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【社会人サークルの出会い】フットサルで何度も会った26歳と打ち上げ重ねて→お持ち帰り

【社会人サークルの出会い】フットサルで何度も会った26歳と打ち上げ重ねて→お持ち帰り
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NIGHT REPORT / 現場

フットサルで何度も会った26歳と打ち上げ重ねて→お持ち帰り

週イチの社会人フットサルサークルで顔を合わせるうちに仲良くなった26歳のリサ(営業)。声かけて即どうこう、じゃなくて、コートで「ナイス!」「ドンマイ!」を言い合って、試合後の打ち上げで喋って、何度も通ううちに。チームのムードメーカーで誰にでも明るい子が、実は本命には奥手だった、っていう"チームで会い続ける"出会いをアキが実況する。

社会人サークルの出会い現場読了 14分
01 ENTRY入口を作る02 PLACE現場で動く03 VIBE空気を読む04 NEXT次へ繋ぐ
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TYPEリサ 26歳
営業
PLACE現場
現場レポ
HOOK現場感を
そのまま読む

今日はちょっと毛色の違う、社会人サークルの話。街で声かけるでもなく、店で隣に座るでもなく、週イチで通ってる社会人フットサルのサークルで、何度も顔合わせるうちに仲良くなった子と、気づいたらそういう仲になってた、って回。相手はリサ(26)、営業。運動できてサバサバした、チームのムードメーカーみたいな子だった。

先に言っとくけど、俺はナンパ目的でサークル入ったわけじゃない。普通に社会人になって運動不足がやばくて、学生の頃やってたフットサルをまたやりたくて、ジモティーだかなんだかで見つけた「初心者歓迎・男女混合」のサークルに、一人で申し込んだだけ。運動神経そんな良くもないのに、勢いでイキって参加したクチ。だからこの回は「出会い目的でサークル入ろうぜ」って煽る話ではない。むしろ、密なコミュニティで下心ダダ漏れだと一番浮くし、しくじったら居場所ごと失うっていう、その辺のヒリつきも込みで書く。

Scene 01

社会人サークルの出会いは「チームで会い続ける」が全部

FIELD MEMO

社会人サークルの出会いの入口、現場での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

俺、ストナンも相席も一通りやってきたし、最近はジムとかボルダリングみたいな”通う系”の出会いも書いた。でも社会人サークルって、それともまた違うなと思った。何が違うかっていうと、「チーム」っていう単位で、定期的に会い続けるとこ。

ジムとかボルダリングは、基本”個人”なんだわ。隣で黙々とやってる人と、たまたま絡む。前に書いたジムで顔見知りになった看護師の話も、ボルダリングで通ううちに、の回も、入口は「個人でやってて、いつのまにか喋るようになった」だった。基本は一対一の関係が、点で生まれる感じ。

でもフットサルは違う。そもそもチームスポーツだから、最初から「全員で一緒に何かやってる」状態から始まる。同じチームになったら、パス出し合って、「ナイス!」「ドンマイ!」を言い合って、点取られたら一緒に「うわー」ってなる。一人で黙々じゃなくて、最初から声かけ合ってる。この一体感が、めちゃくちゃデカかった。

コウ
コウ

それって、ジムとどう違うんすか?どっちも通う系っちゃ通う系ですよね。

アキ
アキ

ジムは”隣にいる他人”。サークルは”味方”なんだわ。最初から同じチームで、勝った負けたを一緒にやってる。

コウ
コウ

味方か。確かにそれは距離感ちがうっすね。

アキ
アキ

しかも週イチで決まった日に集まるから、勝手にまた会う。”次の練習で”が最初から約束されてる。

ここがサークルの肝で、ストナンが「ゼロから3分で信用を作る」勝負だとしたら、サークルは「同じチームで、毎週ちょっとずつ仲良くなる」。声をかける勇気とか要らない。だって試合中、パス出すために「リサさん、こっち!」って自然に名前呼ぶし、点決めたらハイタッチするし。ナンパの「最初の一言」みたいなハードルが、競技そのものの中に溶けてる。これは個人競技にはない、チームスポーツだけの強みだった。

