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【鹿児島ナンパ】天文館で声かけ→25歳美容師チナツと焼酎バー

【鹿児島ナンパ】天文館で声かけ→25歳美容師チナツと焼酎バー
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AISEKI REPORT / 福岡

天文館で声かけ→25歳美容師チナツと焼酎バー

出張ついでに鹿児島へ一人遠征。夜の人が天文館にぜんぶ集まる街で、アーケードから千日町の路地まで歩いて声をかけた夜の話。芋焼酎バーで隣になった美容師のチナツ(25)と、地元自慢と焼酎で距離を詰めた。鹿児島弁の人懐っこさと、桜島を語る地元愛がやたら可愛かった。天文館のゾーン差つきで九州南端の遠征のリアルをアキが実況する体験談です。

鹿児島ナンパ福岡読了 12分
01 STREET声をかける02 WALK福岡で流す03 DRINK店で温度を上げる04 CLOSE次へ運ぶ
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TYPEチナツ 25歳
美容師
PLACE福岡
現場レポ
HOOK声かけから
次の店へ

今回は鹿児島。九州の出張をハシゴしてて、最後の一泊が鹿児島市内で取れた。夜が丸々空いたんで、相棒なしで天文館(てんもんかん)に出た。先に言っておくと、芋焼酎のバーで隣になった美容師のチナツ(25)って子と、地元の焼酎をしこたま飲んで、最終的にいい感じになって帰れた夜の話。

ただ正直に書くと、その前に一回しっかり滑ってる。アーケードで撮影会してた子に声かけて「あ、今ライブ配信中なんで」で完全に蚊帳の外にされた。笑。そこから巻き返した夜なんで、うまくいったとこだけじゃなくて、滑ったとこも込みで書いてく。鹿児島の繁華街って、福岡の中洲みたいに広く散らばってなくて、夜遊ぶ場所がほぼ天文館の一帯にギュッと集まってるのが面白かった。一点集中だから、迷子になりようがない。芋焼酎と桜島の話さえ振れば、地元の子の口がだいたい開く街だった。

Scene 01

一泊だけの鹿児島遠征。夜は全部「天文館」に集まる

FIELD MEMO

鹿児島ナンパの入口、福岡での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

まず前提から。鹿児島市内で夜に人が集まる場所は、ほぼ天文館の一帯に固まってる。市電(路面電車)の「天文館通」って電停で降りると、もう目の前がアーケードの入口。九州新幹線で着く鹿児島中央駅からは市電で五、六分くらい離れてて、駅前にもアミュプラザとか商業施設はあるんだけど、夜の飲み屋ゾーンとしての本番は完全に天文館のほう。

天文館は、屋根付きのアーケードがいくつか交差してて、その周りに飲み屋・バー・スナックがびっしり詰まってる。ざっくり言うと、アーケードの「表通り」が買い物と食事の顔で、そこから一本路地に入った千日町(せんにちちょう)のあたりが、夜の濃いゾーン。スナックやバーが密集してて、芋焼酎を出す店も山ほどある。福岡みたいに中洲・天神って繁華街が分かれてるわけでも、熊本みたいに表のアーケードと奥の歓楽街がはっきり段差になってるわけでもなくて、鹿児島は天文館っていう一つの面に全部が乗ってる感じ。

コウ
コウ

鹿児島って中央駅の前がいちばん栄えてるんすか?

アキ
アキ

駅前もそこそこあるけど、夜の本番は天文館なんだわ。市電で数分。地方都市あるあるで、駅で判断すると外す。逆に言うと天文館に出さえすれば全部その辺に揃ってる。

土地勘ゼロの一人遠征でも、天文館のアーケードを一回端から端まで歩いとけば、だいたい全体像が掴める。長くても十分くらい。これだけ一点に集まってると、移動でモタつかないのがありがたい。まずこれをやってから動くことにした。

Scene 02

天文館アーケードで足慣らし。最初の一組は完全に滑った

夜の七時すぎ、天文館通で市電を降りて、まずアーケードに入った。屋根があるぶん、夜でも歩きやすい。鹿児島は天気が変わりやすいから、これは地味に助かる。桜島の灰が降る日もあるって聞いてたけど、その晩はカラッと晴れてた。

