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【ワイン会体験談】ワイン会で詳しい29歳と味の感想だけで意気投合→お持ち帰り

【ワイン会体験談】ワイン会で詳しい29歳と味の感想だけで意気投合→お持ち帰り
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MEET REPORT / 現場

ワイン会で詳しい29歳と味の感想だけで意気投合→お持ち帰り

ワインを数種類テイスティングしながら飲む「ワイン会」で出会った商社勤めのサホ(29)。ワインが本当に好きで詳しいのに、蘊蓄を語りすぎない品のある大人の女性。知識マウントが飛び交う場で、俺は「詳しくないけど味の感想だけは素直に言う」スタンスで刺した。利き酒みたいな会話から、いい雰囲気までいったワイン会の体験談です。

ワイン会体験談現場読了 14分
01 ENTRY入口を作る02 PLACE現場で動く03 VIBE空気を読む04 NEXT次へ繋ぐ
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TYPEサホ 29歳
商社
PLACE現場
現場レポ
HOOK現場感を
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今回は「ワイン会」の話。マッチングアプリでも合コンでもなくて、ワインを何種類か順番にテイスティングしながら飲む、っていう趣味の集まりな。会費払って参加して、ソムリエっぽい人が解説してくれて、参加者でグラス片手にうろうろ喋る、あのタイプ。婚活目的の回もあれば、純粋にワイン好きが集まる回もある。今回行ったのは、その中間くらいの「ゆるい大人の交流会」みたいなやつだった。

正直に先に言っとくと、俺はワインがまるで詳しくない。赤か白かと、美味いか美味くないか、そのくらいしか分からん。だから申し込む前は「こういうの、詳しい奴らがウンチク語り合う場なんじゃ…俺、置物になるんじゃ」ってかなりビビってた。で、行ってみたら案の定、知識でマウント取り合ってる空気はあった。でもそこで、逆にその”詳しくなさ”が武器になって、いい感じになったのが商社勤めのサホ(29)。ワインが本当に好きで、ちゃんと詳しいのに、それを一切ひけらかさない、品のある大人の子だった。どう距離が縮んだか、全部書いてく。

Scene 01

ワイン会って、実際どういう空気で何やるの

FIELD MEMO

ワイン会体験談の入口、現場での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

まず「ワイン会って何すんの?」ってとこから。今回のは、街中の隠れ家っぽいダイニングバーを貸し切ってて、立食半分・テーブル半分みたいな会場。参加者は20人ちょいで、男女半々くらい。受付で会費払って、最初にウェルカムの泡(スパークリング)を一杯もらって、あとは時間ごとに赤・白・ロゼを数種類、順番にテイスティングしていく流れ。

進行役のソムリエの人が、一本ごとに「これはどこの何年で、こういう香りで」って解説をしてくれる。で、参加者は小さいグラスに少しずつ注いでもらって、香りかいで、口に含んで、「ふむ」みたいな顔をする。要するに利き酒の、ワイン版。これがあるおかげで、ワイン会は会話の起点が最初から用意されてる。「このワイン、どう思いました?」が、全員共通の合言葉になる。

コウ
コウ

ワイン会って初めて聞いたっす。アキさん、ワイン詳しいんすか?

アキ
アキ

全然。赤と白の区別はつくけど、それ以上は無理。”美味い”か”よく分からん”の二択しか言えん男だぞ俺は。笑

コウ
コウ

それでワイン会行ったんすか(笑)詰むやつじゃないっすか

アキ
アキ

それがな、詰まなかったんだわ。むしろ詳しくないのが効いた回だった。これから書く。

ワイン会の良いとこは、座る合コンと違って立って自由に動けることだと思う。気まずくなったら別のテーブルに移ればいいし、気になる相手にはグラス持って近づけばいい。席が固定されないから、「席ガチャで詰む」みたいなことが起きない。あと、みんな手元にグラスっていう”やることがある”から、沈黙が怖くない。喋ることがなくなったら、とりあえずワイン飲んどけばいい。笑

ただ、これは後で詳しく書くけど、ワイン会には独特の地雷がある。知識でマウント取ってくる奴が、一定数いる。「この渋みが分からないなんて」「あなたまだ若いから」みたいな、ワインを物差しにして上に立とうとするタイプ。これが場の空気を地味に悪くする。で、その地雷が、俺にとっては逆にチャンスになった。

