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【熊本ナンパ】下通り・上通りで声かけ→26歳保育士ヒナと焼酎

【熊本ナンパ】下通り・上通りで声かけ→26歳保育士ヒナと焼酎
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STREET REPORT / 福岡

下通り・上通りで声かけ→26歳保育士ヒナと焼酎

出張ついでに熊本へ一人遠征。下通り・上通りのアーケードから中央街、花畑町の歓楽街まで歩いて声をかけた夜の話。屋台っぽい立ち飲みで隣になった保育士のヒナ(26)と、焼酎で距離を詰めた。気が強い火の国女子が、一度ほどけると一気に近づく。熊本市内のゾーン差とアーケードの歩き方つきで、九州遠征のリアルをアキが実況する体験談です。

熊本ナンパ福岡読了 12分
01 STREET声をかける02 WALK福岡で流す03 DRINK店で温度を上げる04 CLOSE次へ運ぶ
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TYPEヒナ 26歳
保育士
PLACE福岡
現場レポ
HOOK声かけから
次の店へ

今回は熊本。仕事の出張で一泊だけ取れて、夜が丸々空いたから、相棒なしで下通りに出た。先に言っておくと、屋台っぽい立ち飲みで隣になった保育士のヒナ(26)って子と、焼酎をしこたま飲んで、最終的にいい感じになって帰れた夜の話。

ただ正直に書くと、その前に一組、完全に塩った。アーケードのベンチで二人組に声かけて「うちら待ち合わせなんで」で秒で終わった。笑。そこから巻き返した夜なんで、うまくいったとこだけじゃなくて、滑ったとこも込みで書いてく。熊本は九州の中でも人情が濃くて、最初こそ気が強いんだけど、一回こっちを認めると距離の縮み方が一気にくる。火の国ってのは伊達じゃなかったわ。

熊本の繁華街って、福岡の中洲みたいなギラギラじゃない。アーケードの生活感と、ちょっと奥の歓楽街がきれいに分かれてて、その境目を歩くのが楽しい街だった。下通り・上通りのアーケードから、中央街、花畑町の歓楽街まで、一晩の動線ごと全部書く。

Scene 01

一泊だけの熊本遠征。下通り・上通りの地図を頭に入れる

FIELD MEMO

熊本ナンパの入口、福岡での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

まず前提から。熊本で夜に人が集まる場所は、ほぼ下通り(しもとおり)上通り(かみとおり)のアーケード周辺に固まってる。熊本市電の「通町筋(とおりちょうすじ)」って電停で降りると、もう目の前がアーケードの入口。ここを軸に、南北に長い屋根付き商店街がずーっと伸びてて、これが熊本の夜の背骨になってる。

ざっくり言うと、下通りが「メインの太い通り」で、上通りが「ちょっと上品で落ち着いた通り」。下通りのほうが店も人も多くて、夜になると飲み屋に流れる若い子の比率が上がる。上通りは雑貨屋やカフェ、本屋なんかが混じってて、昼の顔も強い。で、下通りからさらに奥に入った中央街(ちゅうおうがい)花畑町(はなばたちょう)のあたりに、バーやスナック、クラブが密集した歓楽街がある。アーケードが「表」だとすると、その奥が「夜の本番ゾーン」。

熊本駅は実は繁華街からけっこう離れてる。新幹線で着いて駅前で飲もうとすると、わりと静かでびっくりする。夜遊ぶなら駅じゃなくて、市電かバスで通町筋まで出るのが正解。これは行ってみて初めて体で分かった。駅前のホテル取っちゃうと、毎回市電に乗る羽目になる。

コウ
コウ

熊本って熊本駅の前がいちばん栄えてるんじゃないんすか?