アーケードは思ってたより人が多かった。仕事帰りの若い子、学生っぽいグループ、買い物帰りの女の子。で、アーケードの一角で、女の子が二人、スマホをぐるぐる回しながら何か喋ってた。テンション高めで、片方がずっとカメラに向かって笑ってる。「楽しそうっすね」って軽く入った。

返事はあったんだけど、なんか様子がおかしい。「あ、今ライブ配信中なんで〜」って、画面のほうに向かって言うわけ。俺、完全に背景。笑。配信のコメント欄でいじられてる空気すら感じた。これはもう引くしかない。「あ、失礼しました」で秒で離脱。配信中の子に声かけても、向こうの意識は全部カメラの向こうにある。立ち止まって粘る場面じゃない。

アキ
アキ

めっちゃ楽しそうっすね、なんかいいことあったんすか。

配信中の子

あ、今ライブ配信中なんで〜(笑) ちょ、映っちゃう映っちゃう。

配信中の子
アキ
アキ

あ、失礼しました。(即撤退)

滑ったときに大事なのは、引きずらないこと。アーケードは人が流れてくから、一組外しても次がすぐ来る。むしろ立ち止まって意地になるほうが空気が悪くなる。滑ったら次、で切り替える。

足慣らしのつもりでアーケードを一往復して、空気は掴めた。ただ、アーケードのど真ん中ってのは、みんな「移動中」なんだよな。目的地に向かって歩いてるから、立ち話には向いてない。次は、人が「止まってる」場所に移ろうと思った。それで足が向いたのが、千日町のほうに入った飲み屋ゾーンだった。

Scene 03

千日町の芋焼酎バーで隣り合う。美容師のチナツ

アーケードから一本、千日町のほうに入ると、間口の狭いバーやスナックが密集したゾーンが出てくる。アーケードの「移動」モードと違って、ここは完全に「飲んで止まってる」人たちの場所。俺が探してたのはこっちだった。

その中の一軒、芋焼酎のボトルがカウンターの棚にずらっと並んだ、立ち飲み半分・カウンター半分みたいな店に入った。鹿児島に来て芋焼酎飲まずに帰る手はない。立ち飲みのいいところは、椅子がないぶん体の向きが自由で、隣との境目が曖昧なこと。最初から半分相席みたいな状態が作れる。

で、隣で焼酎のお湯割りを飲んでたのがチナツだった。一人で来てるっぽくて、マスターと馴染みっぽく喋ってる。棚にびっしり並んだ焼酎のボトルを俺がぽかんと眺めてたら、向こうから声がかかった。

チナツ

お兄さん、どれ飲むか迷っとっと? 観光やろ(笑)

チナツ
アキ
アキ

バレました? いや、多すぎて選べないっす。これ全部芋焼酎なんすか。

チナツ

ぜんぶ芋(笑) 鹿児島で麦頼んだら笑われるよ。最初の一杯は、これがよかど。

チナツ

これがチナツの第一声。向こうから来た。鹿児島の子、人懐っこい。「観光やろ」って一発で見抜かれて、ちょっと恥ずかしかったけど、その流れで一杯おすすめしてくれた。聞けば、美容師をしてるらしい。仕事終わりに、たまにここで一人で一杯やって帰る、わりと年季の入った飲み方。芋焼酎はお湯割りでぐいぐいいける口で、見た目の可愛さに反して、めちゃくちゃ強い。

鹿児島弁が、これがまた可愛い。「〜と?」「〜やろ」「〜よか」「〜ど」が交じる感じ。語尾が柔らかくて、東京で聞かないリズムだから、何言っても新鮮に聞こえる。こっちが滑ったアーケードの配信の話をしたら「うわー、それは間が悪かったね(笑)」って笑い飛ばされた。笑。

