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【茅ヶ崎ナンパ】サザンの地元の海街で声かけ→24歳ユナと駅前へ

【茅ヶ崎ナンパ】サザンの地元の海街で声かけ→24歳ユナと駅前へ
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STREET REPORT / 東京

サザンの地元の海街で声かけ→24歳ユナと駅前へ

夜の茅ヶ崎に出てきた話。サザンの地元として知られるここは、都心に出ない地元の人だけで完結してる緩い海の街だった。駅前のラスカ裏で当たったのが24歳のユナ。茅ヶ崎のカフェで働く生粋の湘南っ子を、餃子の店からいい雰囲気までの一晩、滑った組も正直に書いたアキの茅ヶ崎出動レポです。

茅ヶ崎ナンパ東京読了 11分
01 STREET声をかける02 WALK東京で流す03 DRINK店で温度を上げる04 CLOSE次へ運ぶ
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TYPEユナ 24歳
地元のカフェ店員(茅ヶ崎在住)
PLACE東京
現場レポ
HOOK声かけから
次の店へ

今回は茅ヶ崎まで出てきた話。この前藤沢でやってみて湘南の感じが面白かったんで、もう一個西、茅ヶ崎の駅に降りてみた。藤沢は東京に通勤する人と海帰りが同じ駅で混ざる「玄関口」だったけど、茅ヶ崎はそれともまた違う、って噂を聞いてたから確かめたかった。サザンの地元、ってだけでなんとなく気になるしな。

先に書くと、茅ヶ崎は藤沢みたいな「混ざる」街じゃなかった。降りた瞬間に分かるくらい、東京の匂いがしない。ここで飲んでる子は基本ほぼ地元で、東京に出ずに茅ヶ崎で完結して生きてる、っていう緩さがあった。で、駅前で当たったのが24歳のユナ。地元のカフェで働いてる、サーフィンが生活に溶けてるタイプの子だった。最初に北口で一回スルーされて、海岸の方まで歩いて無駄足踏んだ組のことも、ちゃんと書いていく。

Scene 01

夕方の茅ヶ崎に到着。東京の匂いがしない駅だった

FIELD MEMO

茅ヶ崎ナンパの入口、東京での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

茅ヶ崎の駅前に降りて、まず思ったのが「のんびりしてんな」だった。藤沢みたいなでかいターミナルじゃなくて、改札を出てもスーツの帰宅ラッシュがどっと押し寄せる感じがない。ラスカっていう駅ビルがあって、その前のロータリーをサンダルの兄ちゃんが自転車押してのんびり歩いてる。誰も急いでない。これが第一印象。

藤沢が「都心に出る人と海の人の交差点」だとしたら、茅ヶ崎は「そもそも都心に出ない人の街」って感じがした。駅前に貼ってあるポスターもサザン関連だらけで、地元が地元のこと好きすぎるだろ、ってちょっと笑った。ここで声かけるなら、東京のノリで「今から飲みに行こうよ」みたいなスピード感は逆効果だな、っていうのを最初の五分で察した。

茅ヶ崎駅前で作戦を立てるアキ

で、まず駅周りをぐるっと一周してエリアの当たりをつけた。茅ヶ崎は藤沢以上に「とりあえず歩けば人がいる」街じゃない。人の絶対数が少ないから、いるとこにいないと一晩誰とも喋らず終わる。逆に言うと、地元の子が寄る場所さえ読めれば話は早い。

アキ
アキ

人、少なっ。渋谷の十分の一もいないわこれ。笑

コウ
コウ

え、アキさんでも数で焦るんすか。意外。

アキ
アキ

焦るっていうか、母数ないとこで数撃つ作戦は通用せんのよ。ここは一人ずつちゃんと喋るしかない。

Scene 02

駅前・海岸通り・北口、茅ヶ崎のゾーン差を読む

最初に海のほうへ歩いてみた。サザンビーチまでは駅から十五分くらい。これがまあ、夜は人がいない。昼は賑わうんだろうけど、日が落ちると海岸通りはサーファーがちらほら帰っていくだけで、声かけ向きの賑わいはゼロに近かった。雰囲気は最高なんだけど、ナンパの場としては夜は機能しない。これは正直に書いとく。

で、踵を返して駅前に戻る道で一回声かけた。スーパーの袋ぶら下げた、いかにも地元って感じの二十代の子。「すいません、この辺で美味い店ありますか」って軽く入ったら、「あー、駅のほうですかね」って一瞬足は止まったけど、そのまま会釈してスッと帰っていった。塩ってわけじゃないけど、これは生活してる人で、飲みに出てる人じゃなかった。茅ヶ崎の難しさはここで、生活動線と飲み動線が分かれてる。