アキ
アキ

俺も最初そう思ってた。でも違うんだわ。駅と繁華街が離れてて、夜の中心は通町筋から下通りのほう。地方都市あるあるで、駅で判断すると外す。

土地勘ゼロの一人遠征でも、下通りのアーケードを端から端まで一回歩いとけば、だいたい全体像は掴める。長くても十五分くらい。まずこれをやってから動くと、夜の組み立てがぐっと楽になる。

Scene 02

下通りのアーケードで足慣らし。最初の一組は塩った

夜の七時すぎ、通町筋で市電を降りて、まず下通りのアーケードに入った。屋根があるぶん、雨でも気にせず歩けるのがアーケード街の強み。九州は夕立が多いから、これは地味にありがたい。

下通りは、思ってたより人が多かった。仕事帰りの若い子、学生っぽいグループ、買い物帰りの女の子。アーケードの真ん中にベンチがちょこちょこあって、そこで友達と待ち合わせしてる子が結構いる。最初に目に入ったのが、そのベンチで二人で座ってた子たち。テンション高めで、笑い声がアーケードに響いてた。

で、行った。「めっちゃ楽しそうですね、なんかいいことあったんすか」って軽く。返事は早かった。「あー、うちら今から友達と待ち合わせなんで!」。秒。完全に予定が埋まってる子だった。これはもう引くしかない。「了解っす、楽しんで」で離脱。粘ったところで一ミリも動かないやつ。

アキ
アキ

めっちゃ楽しそうっすね、なんかいいことあったんすか。

待ち合わせの子

あー、うちら今から友達と待ち合わせなんで! ごめんね(笑)

待ち合わせの子
アキ
アキ

了解っす、楽しんで。(即撤退)

塩ったときに大事なのは、引きずらないこと。アーケードは人が流れていくから、一組外しても次がすぐ来る。むしろ立ち止まって意地になるほうが空気が悪くなる。塩ったら次、で切り替える。

足慣らしのつもりで下通りを一往復して、空気は掴めた。ただ、アーケードのど真ん中ってのは、みんな「移動中」なんだよな。目的地に向かって歩いてるから、立ち話には向いてない。次は、人が「止まってる」場所に移ろうと思った。それで足が向いたのが、アーケードの脇に入った飲み屋ゾーンだった。

Scene 03

中央街の立ち飲みで隣り合う。火の国の保育士ヒナ

下通りから一本脇に入ると、中央街のほうに飲み屋が密集したゾーンが出てくる。屋台っぽい立ち飲み、せんべろの居酒屋、間口の狭いバー。アーケードの「移動」モードと違って、ここは完全に「飲んで止まってる」人たちの場所。俺が探してたのはこっちだった。

その中の一軒、カウンターと立ち飲みスペースが半々みたいな、馬刺しと焼酎が売りの店に入った。九州に来て焼酎飲まずに帰る手はない。立ち飲みのいいところは、椅子がないから体の向きが自由で、隣との境目が曖昧なこと。最初から半分相席みたいな状態が作れる。

で、隣で焼酎ロックを飲んでたのがヒナだった。一人で来てるっぽくて、店員と馴染みっぽく喋ってる。グラスを置く小さなカウンターを共有する形で、自然に距離が近い。きっかけは、向こうが頼んだ馬刺しが運ばれてきたとこ。「それ、うまそうっすね。熊本来たら馬刺し食わなきゃですよね」って一言からだった。

アキ
アキ

それ馬刺しっすか、うまそう。熊本来たら食わなきゃと思ってて。

ヒナ

え、観光? 馬刺し頼まんで何しに来たと(笑) ほら、一切れあげる。

ヒナ
アキ
アキ

いいんすか。…うっま。なにこれ、東京で食うのと別もんじゃん。

ヒナ

やろ? 東京の馬刺しは馬刺しじゃなか(笑)

ヒナ

これがヒナの第一声。気が強い。でも、いきなり馬刺しを一切れくれる。九州女子のこの感じ、最初の口調はぶっきらぼうなのに、面倒見が先に出る。「観光?」って多少警戒の入った入りなんだけど、その同じ口で食い物を分けてくる。壁を立てながら手は差し伸べてくる、みたいなちぐはぐさが、めちゃくちゃ人間っぽくてよかった。

聞けば、保育士をしてるらしい。仕事終わりに一人で一杯やりに来る、けっこう年季の入った飲み方。焼酎はロックでいける口で、笑い上戸。こっちが軽く自虐を言うと、声を上げて笑う。アーケードで塩った話をしたら「うけるー、それは振られて当然たい(笑)」ってバッサリ。笑。