アキ
アキ

さっきアーケードで配信中の子に声かけて、思いっきり背景にされたんすよ。

チナツ

えー、最悪やん(笑) でも笑って話しよるけん、お兄さん大丈夫そうやね。

チナツ
Scene 04

芋焼酎で距離が縮む。桜島と地元自慢にスイッチが入る

チナツと並んで、焼酎をちびちびやりながら喋った。話が桜島の方向にいった途端、チナツの口が一段速くなった。地元の話になると、目に見えてテンションが上がる子だった。

チナツ

桜島、まだ見とらんと? ホテルどこ。明日の朝いっちゃん大きく見えるとこ教えちゃる。

チナツ
アキ
アキ

えっ、いいんすか。正直、灰降るって聞いてちょっとビビってたんすけど。

チナツ

灰くらいで(笑) うちら洗濯物は外に干さんだけよ。慣れたらどうってことなか。

チナツ

地元自慢にスイッチが入ると、最初の「観光やろ」のちょっと値踏みする感じが、嘘みたいにほどける。桜島の話、芋焼酎の話、美容師の仕事の話。鹿児島の灰の話を「どうってことなか」で済ますあたりに、地元への愛着がにじんでて、それが妙に可愛かった。

焼酎も、勧められるままに二杯、三杯。チナツは銘柄ごとの違いをマスターと一緒に説明してくれて、こっちはほとんど分からないなりに「うっま」「これは飲みやすい」って素直にリアクションしてた。向こうはそのリアクションを見て嬉しそうにしてる。地元のものを褒められて素直に喜ぶ感じが、人懐っこさそのものだった。

アキ
アキ

これ、お湯割りだと芋の匂いがふわっとして、思ってたよりずっと飲みやすいっすね。

チナツ

やろー。お湯割りが鹿児島の本気よ。でも調子乗ったらいかんよ、明日後悔すっで(笑)

チナツ
コウ
コウ

アキさん、焼酎の銘柄とか全然分かんないのに距離縮むんすか?

アキ
アキ

分かんないからいいんだよ。教えてもらう側に回ると、向こうが気持ちよく喋れる。下手に知ったかぶるより、素直に「うっま」って言うほうがウケる。

Scene 05

もう一軒、静かなバーへ。チナツの案内で千日町の奥へ

立ち飲みで一時間半くらい焼酎をやって、二人とも完全に温まってた。「もう一軒いく?」の流れになったんで、店を変えることにした。立ち飲みは長居する場所じゃないし、焼酎で温まったら、次は腰を据えて喋れるバーに移るのがちょうどいい。

行き先は、チナツが「いいとこ知っとる」って案内してくれた、千日町のさらに奥にある小さいバー。さっきの立ち飲みのガヤから一本入ると、急に照明が落ちて静かになる。一人だと絶対たどり着けない、地元の子しか知らない感じの店だった。

チナツ

こっちこっち。ここのマスター、変わった芋焼酎いっぱい置いとっとよ。観光の人にはまず分からん店(笑)

チナツ
アキ
アキ

完全に頼りっぱなしっすね。助かるわ、一人だと一生見つけられない店だ。

チナツ

困っとる観光、放っとけんとよ(笑) …って、別に下心とかじゃなかよ。

チナツ

この「放っとけんとよ」のあとに、すぐ「下心とかじゃなか」って自分でかぶせてくるのが可愛かった。世話を焼くのが好きなんだけど、それを素直に出すのがちょっと照れくさい、みたいな。気が強いんじゃなくて、人懐っこさと照れがセットになってる子だった。

バーのカウンターに並んで座って、ロックを一杯ずつ。立ち飲みのガヤから静かなバーの距離に変わると、会話のトーンも自然と落ちる。さっきまで二人とも声を張ってたのが、急に小声でいいくらいの近さになって、それだけで空気が変わった。美容師の仕事の話、客との距離感の話、休みの日に何してるか。チナツは仕事の愚痴っぽい話になると、辛口になりつつも、最後は「でもやっぱ好きなんよね、この仕事」って丸くまとめた。そういう素直さが、ずっと喋ってて心地よかった。

マスターが「これ珍しか焼酎よ」って、棚の奥から一本出してきて、二人に一口ずつ注いでくれた。チナツが「ほら、これがさっき言うた変わったやつ」って嬉しそうにグラスを差し出してくる。地元の人間が、自分の街のいいものを観光に見せて喜ぶ、あの感じ。俺もそれに乗っかって「うっま、これは反則だ」ってベタに返したら、チナツがまた声を上げて笑った。バーの薄暗い照明のなかで、二人とも頬が焼酎で赤くなってて、距離はもう最初の立ち飲みのときとは別物になってた。

