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【ペアーズ体験談】自炊が趣味の27歳と市場で買い出し→手料理の日

【ペアーズ体験談】自炊が趣味の27歳と市場で買い出し→手料理の日
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APP REPORT / 現場

自炊が趣味の27歳と市場で買い出し→手料理の日

ペアーズの料理コミュニティで出会った、自炊が趣味のリコ(27)。医療事務で、休みは市場で買い出しして自炊してる素朴な子。初デートが店じゃなくて市場の買い出し→手料理になって、向かい合って喋るより先に距離が縮まった——生活感まみれの一日の体験談です。

ペアーズ体験談現場読了 14分
01 APP会う前提で入る02 MEET現場で合流03 VIBE空気を作る04 AFTER次の場所へ
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TYPEリコ 27歳
医療事務
PLACE現場
現場レポ
HOOK会う前提の
導線

今回はペアーズで会った、自炊が趣味のリコって子の話。27歳、医療事務。先に書いとくと、この回はデートが店じゃなくて、市場で買い出しして、そのまま手料理を作って食う、っていう生活感まみれの一日になった。下りは早いけど、この日はいわゆる店デートと全然違う転がり方をした。ただこの日いちばん予想外だったのは、向かい合ってメシ食う前に、台所で並んで野菜切ってる時間のほうが妙に長くて、それが楽しかったことだった。

ペアーズって趣味のコミュニティで相手を絞れるんだけど、俺は今回それを完全に活かした。前に登山好きの子と高尾を登った回でアウトドア系のコミュニティから入ったのと同じノリで、今度は料理・自炊系のコミュニティから入った。マッチングアプリで料理好きの子と会ったらどうなるのか、デートでいきなり手料理ってアリなのか、その辺が気になってる人にはわりと参考になると思う。正直に言っとくと、俺は料理がうまいわけじゃない。チャーハンと味噌汁くらいしか作れないにわかだ。そのにわかが、ガチで料理する子の手際に終始ポカンとしてた話でもある。笑

Scene 01

料理のコミュニティで、プロフが全部”食”だった

FIELD MEMO

ペアーズ体験談の入口、現場での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

リコを見つけたのは、ペアーズの「料理・自炊が好き」みたいなコミュニティから。ペアーズは趣味ごとのコミュニティが死ぬほどあって、相手がどこに入ってるかで生活がだいたい透ける。俺は前の登山回で味を占めてから、料理系の緩いコミュニティをいくつか入れてた。その並びで出てきたのがリコだった。

写真が、もう全部メシだった。一枚目こそ本人の笑った顔写真だけど、二枚目が作り置きのおかずがびっしり並んだタッパー軍団、三枚目が湯気立ってる土鍋ごはん、四枚目がなぜか冷蔵庫の中の整然とした作り置き。盛れた自撮りの連投じゃなくて、作ったメシの写真で埋まってる時点で、こいつ本当に好きなんだなっていうのが伝わってきた。自己紹介もこんな感じだった。

  • 都内の病院で医療事務やってます
  • 休みの日はだいたい台所にいます(作り置き勢)
  • 近所の商店街と市場で買い出しするのが好き
  • 外食もいいけど、自分で作ったほうが落ち着きます(笑)
  • 一緒にごはん作れる人だと嬉しいです

「自分で作ったほうが落ち着きます」が、地味に良かった。あと最後の「一緒にごはん作れる人だと嬉しい」。これ、外で奢ってもらう前提じゃなくて、一緒に手を動かしたいですよ、って先に言ってる感じがして、なんか分かりやすかった。気取ってないし、欲しがってる感じもない。

コウ
コウ

アキさん、チャーハンしか作れないのに、よく料理コミュニティ入りましたね。

アキ
アキ

味噌汁も作れるが? まあでも、食うのは好きだからさ。共通点ゼロではなかったんよ。むしろ俺がにわかなくらいがちょうどよかった。

マッチして、最初のメッセは俺から送った。プロフの作り置きタッパーが妙にうまそうだったから、その話を振った。

アキ
アキ

マッチありがとうございます。あの作り置きの写真、品数えぐくないすか。あれ全部一人で食うんですか。

リコ

ありがとうございます(笑)あれ日曜にまとめて作るんですよ。一週間それで回すので

リコ
アキ
アキ

一週間分…? すごいな。俺、作り置きとか一回も成功したことないんすけど。

リコ

え、なんで失敗するんですか(笑)逆に気になる

リコ

「逆に気になる」で、明らかに食いつきが変わった。趣味のコミュニティで絞ってると、ここの初速がほんと速い。お互い「料理が好き」って前提が共有できてるから、いきなり作り置きの失敗談の話になる。説明が要らないって、楽だわ。