Scene 04

焼酎で距離が縮む。熊本弁と笑い上戸

ヒナと並んで、焼酎をちびちびやりながら喋った。熊本の焼酎って、芋もあるけど米焼酎の「球磨焼酎(くまじょうちゅう)」ってのが地元の誇りらしくて、その話になった途端、ヒナの口が一段速くなった。

ヒナ

球磨焼酎、知らんと? 米やけん飲みやすかよ。芋が苦手な人でもいける。ほら、これ飲んでみ。

ヒナ
アキ
アキ

あ、ほんとだ。すっきりしてる。これは飲みすぎるやつだ…。

ヒナ

でしょ。でも調子乗ったらいかんよ、熊本の焼酎ば舐めたら明日死ぬけん(笑)

ヒナ

地元の自慢にスイッチが入ると、さっきまでの「観光?」の警戒が嘘みたいにほどける。これは九州の子に共通する崩れ方だと思う。仙台の子が地酒の話で口が回り始めるのと近いんだけど、熊本のヒナのほうがもっと体温が高い。距離の詰め方が速いというか、向こうから踏み込んでくる。

熊本弁も可愛かった。「〜たい」「〜けん」「〜と?」が交じる感じ。語尾が柔らかいのに、言ってる中身はわりと辛口で、そのギャップで何回も笑った。こっちが「熊本の子って気強いっすね」って言ったら、こう返ってきた。

アキ
アキ

熊本の子って、なんか気が強いっすね。さっきから言われっぱなしなんすけど。笑

ヒナ

気が強かっちゃなくて、はっきりしとるだけ(笑) 九州はみんなこげんよ。

ヒナ
アキ
アキ

いや、それを気が強いって言うんすよ。笑

ヒナ

うるさか(笑) でもまあ、嫌いじゃなかよ、そういうの言える人。

ヒナ

最後の一言で、ちょっと空気が変わった。「嫌いじゃなか」。九州の子のこの認め方は、急に来る。ぶっきらぼうな前置きのあとに、ふっと素の好意が出る。仙台みたいにサインが細かくて静かなのとは逆で、熊本は分かりやすく一回ドンと開く感じ。開いたら早い。

コウ
コウ

アキさん、けっこう言われっぱなしじゃないすか。それで距離縮むんすか?

アキ
アキ

縮むんだよ。気の強い子に下手に出ると逆に冷められる。言い返してくる男のほうが、向こうも楽しいんだわ。タイプによるけどな。

Scene 05

花畑町のバーへ流す。中央街から歓楽街の奥へ

立ち飲みで一時間半くらい焼酎をやって、二人とも完全に温まってた。「もう一軒いく?」の流れになったんで、店を変えることにした。立ち飲みは長居する場所じゃないし、馬刺しと焼酎で温まったら、次は腰を据えて喋れるバーに移るのがちょうどいい。

行き先は、ヒナが「いいとこ知っとる」って案内してくれた、花畑町のほうにある小さいバー。中央街からさらに奥に入った、歓楽街のゾーン。下通りのアーケードの賑やかさからは想像つかないくらい、一本入ると急に静かで大人っぽくなる。熊本の街は、この「表のアーケード」と「奥の歓楽街」の落差が気持ちいい。歩いて移動する数分のあいだに、街の顔がガラッと変わる。

ヒナ

こっちこっち。花畑町のほう、静かなバーあるけん。あんたみたいな観光に教えるの、ほんとは惜しかとよ(笑)

ヒナ
アキ
アキ

惜しいなら教えなきゃいいのに。笑 でも助かるわ、一人だと絶対分かんない店だ。

ヒナ

困っとるとほっとけんとよ、熊本の人間は。…って、別にあんたのこと心配しとるわけじゃなかけんね。

ヒナ

この「ほっとけんとよ」が、もう完全に火の国の人情。面倒見の良さが言葉の端々に出る。で、すぐ「心配しとるわけじゃなか」って照れ隠しをかぶせてくる。気が強いんじゃなくて、優しさを素直に出すのが照れくさいだけなんだな、と分かってきた。