無駄足踏んでようやく分かったのが、茅ヶ崎で夜やるなら駅前のラスカ裏、飲み屋が固まってる一角だけだ、ってこと。エリアの違いを表にしとく。

ゾーン茅ヶ崎ストナン的な使いどころ
駅前・ラスカ裏の飲み屋一角小さい居酒屋・餃子の店・立ち飲みが密集する、地元が「今日もここ」で寄る本命ゾーン。一人飲みや二人組の地元の子に当たりやすい。茅ヶ崎で夜やるならほぼここ一択
北口(住宅・スーパー寄り)生活動線で、帰宅・買い物の人が大半。足を止めてもらいにくく当たりは薄い。飲みに出てる子と生活してる子が混ざりにくいのが茅ヶ崎の特徴
海岸通り・サザンビーチ方面昼は賑わうが夜は無人に近い。雰囲気は抜群でデートの移動先には最高だけど、声かけの母数はゼロに近い。夜の出動先としては期待しない
コウ
コウ

海のほう、雰囲気いいのにもったいないっすね。

アキ
アキ

そう、雰囲気はいいんよ。だから声かける場所じゃなくて、当たったあとに連れてく場所として取っとくのが正解。

Scene 03

餃子の店の前で当たった24歳・ユナ

駅前のラスカ裏に戻って、一本入った路地が当たりだった。小さい餃子の店と立ち飲みが並んでて、地元っぽい人がちらほら出入りしてる。ここなら飲みに来てる子がいる。歩いてたら、餃子の店の前で持ち帰りらしき袋を待って立ってる女の子がいた。サンダルにゆるいニット、髪は無造作、いかにも肩の力抜けてる感じ。これは茅ヶ崎の子だ、って直感した。

「それ、ここの餃子っすか。美味いって聞いて来たんすけど、まだ入ったことなくて」って、店をダシに軽く入った。東京のテンションで一気に詰めない、っていうのは駅前で決めてたんで、半歩引いた感じで。そしたら、

ユナ

あー、ここの餃子めっちゃ美味しいですよ。持ち帰りいつも頼んじゃう(笑)

ユナ
アキ
アキ

まじっすか。地元の人っぽい。当たりの店、勝手に教えてもらっていいすか。笑

ユナ

地元です地元、茅ヶ崎しか知らないんで(笑)

ユナ

この「茅ヶ崎しか知らない」が、もう全部だった。東京に出ないで、ここで生まれてここで働いてここで飲む子。名前はユナ、24歳、近くのカフェで働いてるって。サーフィンは小学校からやってて、休みの日は朝に海行って昼まで波乗って、午後はだらける、って言ってた。生活に海が溶けてる。

餃子待ちのあいだ、ちょっとだけ立ち話の流れになった。俺が東京から来たって言ったら、ちょっと目を丸くしてた。

ユナ

え、わざわざ東京から茅ヶ崎来たんですか。なんもないのに(笑)

ユナ
アキ
アキ

いや、なんもないのがいいんよ。ずっと急いでる街にいると、こういうのんびりした感じ羨ましいわ。

ユナ

それはちょっと分かる(笑)東京疲れそう。

ユナ
アキ
アキ

疲れる疲れる。だから一杯付き合ってよ、地元の美味い店で。餃子の口になったし。

ユナ

えー(笑)まあ…一杯だけなら。私もまだ帰る気分じゃないし。

ユナ

押した感じはなかった。茅ヶ崎の子のテンポはこのくらいで、ガツガツ来られると引くけど、こっちが急いでないと普通に乗ってくる。ユナが「じゃあ私の知ってる店行きます?」って自分から言い出したのがでかかった。地元の子に地元を案内してもらう、っていう一番強い流れに勝手になった。

Scene 04

地元の子に案内されて飲む茅ヶ崎の夜

ユナが連れてってくれたのは、駅前の細い階段を上がった二階の、カウンター中心の小さい店だった。観光客は絶対に見つけられない、地元じゃないと入らないやつ。「ここマスターがサーファーで、波の話しかしないんですよ」ってユナが笑いながら言ってた。実際入ったらマスターに「ユナちゃん今日波どうだった」って聞かれてて、ああ完全に地元の店だ、ってなった。

カウンターでビール頼んで、しらすの何かと、地のつまみを適当に。会話は終始ゆるかった。東京だと女の子が「で、結局なに目的なの」って探ってくる空気があるけど、ユナにはそれがなかった。たぶん茅ヶ崎の時間の流れがそうさせてる。波の話、地元の高校の話、東京の満員電車が信じられないって話。

ユナ

ほんとに毎朝あんな電車乗ってるんですか。私、無理かも(笑)

ユナ
アキ
アキ

慣れよ慣れ。でも今ここでビール飲んでると、茅ヶ崎で生きてる人が勝ち組に見えてくるわ。

ユナ

でしょ(笑)みんなそう言って結局帰っちゃうけど。

ユナ

このひと言で、ユナが「東京の人が一回来て楽しがって帰る」のを何回も見てきてるんだな、ってのが分かった。ちょっと寂しそうにも聞こえた。だから俺は「帰る前提で来てない」って軽く返して、波乗り見に来ていいかって聞いた。そしたら少し表情がほどけた。

二杯目に入ったあたりで、ユナのほうから肩がちょっと寄ってきてた。狭いカウンターだから自然っちゃ自然なんだけど、こういう距離の詰まり方は本人の気分が出る。ここで焦って詰めると茅ヶ崎の子は引く、っていうのはもう分かってたから、こっちは話を続けながらゆっくり。

アキ
アキ

ユナ、さっきから笑いすぎ。俺そんな面白いこと言ってる?