Scene 02

会場の知識マウント問題。ウンチク合戦に俺は乗らない

会場に着いて、泡を一杯もらって、まわりを観察してた。男側は、ざっくり二種類いた。一つは、俺みたいに「ちょっと興味あるけど詳しくない」勢。もう一つが、明らかにワインの知識で勝負しに来てる勢。後者が、けっこう厄介だった。

何が厄介って、女の子相手にウンチクを始めるんだわ。「このブルゴーニュはね」「あなた、このタンニンの感じ分かる?」みたいな。本人は教えてあげてるつもりなんだろうけど、横で見てると、女の子の顔がだんだん「あ、はい…」になっていく。テイスティングのグラス持ったまま、逃げ場なくウンチクを浴びてる子が何人かいた。

アキ
アキ

(うわ、あの人ずっと喋ってるな。女の子、相槌しか打ててないじゃん)

ここで俺は方針を決めた。知識合戦には絶対に乗らない。乗っても勝てないし、勝てたところで「詳しい男ランキング」の上位を争うだけで、それ女の子からしたら全員ちょっと面倒なグループだから。俺は土俵を変える。

土俵を変えるって、具体的にどうするか。簡単で、「知識」じゃなくて「味の感想」だけで喋る。「このワインはどこ産で何年で」は一切言わない(言えない)。代わりに「これ、なんかいちごっぽくない?」「うわ、これ渋っ。俺これ無理かも。笑」みたいな、小学生の感想文みたいなことしか言わない。でもこれが、ウンチク勢に疲れた女の子には、めちゃくちゃ刺さる。

コウ
コウ

え、それただ感想言ってるだけじゃないすか。それでよくないっすか…?

アキ
アキ

それでいいんだよ。むしろそれがいい。ウンチク勢に囲まれた女の子って、”正解を言わなきゃ”で疲れてる。そこに「俺、渋いの無理だわ」って素人が来ると、ほっとするわけ。

コウ
コウ

あー、肩の力抜ける相手ってことっすか

アキ
アキ

そう。知識マウントの場で、唯一マウント取ってこない男。それだけで価値がある。

このへんの「相手の土俵で勝とうとしない」感覚は、前に書いた落とし方の設計図の話とも通じてる。詳しい奴と詳しさで張り合っても消耗するだけ。それより、その場で誰もやってない立ち位置を一個取るほうが、ずっと目立つ。ワイン会でいえば、それが「素直に味の感想だけ言う素人」だった。

Scene 03

テーブルで隣になった、ワインに本当に詳しいサホ

赤ワインのテイスティングの時間になって、俺はテーブル席のほうに移動した。立食でウロウロするのも疲れたし、座って落ち着いて飲みたかった。で、同じテーブルに座ってたのが、サホだった。

第一印象は、静かで、品がある。派手じゃないけど、ちゃんとした服を着てて、姿勢がいい。グラスの持ち方が、なんか様になってる。明らかにワインを飲み慣れてる感じ。でも、自分から「私詳しいんです」アピールは一切しない。ソムリエの解説を、にこにこ聞いてるだけ。

最初に話しかけたのは、ほんと軽い感じ。隣で同じワインを飲んでるんだから、感想を言い合うのが一番自然。

アキ
アキ

これ、さっきの白より飲みやすくないですか。俺さっきの白、正直ちょっと酸っぱくて無理だったんですよね。笑

サホ

あー(笑)あれ、酸味しっかりめだったから。苦手な人は苦手かも

サホ
アキ
アキ

ですよね。これは飲める。なんか、こう…甘い?甘くはないか。フルーツっぽい、みたいな

サホ

うん、果実味がはっきりしてるタイプ。飲みやすいと思う、それ

サホ

「果実味」って単語が、さらっと出てきた。あ、この人ちゃんと詳しいな、ってここで分かった。でも、嫌な感じが全然しない。ウンチク勢みたいに「教えてあげる」じゃなくて、俺のふわっとした感想を、ちゃんと拾って言い直してくれる。「甘い?甘くないか」っていう俺の雑な感想を、「果実味がはっきりしてる」って通訳してくれる感じ。これが、すごく楽だった。

コウ
コウ

それ、結局サホさんが教えてくれてるじゃないっすか。ウンチク勢と何が違うんすか?