あと、サークルって「会の所属」だから、続く前提なんだよな。週イチで決まった曜日。来週もいる、再来週もいる。月に4回は顔合わせる。4回会えば、もう赤の他人じゃない。関係が”会”によって自動で継続する。ここがその場一発のストナンとは根本から違った。

Scene 02

初参加の馴染み方。下手でも「声出す人」になれば浮かない

で、初めて参加した日のこと。これが正直、一番ビビった。だってもう出来上がってるコミュニティに、一人で飛び込むわけだから。

体育館(屋内フットサルのコート借りてるやつ)に着いたら、すでに10人くらいが準備運動してて、みんな顔見知り同士でワイワイやってる。完全にアウェイ。俺、入口で一回「帰ろうかな」って思った。笑 でも幹事っぽい男の人が気づいてくれて、「初めての人?」って声かけてくれて、なんとか輪に入った。

最初に思ったのは、上手いかどうかより、馴染めるかどうかが全部だなってこと。技術なんて、初心者歓迎のサークルだから誰も気にしてない。へたくそでも、ちゃんと走って、ミスっても「すいません!」って言って、点取られても「ドンマイ、切り替えよ!」って声出してれば、それだけで「あ、いい人来た」になる。逆に、上手くても無言でムスッとしてる奴は、チームスポーツだと一番浮く

アキ
アキ

初日、めちゃくちゃミスったんだけど、とにかく声だけは出した。「ナイス!」「ごめん俺のミス!」って。

コウ
コウ

上手くやろうとしなかったんすね。

アキ
アキ

上手くは無理だもん。笑 でも声出す人は、下手でもチームに歓迎される。これ初日で分かった。

リサのことを認識したのも、この初日。っていうか、リサは嫌でも目に入る子だった。チームのムードメーカーで、コートの中で一番声出してる。「ナイスシュート!」「今のディフェンス効いてた!」って、味方のいいプレーをめちゃくちゃ拾って褒める。点取られても「全然いける、次次!」って明るく切り替える。この子がいるとチームの空気が落ちない、みたいな存在だった。

で、初参加でガチガチの俺にも、ちゃんと声かけてくれた。

リサ

さっきのパス、めっちゃ良かったよ! 初めてって聞いたけど普通に上手いじゃん

リサ
アキ
アキ

いやお世辞っすよね。笑 さっき一回完全に空振りしたんで。

リサ

空振りはご愛嬌(笑)走ってる人は応援するの、ウチのルール

リサ
アキ
アキ

ありがたいっす。おかげで帰らずに済んだ。入口で帰ろうか迷ってたんで。

リサ

あー、初回みんな迷うやつ(笑)大丈夫、すぐ慣れるよ

リサ

ここ大事なんだけど、この時点ではリサが俺に優しいのは、別に俺だからじゃない。リサは新入りの誰にでもこうやって声かける、そういう役割の子だった。後で分かるんだけど、これがリサのややこしいとこで。ムードメーカーは全員に明るいから、好かれてるのか、ただの愛想なのか、最初は全然分からない。だから俺もこの段階では「いい人だな」くらいで、変に期待もしてなかった。

地の文で書いとくと、初日でやっちゃいけないのは、いきなりリサ目当てが透けること。密なコミュニティに新入りが入って、初日から特定の女の子にベタベタしたら、一発で「あ、こいつそういう目的か」ってバレる。しかも常連たちにも一瞬で伝わる。だから初日は、とにかくチームに馴染むことだけ考えてた。リサがどうこうより前に、まず「会の一員」として認められるのが先。

Scene 03

コートで「ナイス!」を言い合ううちに、チームメイトになる

何回か通ううちに、リサとはコートの上で自然に絡むようになった。これがサークルの面白いとこで、会話を頑張らなくても、競技そのものが会話になる

フットサルって、ずっと声かけ合うスポーツなんだわ。「こっち空いてる!」「後ろ来てる!」「ナイスカット!」。同じチームになると、嫌でも何十回も名前呼んで、何十回も声かける。リサがいいパス出してくれたら「ナイス、リサさん!」、俺がシュート決めたらリサが「今の最高!」って一番に拾ってくれる。このやり取りの蓄積が、ジワジワ”チームメイト”の距離を作る