Scene 06

鹿児島・天文館のゾーン早見|どこで何を狙うか

一晩歩いて掴んだ天文館まわりのゾーン差を表にしておく。鹿児島は夜の場所が一帯にギュッと集まってるぶん、表のアーケードと一本奥の路地で役割がはっきり分かれてる。

ゾーン雰囲気客層狙い方
天文館アーケード鹿児島のメイン商店街。屋根付きで賑やか仕事帰り・学生・買い物客が雑多に流れる移動中の人が多い。足慣らしと全体把握に
千日町(路地)一本奥の飲み屋・バー・スナック密集飲みに来た地元客。一人飲みも多い立ち飲みで隣り合う。相席的な距離が作れる
奥のバー・スナック照明を落とした静かな大人の店遊び慣れた層。腰を据えて飲む人二軒目の着地点。静かなバーで距離を詰める
鹿児島中央駅前商業施設中心。夜は天文館より静か買い物客・新幹線利用の人が中心夜遊びには弱い。市電で天文館へ出るのが正解

今回のチナツとの夜も、アーケードでいったん滑って、千日町の立ち飲みで隣り合って、奥のバーに流れた。土地勘ゼロの一人遠征でも、この街は全部が近いから不思議と迷わなかった。

Scene 07

その後。チナツと、鹿児島からのLINE

バーで二杯やったあたりで、チナツのほうから「お兄さん、今日泊まりどこ」って聞いてきた。こういうとき、鹿児島の子はあんまり駆け引きしない。さらっとしてる。ここから先は、いつも通り書かない。芋焼酎で温まった夜の続きで、ちゃんといい関係になった、とだけ。一応書いとくと、俺は乗ってこない空気だったらそこで引くタイプ。その晩は向こうの距離の詰め方が自然だったから、流れに乗った。

翌朝、チナツが言ってた通り、ホテルの部屋の窓から桜島がでかく見えた。前の晩に「いっちゃん大きく見えるとこ教えちゃる」って教えてくれた向きが、ばっちり当たってた。煙がうっすら上がってるのが見えて、ああ本当に生きてる山なんだなと、しばらく眺めてた。LINEは前の晩のうちに交換してて、「桜島見えたー!」って窓の写真を送ったら、「やろ(笑) また鹿児島来たら芋焼酎奢っちゃっで」ってすぐ返ってきた。

そのあともポツポツ続いてる。向こうがサロンの新作カラーの写真を送ってきて、俺が東京の話を返す、くらいの軽いやり取り。今度こっちで美容師として武者修行したいんだ、みたいな話もしてて、もし上京することがあったら飲もう、とは言ってある。次に鹿児島に出張で行ったら、また千日町で焼酎、とも。

ひとつ自分のやり方を書いとくと、俺は普段からマッチングアプリも並行して使ってる。遠征は今回みたいにいい夜もあれば、丸ごと空振りで終わる夜もあって、当たり外れがデカいからな。アプリのほうで細く動かしておくと、空振りの夜のダメージがだいぶ減る。今回はたまたま現地が当たっただけ。

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チナツと飲んでて思い出したのが、同じ九州で声をかけた熊本・下通りで声かけした別の夜。あっちも焼酎と立ち飲みで距離を詰めた夜で、九州の子の人情の濃さは共通してた。ただ熊本のヒナがぶっきらぼうな前置きのあとに素を出すタイプだったのに対して、鹿児島のチナツは最初から人懐っこく踏み込んでくる。同じ九州でも、向こうから踏み込んでくる速さがぜんぜん違って、こっちの構え方も変わる。

西日本の遠征をまとめて回るなら、瀬戸内のゆるい空気のなかで声をかけた岡山遠征の夜もセットにすると、地方の歓楽街でも気質の差がよく見える。逆に九州の北の端、屋台と中洲のあの圧の強さが残る福岡・中洲天神の夜と並べると、同じ九州でも北の中洲のギラギラと、南の天文館の地元密着な飲み屋っぽさが、きれいに対照的で笑える。

一人で来た夜のわりに、気づけば芋焼酎をしこたま飲んで、ずいぶん笑った。翌朝の桜島まで案内してもらって、出張のついでにしては上出来な鹿児島の夜だったわ。笑

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