アキ
アキ

全然ちがう。ウンチク勢は”聞いてもいないのに”喋る。サホは”俺が感想言ったのに対して”返してくる。会話か、独演会か、の差だわ。

ここ、地味に大事なとこだと思ってて。詳しい人が嫌われるんじゃない。「こっちの話を聞かずに詳しさを押し付ける人」が嫌われる。サホは詳しいけど、ちゃんと俺の感想を起点に返してくれる。だから知識量はあっちが圧倒的に上なのに、会話の主導権はこっちにあるみたいな、不思議なバランスだった。これが心地よくて、俺は完全にこのテーブルに腰を据えることにした。

Scene 04

味の感想を素直に言うだけで、なんか会話が回る

そこからしばらく、サホと二人でテイスティングしてた。ソムリエが次のワインを注いでくれるたびに、俺が雑な感想を言って、サホがそれを拾う、っていう往復。これが、思った以上に続く。

面白かったのは、俺が知ったかぶりをしないことで、サホがどんどん喋りやすくなってったこと。ワイン詳しい人って、たぶん普段「相手にどこまで言っていいか」を測ってるんだと思う。詳しく言いすぎたらウザがられるし、かといって何も言わないのもつまらない。でも俺みたいに「全部分かんないんで遠慮なくどうぞ」って態度の相手だと、その遠慮がいらない。

アキ
アキ

これ、さっきのよりなんか濃い気がする。重い、みたいな。これ説明できないんすけど

サホ

いや合ってる(笑)これフルボディだから、重く感じるのは正解

サホ
アキ
アキ

お、合ってた。フルボディって、その重いやつのことなんすね。一個賢くなった

サホ

そうそう。アキさん、感想が素直でいいね。当たってるし

サホ

「感想が素直でいい」。これが出た瞬間、いけるなと思った。気取った褒め言葉じゃなくて、サホが本心でそう思ってるのが分かる言い方だった。たぶんこの子、ワイン会で「分かってるフリして外す男」とか「分かってないのに語る男」をさんざん見てきてて、それと比べて俺の「分かんないけど素直」が、新鮮だったんだと思う。

ここで、俺はあえて知識を吸収しにいった。サホが詳しいのは明らかだったから、知ったかぶるより「教えて」のほうが会話が転がる。ただし、ウンチク勢みたいに「で、あなたはどう思う?」って試すんじゃなくて、純粋に「それ何?」って聞く。

アキ
アキ

サホさん、めっちゃ詳しいですよね。さっきから感想ぜんぶ拾ってくれるし

サホ

んー、好きなだけ(笑)詳しいっていうほどじゃないよ

サホ
アキ
アキ

いやいや、果実味とかフルボディとか、さらっと出てくる時点で十分っす。俺なんか「いちご」しか言えてないですからね

サホ

いちご、いいじゃん(笑)難しい言葉並べるより、いちごのほうが伝わるよ

サホ

「いちごのほうが伝わる」。この返しが、サホの良さを全部表してた。詳しいのに、難しい言葉を偉いと思ってない。むしろ、俺みたいな素人の感想のほうを「いい」って言ってくれる。知識を持ってるのに、それで上に立とうとしない。これが、ウンチク勢との決定的な違いだった。蘊蓄を語れるのに、語りすぎない。その引き際が、品があった。

ちなみにコウに一回ツッコまれたとこも書いとくと、

コウ
コウ

それ、アキさん「教えて」って言いながら、結局サホさんを気持ちよく喋らせてるだけじゃないっすか。あざとくないっすか

アキ
アキ

あざとくないわ。俺、ほんとに分からんから聞いてるだけだぞ。笑 結果サホが楽しそうに喋ってくれるなら、それは win-win だろ。

Scene 05

二次会のワインバーで、肩の力が抜けてくる

ワイン会自体は2時間くらいで終了。最後に軽く連絡先交換できる時間があって、サホとは普通にLINE交換できた。っていうか、二人でずっと喋ってたから、交換しない流れのほうが不自然だった。

で、会がお開きになって外に出たら、まだ21時前。俺は最初から、サホとはもう少し飲みたいと思ってた。誘い方は、ワイン会だと簡単なんだわ。だって共通の話題が「さっき飲んだワイン」で確定してるから。