リサ

アキくん、さっきのとこもっと前で受けて! ウチがスペース作るから

リサ
アキ
アキ

あ、はい。…って、なんか俺だけ指示細かくないすか。笑

リサ

伸びしろあるからだよ(笑)他の人はもう諦めてる

リサ
アキ
アキ

諦められてないだけマシってことか…ありがたいような複雑なような。

このコート上の絡みが効くのは、「二人で何かやってる」のに、それが一切デート臭くないから。リサがパスのコース指示してくるのも、俺がそれに応えるのも、全部フットサルの話。口説くとか口説かれるとか、そういう要素が一個もない。なのに、確実に二人の連携は深まってる。試合を重ねるごとに「リサさんと組むとやりやすい」「アキくんはここにいる」みたいな、阿吽の呼吸ができてくる。

コウ
コウ

それ、ジムで隣の人と絡むのとは違うんすか?

アキ
アキ

ぜんぜん違う。ジムは黙々やってる他人とたまたま絡む。サークルは最初から”チーム全体で一緒に戦ってる”の中の二人。観客もいるし味方もいる。

コウ
コウ

みんなで一緒、の中で連携が深まってくんすね。

アキ
アキ

そう。だから自然なんだよ。二人きりで詰める必要が、そもそもない。

ここがチームスポーツの強みだと思う。個人競技の出会いは「一対一で絡むきっかけ」をどう作るかが勝負だけど、サークルは最初からチームっていう”みんなでいる箱”があって、その中で特定の誰かと連携が深まっていく。だから二人だけで浮かない。周りに溶けたまま、距離だけ縮む。これは相当ラクだった。

あと、運動して汗かいてる状態だから、お互い”盛れてない”のも、ジムとかと一緒。リサもすっぴんに近くて、髪ぐしゃぐしゃで、ユニフォーム汗だくで、めちゃくちゃ素。合コンやアプリの「盛れてる自分」を見せ合う出会いと真逆で、最初から全力で走ってヒィヒィ言ってる相手を見てる。だから後で外で会っても、変に取り繕う感じにならなかった。

Scene 04

試合後の打ち上げが、本当の”喋る時間”だった

コートの上だけだと、結局フットサルの話しかしない。リサのことを”人”として知るようになったのは、試合後の打ち上げがきっかけだった。これがサークルの、たぶん最大の社交装置。

ウチのサークルは、練習の後に毎回じゃないけど、月一くらいで近くの居酒屋に流れる打ち上げがあった。汗かいた後にビール飲む、っていうご褒美込みのやつ。コートの上では「ナイス!」しか言わない関係が、居酒屋で隣になると、一気に普通の会話になる。仕事の話、出身、休みの過ごし方、最近ハマってるもの。コートでの一体感を持ったまま、酒入って素の話になるから、距離の縮み方が速い

リサが営業職だって知ったのも、この打ち上げ。ノルマがきつい月は終電まで、みたいな話を、ビール飲みながらケラケラ笑って話してた。

リサ

今月ノルマやばくてさー、もう毎日詰められてるんだけど(笑)

リサ
アキ
アキ

それ笑って言う話じゃなくないすか。笑 大丈夫なんすか。

リサ

大丈夫じゃないけど、ここで発散するからいいの。走ると忘れる

リサ
アキ
アキ

あー、それで毎回あんな声出てんのか。納得した。

リサ

そうそう(笑)ストレス全部コートに置いてくスタイル

リサ

このとき気づいたのが、リサがあれだけ明るいのは、たぶん地でもあるけど、半分はストレス発散でもあったってこと。営業で詰められて、それをフットサルで吹っ飛ばして、コートで一番声出して、っていう。明るさの裏にちゃんと事情がある。これが分かると、ただの「テンション高い子」から、ちょっと立体的に見えてくる。

打ち上げで効いたのは、「二人で話す」んじゃなくて「みんなの飲み会の中で、たまたま隣で盛り上がる」っていう自然さ。サシ飲みに誘うとか、そういう作為的なことは一切してない。ただ、打ち上げのたびに何となくリサの近くに座って、何となく一番喋る相手になっていく。周りに人がいるからこそ、二人で喋ってても全然不自然じゃない。これも、密なコミュニティならではのラクさだった。