ユナ

いや、なんか…普通に喋れるなって(笑)もっとグイグイ来る人かと思ってた。

ユナ
アキ
アキ

グイグイ来てほしかった?

ユナ

それは言わない(笑)

ユナ

この「言わない(笑)」が一番いい返しだった。茅ヶ崎の緩いテンポのまま、でも気分は乗ってる、っていうのがこの一言に全部入ってた。

Scene 05

店を変えて、海寄りのバーへ。いい雰囲気まで

カウンターが混んできたんで、店を変えることにした。さっき昼に無駄足踏んだ海岸通りの方に、一軒だけ夜やってる小さいバーがあるのをユナが知ってた。「夜の海、見える席あるんですよ」って。昼に「夜は無人」って書いた海岸通りが、ここで効いてくる。声かけの場所としては死んでても、当たったあとに連れていく場所としては最高、っていうのがこれ。

歩いて十分。並んで歩くと、ユナの歩くテンポがほんとにゆっくりで、こっちも自然に合わせてた。東京の女の子と歩くスピードが全然違う。バーは小さくて、窓の外が真っ暗な海。波の音だけ聞こえる席に座って、ハイボールを頼んだ。

ユナ

ここ、地元でもあんまり知られてないんですよ。なんか教えたくなっちゃった(笑)

ユナ
アキ
アキ

光栄だわ。茅ヶ崎で一番いい席、初日に来た東京の男が座っていいのか。笑

ユナ

今日だけ特別(笑)

ユナ

暗いバーで波の音聞いてると、会話が自然に途切れて、その沈黙が気まずくならなかった。ユナがふっと「なんか落ち着く」ってこぼして、肩がこっちに預けられてた。俺が顔見たら、目逸らして笑ってた。ここから先はいつも通り、細かくは書かない。茅ヶ崎の夜の緩さに最後まで乗っかった、いい雰囲気のまま、ちゃんといい関係になった、とだけ。

コウ
コウ

茅ヶ崎、母数なくても一人当たれば強いってことっすね。

アキ
アキ

そういうこと。まあ、ここで一気に詰めてたら多分引かれて終わってたわ。ユナのテンポに合わせたのが正解だっただけ。

ちなみに、ここまで読むと「茅ヶ崎ちょろいやん」って思うかもだけど、当たり外れはでかい。この日は当たったけど、人が少ないぶん、誰とも喋らず終わる夜も全然ある。立てなかった別の日は、結局アプリで「茅ヶ崎在住・サーフィン好き」って子に先に当たってたのに救われた。そのへんはまた別便で書く。

Scene 06

その後。ユナからのLINEと、茅ヶ崎で滑った日のこと

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別れ際にLINE交換して、翌日の昼にユナから「今日波いいよ、見に来る?(笑)」って写真付きで来た。海の写真に、ボードの先っちょだけ写ってるやつ。あの夜「波乗り見に来ていいか」って言ったの覚えててくれてた。律儀だなと思った。「行く行く、来週末で調整する」って返したら、おすすめの朝飯の店まで送ってきた。会ったその日からずっと茅ヶ崎を案内したがってる感じが、この子らしくて良かった。

正直に書くと、別の日に茅ヶ崎に行って完全に滑った夜もあった。平日で人が少なすぎて、駅前一周しても飲みに出てる子が二、三人で、声かけても全員生活モードで一瞬で会釈されて終わり。海岸通りは案の定無人。一時間で諦めて藤沢まで戻って飲んだ。茅ヶ崎はそういう街で、いる夜は濃いけど、いない夜は本当にいない。俺はそういう時、無理に粘って変な空気で声かけるくらいなら、その日は引く。乗ってこない街で意地張ってもしょうがない。

ユナとはあれから二回会った。一回は約束通り朝の海を見に行って、二回目は駅前の餃子の店。出会った場所に戻るのがちょっと面白かった。相変わらず歩くのが遅くて、相変わらず茅ヶ崎の話しかしなくて、それがこの子の良さだなと思ってる。

茅ヶ崎は当たればこういう夜になるし、外せば一人も喋らず終わる。そのムラごと込みで、俺はこの街けっこう好きになった。同じ湘南でも玄関口の藤沢とはぜんぜん別物だったんで、そっちの夜が気になる人は湘南の玄関口・藤沢で声かけした夜も読んでみてほしい。海絡みだと海の家のカウンターで隣になった回、もっと飲み屋の数で押せる街がよければ横浜野毛で声かけした夜あたりが近い感触だと思う。

NEXT ROUTE

東京の次の動きまで見る。

声をかけた後、どの街でどう流すか。場所選びと飲みの入口に近い記事を並べています。

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アキ
ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。