と言える余所者は、それだけで好かれる。

広島の子

東京の人って、広島のお好み焼きすぐ大阪と一緒にするけぇ嫌なんよ(笑)別もんじゃけぇね

広島の子
アキ
アキ

いや、さっき食べて分かったわ。層になってるやつ、東京じゃ食えないなって普通に思った。

広島の子

…分かっとるじゃん(笑)ええよ、合格

広島の子

広島弁の「〜じゃけぇ」「〜なんよ」は、聞いてるだけで柔らかくて可愛い方言だと思う。でも、それを「方言かわいいね」とわざとらしく褒めるのは逆効果。地元の子からすると、方言を珍しがられるのは余所者扱いされてるのと同じ。方言には触れず、話の中身にちゃんと反応するほうが、ずっと懐に入れる。

Scene 08

遠征者は「島の外」から仕込む|橋を渡る前の準備

遠征者は「島の外」から仕込む|橋を渡る前の準備の要点を表す画像
遠征者は「島の外」から仕込む|橋を渡る前の準備

ここまで読んで分かるとおり、広島は島が川で区切られてるぶん、到着してからゼロで探すと、橋を渡って島を行き来してるうちに一晩が終わる。流川を流して、川辺に出て、エキニシまで足を伸ばして……だけで時間切れになりやすい。だから遠征で広島に行くなら、島に渡る前――出発前の準備が打率を決める。

いちばん効率がいいのは、正直に言うと現地の路上じゃなくてマッチングアプリの仕込み。流川の店内戦は隣り合えれば強いけど、隣り合えるかどうかは運の要素が大きい。アプリなら「広島在住」で絞って、行く日を匂わせておけば、初日の夜に一人くらいは会える状態を先に作れる。しかも、地元の子と先につながっておくと「流川で地元の人が行くのってどの路地?」「締めにいい川辺の店ある?」を出発前に聞ける。これは島の歩き方の答え合わせを先にやってるようなもので、現地での迷子の時間がまるごと消える。

街での出会いはナマモノで運に左右されるけど、アプリの仕込みは確実な保険になる。橋を渡る前に、つながりだけ作っておく。それだけで初日の景色が変わる。具体的にどのアプリが地方で強いかは、ちゃんと比較できる準備ができたら別でまとめる。

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広島泊にはもう一個利点があって、瀬戸内・中国地方周遊の拠点になる。新幹線で博多へは1時間ちょっと、岡山も30分台。1泊目は広島の川と橋の夜を流川でじっくり、2泊目は屋台と川の街・福岡のナンパスポットへ移す、なんてハシゴが普通に組める。会話のテンポがまた違う名古屋のナンパスポットを東側に足して、新幹線の一本道でいくつかの街を比べて回るのが、遠征の一番贅沢な使い方だと思う。

Scene 09

路面電車と川がある街のマナー|引き際の合図も書いておく

路面電車と川がある街のマナー|引き際の合図も書いておくの要点を表す画像
路面電車と川がある街のマナー|引き際の合図も書いておく

最後に、広島で守るべき線引きを書いておく。基本は全国共通だけど、川と路面電車のある街ならではの注意が少しある。

  • 川辺・橋の上で立ち止まって溜まらない。水際は思ったより人が通る。深夜のテラスで声を上げない
  • 路面電車(広電)の中ではおとなしくする。広電は地元の生活の足で、夜遅くまで地元の人が乗ってる。車内でナンパのテンションを持ち込まない
  • 平和記念公園・原爆ドーム周辺を遊びの舞台にしない。あの川辺は街の歴史そのもの。昼の話題にはしても、夜の狩り場にはしない
  • 客引きと長く話さない・ついて行かない。流川は客引きが立つ通り。トラブルの元を避ける

条例の話もしておくと、広島市にも客引き行為を規制する条例があって、流川・薬研堀のあたりは対象に入ってる。中身も運用も変わっていくものなので断定はしないけど、注意されたら理屈をこねずに従う。そこまで含めて遠征の準備だと思っておく。