コウ
コウ

打ち上げで一気に進むんすね。コートだけじゃ無理だったと。

アキ
アキ

コートはフットサルの話しかできんからな。打ち上げが”人として知る”場。ここがサークルの本番まである。

ただ、地の文で正直に書いとくと、打ち上げでも俺はガツガツいってない。ここで急に距離を詰めにいくと、周りの常連が一番敏感に気づく。「あいつリサ狙ってんな」って空気が一回でも流れると、密なコミュニティだと一瞬で全員に共有される。しかもリサはみんなに人気のムードメーカーだから、変に独占しようとすると角が立つ。だから、打ち上げでも「たくさんいる仲間の一人」のフリを崩さなかった。焦らない。サークルは来月もあるんだから。

Scene 05

何度か通って、ムードメーカーの”奥手”な顔が見えてくる

何ヶ月か通って、コートでも打ち上げでもリサと一番喋る関係になった頃、面白い変化があった。あれだけ全員に明るいリサが、俺と二人になると、ちょっと様子が違うってことに気づいた。

きっかけは、ある練習日。その日は人が少なくて、練習後の打ち上げも流れて、たまたま帰り道がリサと二人だけになった。駅まで歩く10分。コートでもあれだけ喋るし、打ち上げでも一番盛り上がる相手なのに、二人きりの帰り道になった途端、リサの口数が減った。いつものマシンガントークが嘘みたいに、ぽつぽつしか喋らない。

アキ
アキ

あれ、リサさん今日静かじゃない? いつもコートで一番うるさいのに。笑

リサ

うるさいは余計(笑)…いや、なんかみんないる時と違うっていうか

リサ
アキ
アキ

へえ。意外。リサさんって誰とでもバーって喋るイメージだったわ。

リサ

それはそれ。なんていうの、大勢の方が得意なだけ(笑)

リサ

ここ、地味に重要だった。ムードメーカーって、大勢の場を回すのは得意でも、一対一は逆に苦手なタイプ、結構いる。リサがまさにそれで、チーム全体には誰より明るく振る舞えるのに、一対一でちゃんと向き合うと、急にぎこちなくなる。みんなには明るいのに、本命というか、ちゃんと意識した相手には意外と奥手。この「大勢では無敵、一対一では不器用」っていうギャップが見えた瞬間、ああ、こっちのことちょっと意識してくれてるのかもな、っていうのが初めて分かった。

コウ
コウ

え、それまで分かんなかったんすか? あんだけ仲良かったのに。

アキ
アキ

分からんよ。だってリサは全員に明るいんだもん。俺だけ特別なのか、ただの愛想なのか、ずっと判別つかんかった。

コウ
コウ

みんなに優しい子の難しさっすね。

アキ
アキ

それ。だから”二人だと逆に静か”っていうサインが、初めて分かりやすい目印になった。

このギャップが見えてから、俺の中でリサが「チームの人気者」から「ちゃんと一人の女の子」に変わった。大勢の中の明るいリサじゃなくて、二人だとちょっと不器用なリサの方に、興味が湧いた。で、この帰り道で初めて、フットサル抜きの連絡先を交換した。といっても重くなくて、「今度サークルの皆で焼肉行こうって話、幹事手伝ってよ」みたいな、半分サークルがらみの実用的な理由から。サークルだと、連絡先を交換する口実すら勝手に用意されてる。練習の出欠、打ち上げの店決め、イベントの幹事。ナンパで頑張って番号聞き出すのとは、わけが違った。

連絡先交換した後の追い方は、結局どんな出会いでも同じで、前に連絡先交換後のLINEの話で書いた通り。会った直後にベタベタ長文送らない、ってのは共通。サークルの場合は特に、最初は「次の練習出る?」みたいなサークル絡みのライトなやり取りから始めるのが、いちばん自然だった。