Scene 02

店じゃなくて、市場の買い出しに誘われた

何往復かして、自然とデートの話になった。普通ならここで「飯でもどうですか」って俺が振るとこなんだけど、今回は向こうから、想定外の球が来た。

リコ

あの、変なこと言っていいですか…? お店行くより、一緒に買い出しして作るほうがわたし楽しいんですけど、アリですか(笑)

リコ
アキ
アキ

え、初回から手料理すか。笑 めっちゃアリだけど、にわかが横にいて邪魔にならない?

リコ

むしろ手伝ってほしいです(笑)あと、お店で向かい合って喋るの、わたしちょっと苦手で

リコ
アキ
アキ

あー、それ分かるわ。手動かしてるほうが間が持つもんな。

「お店で向かい合うのが苦手」って正直に言える子は、わりと信用できる。沈黙が気まずいから手を動かしたい、っていうのがちゃんと言葉になってる。で、提案されたのが、休みの日の午前に市場で買い出しして、そのままどっかで作って食おう、って流れだった。最初は店で待ち合わせの安全寄りにするか迷ったけど、買い出しは人通りのある市場だし、昼間だし、まあ普通に健全なやつだなと思って乗った。

リコ

じゃあ朝、市場で集合で。何作るかは、その日いいの売ってるの見て決めましょ

リコ
アキ
アキ

お、決めてかないんすね。行き当たりばったり派?

リコ

違います(笑)安いの買って献立組むの、それが楽しいんですよ

リコ
アキ
アキ

なるほど、楽しみ方がもう玄人なんよ。笑

アポは翌週の日曜、朝10時に市場の入口で集合で決まった。LINEはアポが固まってから交換した。交換のタイミングとか最初の文面で毎回迷う人は、LINE攻略のまとめに症状別で書いたんで、そっち見てくれ。

Scene 03

市場で、目利きの差を見せつけられた

日曜の朝10時、市場の入口。現れたリコは、写真より小柄で、化粧が薄くて、エコバッグを二つも持ってた。完全に買い物に来る人の格好で、待ち合わせの段取りに一切の迷いがない。

リコ

アキさんですよね、おはようございます! エコバッグ持ってきました?

リコ
アキ
アキ

おはようございます。あ、完全に手ぶらで来た。笑

リコ

やっぱり(笑)一個貸すんで、持ってください。荷物持ち係です

リコ

で、市場に入ってから、これが完全に俺の知らない世界だった。リコ、めちゃくちゃ目利きする。八百屋の前で野菜じーっと見て、トマトをそっと押して、ナスのヘタ見て、店の人と「今日いいのどれ?」みたいな会話を普通にしてる。俺がただ突っ立ってる横で、勝手にどんどん話が進んでいく。

アキ
アキ

いやお前、その店の人と知り合いみたいに喋るやん。

リコ

知り合いじゃないですよ(笑)でも通ってると、いいの教えてくれるんです

リコ
アキ
アキ

俺、トマトの良し悪しとか一生分かんないんだけど。全部同じに見える。

リコ

ヘタが元気なやつ選べばいいんですよ。ほら、これとこれ、違うでしょ

リコ

正直、違いが分からなかった。笑 でも「ほら、違うでしょ」って同じ目線で教えてくる感じが良くて、こっちが「分からん」って言うたびに、リコがちょっと得意げに解説してくれる。気さくで小柄な普通の子なのに、市場に入った瞬間、明らかに頼もしさのレベルが一段上がる。買い物カゴ提げて値段見比べてる横顔が、駅で会ったときより数段、生き生きしてた。