アキ
アキ

サホさん、このあとちょっとだけどうですか。さっきのテイスティング、量が少なすぎて消化不良なんですよね。笑 ちゃんと一杯、落ち着いて飲みたい

サホ

わかる、あれ一口ずつだもんね(笑)うーん…じゃあ、一杯だけ

サホ
アキ
アキ

やった。サホさんが選んでいい店にしましょ。俺どうせ詳しくないんで、ここはプロにお任せします

サホ

プロじゃないって(笑)でも、いいとこ知ってるよ。近くに

サホ

「サホさんが選んでいい」っていうのは、わざとそうした。詳しい子に、自分の得意分野で選ばせると、その子は気分がいい。しかも俺は本当に詳しくないから、これはお世辞でも何でもない、ただの事実。サホが連れてってくれたのは、カウンターだけの小さいワインバーだった。マスターと顔見知りっぽくて、慣れた感じで「いつもの感じで赤、軽めで」みたいに頼んでた。あ、この子ほんとに好きなんだな、っていうのが伝わってきた。

サホ

ここのマスター、無理に高いの勧めてこないから好きで。さっきの会、ちょっと疲れたでしょ(笑)

サホ
アキ
アキ

あー、それ。なんか”分かってる感”出さなきゃみたいな空気、ちょっとありましたよね

サホ

あるある(笑)私あれ苦手なんだよね。ワインって、本当はもっと適当でいいのに

サホ
アキ
アキ

それ、めっちゃいいこと言ってますね。詳しい人が「適当でいい」って言うの、説得力えぐい

ここで、サホの本音が出てきた。詳しいからこそ、知識をひけらかす空気がしんどい。本当に好きな人ほど、ワインを「マウントの道具」にされるのが嫌なんだと思う。この子、ワイン会には来るけど、あの「分かってる感の張り合い」には正直うんざりしてた。だから、何も張り合ってこない俺が、たぶん楽だったんだろうな。

ワインバーで、二杯目あたりから、サホの口調がちょっとずつ砕けてきた。「私さ」「〜じゃん」みたいな、会場のときよりタメ口寄りになる。仕事の話(商社で海外とやり取りしてて、出張も多いとか)、ワインを好きになったきっかけ(前に行った国で飲んだのが美味すぎたとか)。好きなものと仕事の話は、大人の子でもよく喋る。

アキ
アキ

商社で海外って、めっちゃデキる人じゃないですか。なんか、しっかりしてそう

サホ

んー、外ではね(笑)でもこういうとこでくらい、しっかりしてたくないかな

サホ
アキ
アキ

じゃあ今日はちょうどいいですね。俺の前でしっかりする必要、1ミリもないんで

サホ

ふふ、それ助かる(笑)

サホ

「外ではしっかりしてる」「こういうとこではしたくない」。これは、サホみたいな”普段ちゃんとしてる大人の子”の、肩の力を抜きたがってるサインだった。仕事で気を張ってる子ほど、プライベートでくらい緩みたい。そこに「緩んでいいよ」を、押し付けがましくなく置けると、すっと寄ってくる。

Scene 06

いい雰囲気で、その日のうちに

ワインバーで二時間近く話して、店を出た。サホは、会場で会ったときの「品のある静かな人」から、だいぶ砕けてた。マスターに「また来ます」って手を振って、外の空気を吸いながら、ちょっと赤い顔で笑ってた。

ここで一個、サホらしいやり取りがあった。

サホ

今日のワイン会、正直あんまり期待してなかったんだよね。いつも詳しい男の人に絡まれて終わるから

サホ
アキ
アキ

あー、分かる気がする。サホさん詳しいから、語りたい人のターゲットにされそう

サホ

そうそう(笑)だから、いちごとか言ってる人、新鮮だった

サホ
アキ
アキ

いちごの男として記憶されるの、ちょっと複雑だな。笑

「いちごとか言ってる人、新鮮だった」。これ、口説き文句じゃなくて、サホが本心で言ってるのが分かった。詳しい男に絡まれ慣れてる子にとって、詳しくない俺は、ただただ珍しかったらしい。これがワイン会で「詳しくない」が武器になる、ってことなんだよな。みんなが知識で勝負しようとする場で、一人だけ知識を捨ててると、逆に目立つ。

いい空気のまま、誘いはほんと軽く出した。サホが「家でも一人でよくワイン開ける」って話してたのを拾った形で。

アキ
アキ

サホさん、家にワインのストックあるって言ってたじゃないですか。一本、俺に飲み方教えてくださいよ。さすがにいちごのままじゃ恥ずかしいんで。笑

サホ

え(笑)教えるって言っても、適当でいいって言ったじゃん

サホ
アキ
アキ

その”適当でいい”を、もうちょい詳しく聞きたいんですよ。一杯だけ、付き合ってもらえません?