引き際の合図についても一言。泥酔してる子に声をかけない、待ち伏せしない、断られて粘らない。ここは全国どこでも同じ。広島の子は人懐っこくて柔らかいぶん、はっきり「無理」と言わず「考えとくわ」「また今度ね」でやんわり流すことも多い。そういう遠回しのNOを真に受けずに、こっちから綺麗に引く。会った後のLINEの追い方も含めて、距離を詰めすぎないコツは会った後のLINE攻略まとめにまとめてあるので、そっちも見ておいてほしい。サインが読めない夜は深追いせず、川辺で締めの一杯飲んで帰る。それも込みで広島の夜だと思ってる。深追いしないのは、街に限った話でもない。9月に入ってMGSの月額を、期限日の前日まで粘らずに観終わった日に抜けた回を書いたら、粘る発想を捨てた途端に締切の綱渡りが消えて、川辺で一杯やって帰る夜と同じ手触りだった。

Scene 10

FAQ|広島ナンパの出発前によくある質問5つ

FAQ|広島ナンパの出発前によくある質問3つの要点を表す画像
FAQ|広島ナンパの出発前によくある質問3つ

Q1. カープの試合がない日に行ってもいい?

全然いい。試合のある日は街が緩んで入りやすいけど、ない日でも流川は中四国最大の歓楽街として普通に機能してる。むしろ試合のない平日のほうが、地元の落ち着いた飲みが中心になって、店内でじっくり喋る流れは作りやすい。勝ち試合の高揚に頼らないぶん、会話の地力が要るとも言える。試合の有無はタイミングの話で、行く価値はどっちの日にもある。

Q2. 広島駅とエキニシだけで完結させるのはダメ?

ダメじゃないけど、もったいない。エキニシ(駅の西高架下の飲み屋街)は立ち飲みの距離の近さが魅力で、ここだけでも夜は成立する。ただ、流川という本丸が路面電車で15分の距離にあるのに使わないのは惜しい。理想は、駅周りで軽く一杯付けて温まってから、路面電車で川を渡って流川へ移る流れ。橋を渡る移動そのものが動線になるのが広島なので、島を一つに絞らないほうが街を使い切れる。

Q3. 流川は初心者にはハードル高い?

路上で声をかけるのが苦手な人にはむしろ向いてる。流川は店内戦が中心だから、カウンターで隣になる・立ち飲みで肩を並べるという、路上で止めるより自然な入り方が成立する街。広島の子は観光客ずれしてなくて人懐っこいので、店の中で隣り合えれば、構えずに喋ってくれることが多い。最初の一周は路地に入らず大通りを歩いて温度を測る、それから混んでる路地の店に入る。この順番を守れば、知らない街でも怖くない。

Q4. 雨の日は、どの島で飲む?

川辺は無理なんで、その日は薬研堀の路地の店内か、エキニシの高架下に絞る。雨の流川通りは客引きとタクシーだけになって、路上に人が止まらない。俺は雨の日は橋を渡らずに、路地の一軒で長く座ってる。

Q5. 流川のag広島は、男一人でも入れる?いくらかかる?

入れる。男1名はシングルチャージの1,100円が加算されれば1名で入れて、平日21時から60分なら4,700円、週末の同じ時間なら5,300円。チャージの550円は公式アプリのチェックインで無料になる。ただし対象年齢の目安が男性18歳〜35歳程度・女性18歳〜32歳程度(高校在学中は不可)なんで、流川の他の店と同じ感覚で行くと入口で外れることがある。あと相席が付いてない時間は10分220円まで下がる。ちなみに俺は、流川を一周してて看板を見た記憶が無いくらいなんで、中のことは次に行ってからだわ。

次の広島は、流川で振り回された夜に教わった薬研堀の二軒目の暖簾からになる。カープの試合日程は、まだ見ていない。橋を渡る一言だけは、川辺で頭を冷やしたあの夜のまま手元に残ってる。

NEXT ROUTE

広島の次の動きまで見る。

声をかけた後、どの街でどう流すか。場所選びと飲みの入口に近い記事を並べています。

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