コウ
コウ

それ、店でメシ食うだけじゃ見れない顔っすね。

アキ
アキ

だな。好きなことやってるときの顔って、やっぱ全然違うわ。俺この時点でもう結構いいなと思ってた。

結局、その日安かった鶏もも肉とトマトとナス、あと豆腐とネギを買って、献立は「鶏のトマト煮込みと、ナスの揚げ浸し」に決まった。リコがエコバッグの中をパズルみたいに詰めて、「持つ係」の俺に渡してくる。荷物持ちながら市場をうろうろしてるだけで、もう普通に二人で出かけてる空気になってた。

Scene 04

台所で並ぶと、変な見栄が消える

買ったものを持って、レンタルできるキッチンスペースに移動した。最初リコの家かと一瞬よぎったけど、初回でそれはお互い気まずいだろってことで、時間貸しのシェアキッチンを向こうが予約しといてくれてた。この辺の段取りの良さも、なんか安心感があった。

で、ここから本題。買ったものを刻んだり炒めたりしてると、店で向き合って喋ってたときより、やり取りがどんどん雑になっていった。

リコ

アキさん、玉ねぎのみじん切りお願いしていいですか

リコ
アキ
アキ

みじん切り…? あの、サイコロくらいでいい?

リコ

サイコロは大きすぎます(笑)もうちょっと細かく。貸して、一回だけお手本やります

リコ
アキ
アキ

速っ。今の絶対指切るやつだろ。怖いんだけど。

リコが包丁握ると、トントントンって音が完全にプロのそれだった。俺がおっかなびっくり玉ねぎ刻んでる横で、向こうは鶏肉を一口大に切り分けて、ナスに切れ込み入れて、もう三手先まで動いてる。シェアキッチンで初対面だったら、たぶんお互いもうちょっと取り繕ってた。でも台所だと、こっちが「指切るやつだろ」って言って、向こうが「貸して、お手本」って返す、みたいな素のやり取りがポンポン出る。これ、店で何時間かけても辿り着かない種類の砕け方だった。

リコ

猫の手ですよ猫の手。指、丸めて。そう、それ

リコ
アキ
アキ

はい先生。なんか料理教室みたいになってきた。

リコ

ふふ(笑)でも教えるの嫌いじゃないので、いいですよ

リコ
アキ
アキ

面倒見いいな、ほんと。実家の母ちゃん思い出すわ。

リコ

お母さんと一緒にされた(笑)まあ、悪い気はしないですけど

リコ

俺がやらかすたびに、リコがちょっと笑って、フォローして、また手を動かす。鍋の前で、自分の手元と俺の手元を交互に見て、「いいですよ、上手」って言ってくる。教えてもらってる、っていうのは、店で割り勘どうするか考えてるのとは全然別の種類の近さだった。並んで同じ鍋を覗き込んでるだけで、距離がじわじわ詰まってく。

Scene 05

手料理は、本当にうまかった

鶏のトマト煮込みがことこと煮えて、ナスの揚げ浸しも冷めて味が染みてきた頃、ようやく完成した。シェアキッチンの小さいテーブルに二人分並べて、向かい合って食う。

正直に言うと、作る前は「自分らで作ったやつだし、まあそこそこだろ」って思ってた。でも食ったら、これがまじでうまかった。自分が刻んだ玉ねぎ(不格好なやつ)が入ってると思うと、なおさらうまい。買い出しから二時間以上一緒に動いて、汗かいて、できたてを食う。ただのトマト煮込みが反則級にうまくなる。

アキ
アキ

え、うま。これ俺ら作ったんだよな? 店で出てきても普通に金払うわ。

リコ

でしょ(笑)自分で作ると、ちゃんとおいしいんですよ

リコ
アキ
アキ

プロフで「自分で作ったほうが落ち着く」って書いてたの、今ちょっと分かった気がする。

リコ

ほら(笑)だから一緒に作りたかったんですよ。これ、お店じゃ味わえないので

リコ

メシ食いながら、いろいろ喋った。仕事の話とか、なんで自炊にハマったのかとか。リコは、医療事務の仕事が受付と書類で気を張りっぱなしで、家に帰って台所に立つと頭が空っぽになる、それが好きなんだって言ってた。一人で作って一人で食うことが多くて、でも本当はたまに誰かと食卓を囲みたい、と。