Scene 06

サークルの「外」で会って、いい雰囲気になる

二人で連絡取るようになってから、サークルの外でも時々会うようになった。といっても、最初はずっと”サークルの延長”。「今度の打ち上げどこにする?」の相談とか、「新しいフットサルシューズ見に行きたい」の付き合いとか。完全に「デート」って体じゃない、ゆるい外出。

ここがサークルの出会いのテンポで、外に出ても、しばらくは”サークル仲間が二人で会ってるだけ”の状態が続く。これが焦れったいっちゃ焦れったいんだけど、密なコミュニティだと、これがむしろ安全装置になる。だって、二人で会ってることが万が一サークルの誰かにバレても、「打ち上げの店探してただけ」で説明がつくから。サークル絡みの口実があるうちは、外で会ってもリスクが低い。だんだん、サークル抜きで「ごはんだけ行く?」が成立するようになって、そこで初めて”ちゃんとしたデート”っぽくなる。

決定的に空気が変わったのは、何回目かの外メシのとき。サークルでも打ち上げでもない、普通の居酒屋で二人で飲んだ夜があった。その日のリサは、コートにいる時の無敵のムードメーカーじゃなくて、ずっと帰り道の”静かなリサ”のままだった。

リサ

なんかさ、ウチ、サークルだとめっちゃ喋るのに、こうやって二人だと全然ダメだよね(笑)

リサ
アキ
アキ

ダメじゃないでしょ。むしろこっちのリサさんの方が、俺は喋りやすいけど。

リサ

…そういうとこ。さらっと言うのずるい

リサ
アキ
アキ

え、何が。普通のこと言っただけだけど。笑

リサ

もういい(笑)この話やめよ

リサ

この「この話やめよ」が、もう答えみたいなもんだった。普段あんなにポンポン言葉が出る子が、言葉に詰まって話を逃げる。コートでの無敵っぷりを知ってるからこそ、この不器用さのギャップが効いた。これは何ヶ月も、サークルでコツコツ”チームメイト”やってきた時間の蓄積がモノを言ってる。急に距離を詰めたんじゃなくて、コートと打ち上げで一個ずつ積んだ時間が、二人になった夜にやっと表に出た感じ。即日ナンパでは絶対届かない距離で、これがいちばん「社会人サークルの出会い」っぽいなと思った。

その日は、店を出てからもなんとなく解散しがたくて、二人ともそれを分かってて。リサが、めずらしく俺の方を見ずに、

リサ

……今日は、コートの話以外もできてよかった。なんか

リサ

って言った。コートで一番声がデカい子の、めずらしく自信なさげな小声で、ああこれは、ってなった。普段のリサなら絶対しない言い方だったから、余計に分かった。

アキ
アキ

結論だけ言うと、そのままいい雰囲気になって、お持ち帰りは成功。何ヶ月もチームメイトやった甲斐があったってやつ。ここから先はいつも通り省くわ。笑

毎回しつこく書くけど、これは合意のある大人同士の話な。何ヶ月チームメイトだろうが、相手が乗ってないのに押すのは無し。リサはサバサバ系で、嫌なら大勢の前だろうがハッキリ「無理無理(笑)」って言うタイプだから、逆に分かりやすかった。乗ってる/乗ってないを表情で出さない子のときは、こっちが慎重に引く。そこを読めないなら手を出すな、ってのは、どの出会いでも同じ。酒入った勢いで雑にいく、なんてのは論外だし、サークルの相手にそれやったら、その子の居場所まで壊すことになる。だから余計に慎重にいった。

Scene 07

その後。サークルは”密”だから動きにくい。数は外で

リサとはその後も続いてる。チームメイトとしても、それ以上の関係としても。同じサークルでつながった相手は、関係が切れにくい。だって週イチでコートで会うんだから。連絡が途絶えるとか、自然消滅とか、構造的に起きにくい。コートでは相変わらず「ナイス!」を言い合って、打ち上げでも普通に隣で飲んでる。ここはアプリやストナンで知り合った子とは決定的に違う、サークルの出会いの強みだと思う。

ただ、正直に書いとくと、この「社会人サークルの出会い」って、めちゃくちゃ動きにくいし、リスクも高い。リサと仲良くなるのに数ヶ月、奥手な一面が見えるのにまた数ヶ月、いい雰囲気まで半年近く。一人にこれだけ時間かかってる。しかも一番デカいのは、サークルが”密な人間関係”だってこと