バーのカウンターに並んで座って、ロックを一杯ずつ。立ち飲みのガヤから、静かなバーの距離に変わると、会話のトーンも自然と落ちる。仕事の話、保育士って大変っしょって話、子どもたちの面白いエピソード。ヒナは子どもの話になると、辛口の口調がふっと丸くなった。情に厚いって、こういう瞬間に出る。

Scene 06

その後。ヒナと、熊本のLINE

バーで二杯やったあたりで、ヒナのほうから「あんた、今日泊まりはどこ」って聞いてきた。こういうとき、九州の子は変に駆け引きしない。はっきりしてる。ここから先は、いつも通り書かない。焼酎で温まった夜の続きで、ちゃんといい関係になった、とだけ。

翌朝、市電の通町筋まで一緒に歩いて、そこで別れた。アーケードはまだシャッターが閉まってて、昨日の賑やかさが嘘みたいに静かだった。「また熊本来たら連絡しーよ、馬刺し奢っちゃるけん」って、最後まで面倒見がいい。LINEは前の晩のうちに交換してて、別れたあと「気をつけて帰りなはれ」ってスタンプが届いた。九州弁のスタンプ、可愛かった。

そのあともポツポツ続いてる。向こうが保育園での出来事を送ってきて、俺が東京の話を返す、くらいの軽いやり取り。次に出張で熊本に行ったら、また飲もうとは言ってある。

ひとつ自分のやり方を書いとくと、俺は遠征のとき、行く前にマッチングアプリの検索エリアを現地に変えて、何人か軽くやり取りを仕込んでおく癖がある。今回みたいに現地でいい出会いがある夜もあれば、丸ごと空振りする夜もあるからな。先につないでおくと、空振りの日のダメージが減る。

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熊本のヒナと飲んでて思い出したのが、下町情緒のなかで声をかけた門前仲町で声かけした別の夜。あれも、ギラギラした繁華街じゃなくて生活感のある街で、地元に根を張った子と距離を詰めた夜だった。アーケードの生活感と歓楽街が同居する熊本と、下町の人情が残る門前仲町は、街の手触りがどこか似てる。

九州つながりだと、屋台と中洲のあの圧の強さとはまた違う熊本の柔らかさが面白い。西日本の遠征をまとめて回るなら、お好み焼きと路面電車の広島の夜もセットにすると、同じ「地方の歓楽街」でも気質の差がよく見える。逆に北へ振って、横丁を一軒ずつ渡り歩く仙台・国分町に遠征した夜と並べると、東北の静かな打ち解け方と、九州の一気に開く打ち解け方が、きれいに正反対で笑える。同じ遠征でも、街が変わると距離の詰め方が丸ごと変わるんだわ。

Scene 07

熊本ナンパのゾーン早見|どこで何を狙うか

最後に、一晩歩いて掴んだ熊本市内のゾーン差を表にしておく。下通りのアーケードに全部あるわけじゃなくて、表と奥で役割がはっきり分かれてるのが熊本の特徴。

ゾーン雰囲気客層狙い方
下通りアーケード熊本のメイン商店街。屋根付きで賑やか仕事帰り・学生・買い物客が雑多に流れる移動中の人が多い。足慣らしと全体把握に
上通りアーケード雑貨・カフェ・本屋。落ち着いて上品昼の顔が強い。落ち着いた層・カフェ利用夜より日中向き。ゆっくり話せる雰囲気
中央街下通りの脇。立ち飲み・せんべろ密集飲みに来た地元客。一人飲みも多い立ち飲みで隣り合う。相席的な距離が作れる
花畑町奥の歓楽街。バー・スナック・クラブ遊び慣れた層。腰を据えて飲む人二軒目の着地点。静かなバーで距離を詰める

今回のヒナとの夜も、アーケードでいったん塩って、中央街の立ち飲みで隣り合って、花畑町のバーに流れた。土地勘ゼロの一人遠征でも、この街は不思議と迷わなかった。

一人で来た夜のわりに、気づけば焼酎をしこたま飲んで、ずいぶん笑った。出張のついでにしては、上出来な熊本の夜だったわ。笑

NEXT ROUTE

福岡の次の動きまで見る。

声をかけた後、どの街でどう流すか。場所選びと飲みの入口に近い記事を並べています。

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アキ
ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。