リコ

一人ごはんも好きなんですけど、たまに「おいしいね」って言い合いたくなるんですよね

リコ
アキ
アキ

わかる気がする。今のこのトマト煮込み、一人で食うのもったいないもんな。

リコ

そうそう。それ言いたかった(笑)

リコ

この「それ言いたかった」が、なんかよかった。狭いシェアキッチンで、二人で作ったメシを食ってる、っていうシチュエーションそのものが、もう距離を詰めにかかってくる。狙って作った空気じゃなくて、一緒に作ったら自然にそうなった空気だった。

Scene 06

食器洗ってる間に、初対面の硬さが消えてた

食い終わって、片付けに入った。リコが洗って、俺が拭く係。これがまた良かった。さっきまで台所で先生やってたリコが、後片付けになったら一気に緩んで、鼻歌まじりに皿洗ってる。並んで洗い物してると、もう完全に初対面の硬さが消えてた。

リコ

アキさん、拭くの雑(笑)水滴ついてますよ

リコ
アキ
アキ

うるさいな先生。笑 ちゃんと拭いてるが。

リコ

ここ、ここ拭けてない(笑)

リコ
アキ
アキ

もう全部お前がやれ。笑

リコ

やだ(笑)一緒にやるって決めたじゃないですか

リコ

一緒に買い出しして、一緒に作って、一緒に食って、一緒に洗ってる。普通、アプリで会った日の昼間って、まだお互い探り合いの空気が残ってるもんなんだけど、この日はそれが全然なかった。半日分の共同作業が、洗い物が終わる頃には完全に効いてた。片付けが済んでも、二人とも帰る気配を出さない。リコが余った材料で「これ作り置きにしましょ」って言い出して、そこからまた台所に戻った。

アキ
アキ

もうキッチンの時間、過ぎてない? 大丈夫?

リコ

延長しました(笑)もうちょっとだけ。これ作ったら、アキさんにも分けるので

リコ
アキ
アキ

作り置き貰えるの嬉しすぎる。一人暮らしの男、これに弱いんよ。

リコ

ふふ、知ってます(笑)

リコ

延長して作り置きまで作って、タッパーに詰めて、シェアキッチンを出た頃には夕方になってた。俺は、こういうとき自分からグイグイ引っ張るのを、この日はやめといた。リコは台所でも自分のペースを崩さない子だったから、こっちが急かすより、選択肢だけ置いて向こうに決めてもらうほうが、たぶん合ってた。俺は乗ってこないなら普通に引くつもりだったけど、その後の流れは、お互い自然にそうなった感じだった。

別の言い方をすると、その後はちゃんといい雰囲気になって、いい関係になった。詳細はいつも通り書かないけど、合意のある大人同士の話で、無理とか押しとかは一切なし。それだけは毎回書いとく。台所であんなにテキパキしてた子が、緩むときは自分のタイミングでふっと緩む。その落差が、まだ妙に頭に残ってる。

Scene 07

その後。リコの連絡は、だいたい今日のごはんの写真

リコとはその後も続いてる。連絡は、だいたい今日作ったごはんの写真から始まる。仕事終わりに「今日はこれ作った」って、湯気立ってる皿の写真とか、また性懲りもなく作り置きのタッパー軍団が送られてくる。で、こっちが「うまそう」って返すと、「今度一緒に作りましょ」になる。

リコ

今日は餃子(写真)。包むの手伝ってほしかったやつです(笑)

リコ
アキ
アキ

それ呼べよ。笑 俺、玉ねぎのみじん切りだけは上達したから。

リコ

お、ちゃんと猫の手できてます?(笑)

リコ
アキ
アキ

できてる。お前に仕込まれたの、地味に効いてるんだわ。

リコとはペアーズで出会った。あの作り置きの写真にメッセ送ったのが、今こうして餃子の写真が届く関係の入口だったと思うと、ちょっと笑える。

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コウ
コウ

なんかアキさん、自炊ハマりそうじゃないすか。

アキ
アキ

ハマりつつあるかも。リコの作り置き食っちゃうと、コンビニ飯に戻れなくなる自分がいる。笑

NEXT ROUTE

会った後の流れまで、次に読む。

アプリで会ったあとに失速しないように、連絡、待ち合わせ、次のデートへ繋がる記事を置いています。

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アキ
ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。