コウ
コウ

密だと、何がそんなにキツいんすか? 毎週会えるのは良くないすか。

アキ
アキ

毎週会えるのは良い。でも”逃げ場がない”んだよ。しくじったら、リサだけじゃなくサークル全員と気まずくなる。

コウ
コウ

あー…LINEグループもあるし、辞めにくいっすね。

アキ
アキ

そう。ジムなら気まずけりゃ時間帯変えりゃいい。サークルは、コミュニティごと失う覚悟がいる。

ここは本音で、サークルみたいな”自然な出会い”は、ハマったときの質はいい。汗かいた素の状態から知り合えるし、共通の趣味で関係も切れにくい。でもとにかく遅いし、母数が壊滅的に少ないし、何より”密だから動きにくい”。同じサークルの中で一人に手を出すって、しくじったら自分の居場所(フットサルやる場所)と友達グループを丸ごと失うリスクを背負うってこと。LINEグループからも抜けにくいし、毎週顔を合わせる。それを承知で動かなきゃいけないから、ジムとかボルダリング以上に慎重にならざるを得ない。サークル内で何人にも手を出す、なんてのは絶対やっちゃダメ。それやった瞬間、コミュニティ全体に伝わって、ただの厄介者として弾かれる。まじめにフットサルやりに来てる人の迷惑にもなる。

だから俺は、「自然な出会い」と「アプリ」を対立させずに、両方走らせる派。サークルは趣味として、運動のために普通に通う。そこでリサみたいな縁があれば、ほんとにラッキー、くらいの感覚。でも出会いの絶対数は、サークルの密な人間関係とは切り離して、自分のペースで会える外で別に作っておく。サークルで半年に一回あるかないかの縁、アプリで自分から動いて数人、っていう二段構えが、現実的だと思う。マッチングアプリは、こっちから動けば動いた分だけ母数が増えるし、何より“その関係をしくじっても他のコミュニティに影響しない”のがデカい。サークルみたいに居場所を人質に取られない。”密なコミュニティで一人に賭ける”出会いと、”外で気軽に数を回す”出会いの、両輪で回す。なにより、外で数が回ってる安心感があると、サークルで変に焦って、密な人間関係を壊しにいかずに済む。これがほんとに大事。アプリ自体の比較は、ちゃんと紹介できる準備ができたら別記事で書く。

で、いざサークルの子とちゃんと会う段になったら、結局やることは他の出会いと同じになる。どこに連れていくとか、相手のテンポをどう読むとか。出会いの”入口”がサークルってだけで、そこから先の距離の詰め方は共通だった。その辺は前に落とし方の設計図の話でまとめたのと一緒。

リサ

次の練習、新しい人来るらしいよ。アキくんも最初ガチガチだったよね(笑)

リサ
アキ
アキ

うるさい。笑 その節はお世話になりました。声かけてもらわなきゃ帰ってたわ。

リサ

でしょ? ウチの”走ってる人は応援する”ルール、ちゃんと効いてるじゃん

リサ

ストナンや相席の”瞬発力”の出会いも面白いけど、こういう”チームで何ヶ月も会い続けて積み上げる”出会いも、また違う良さがあった。半年かかったし、密だからリスクも高いし、サークル内で雑に動くもんじゃない。けど、その時間ぶん関係は太い。社会人サークルに入る人は、出会いを狙うんじゃなくて、まず自分が楽しんで、ちゃんと声出して、チームに馴染むこと。縁があるとしたら、それが全部の前提だと思う。あくまで、フットサルを楽しんだついでに、な。

どのアプリで会えるかは、こっちにまとめた出会えるアプリランキングを見る

全部実際に使った俺の本音ランキング。目的別の使い分けも載せてる。

NEXT ROUTE

この流れの次に読む記事。

読み終わったあとに動きやすいように、連絡、街での流し方、次の場づくりに近い記事を置いています。

気になった動線から、そのまま次の記事へ。関連記事
ABOUT ME
アキ
ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。