サホ

……一杯だけね(笑)ほんとに一杯

サホ

誘い方は、最後まで「ワイン」を口実にした。「この後うち来る?」をストレートにぶつけるより、「飲み方教えて」のほうが、今日ずっと喋ってた流れのまま。それに、無理そうなら「いや、それは…」で普通に解散できる逃げ道もちゃんと残してた。サホみたいに自分でちゃんと判断できる大人の子は、こっちが逃げ道を残しておくと、かえって安心して乗ってくれる。「一杯だけね」の”だけ”は、たぶんサホの中の、最後のちょっとした建前だった。

アキ
アキ

結論だけ言うと、そのままいい雰囲気になって、お持ち帰りは成功。ワインは結局、一杯どころじゃなかったけどな。笑 ここから先はさすがに省くわ。

毎回しつこく書いてるけど、これは合意のある大人同士の話。サホは自分の意思でちゃんと選べる大人だったし、こっちが酔わせて押し切ったとかじゃなくて、二人の空気で自然にそうなった。お酒の場だからこそ、ここは特に強調しとく。相手が泥酔してたり、明らかに正常な判断ができてない状態なら、絶対に手を出しちゃいけない。それは口説きでも何でもなくて、ただのアウトな行為。サホはほろ酔いで、会話も論理も全然しっかりしてて、自分で「一杯だけね」って選んでた。その線引きだけは、何があっても外さない。

Scene 07

その後。ワイン会は数が少ないから、母数はアプリで足してる

サホとはその後も続いてる。後日また会って、今度はサホの行きつけのワインバーに連れてってもらった。俺のワイン知識は、いちごから少しだけ進歩して、今は「いちごっぽい赤」と「酸っぱい白」の二段階くらいは言えるようになった。笑 サホは相変わらず、俺の雑な感想を楽しそうに通訳してくれる。

サホ

アキさん、最近ちょっと感想のレパートリー増えたよね(笑)この前「土っぽい」って言ったの、けっこういい線だったよ

サホ
アキ
アキ

お、土っぽいセーフだった?俺、自分で言っといて意味分かってなかったわ。笑

ワイン会で出会った相手は、デートが「ワインを飲みに行く」で固定できるから、毎回どこ行くか悩まなくて済むのが楽。サホが店を選んでくれるし、俺は素直に美味い不味い言ってればいい。お互いの役割がはっきりしてて、続けやすい関係になった。

ただ、ワイン会自体はそんなに頻繁には開催されないのがネックで。月一あればいいほうだし、ジャンル(ワイン会なのか日本酒会なのか、婚活寄りなのかガチ勢寄りなのか)も毎回バラバラ。今回サホに当たれたのは、正直かなり運がよかった。これを待ってるだけだと、出会いの数が全然稼げない。

※この段落はマッチングアプリ訴求の差し込み枠(AFFILIATE_MODE=placeholder。ASPリンク確定後に差し替え)

だから俺は、ワイン会みたいな「濃いけど滅多にない」イベント型の出会いと並行して、普段はマッチングアプリも回してる。イベントは当たれば濃いけど、次がいつ来るか読めない。その「空いてる期間」を埋めるのがアプリ、っていう二本立て。実際、ワインとか日本酒が好きな子って、アプリのプロフィールにも「お酒好き」「ワインバー巡りが趣味」って書いてること多いから、今回サホで掴んだ「知識で張り合わず、味の感想だけ素直に共有する」やり方は、そのままアプリで会った子とのデートでも使える。詳しい子相手に知ったかぶらないだけで、印象が全然違う。アプリごとの違いは、ちゃんと紹介できる準備ができたらまた別で書く。

距離の詰め方そのものは、相手が大人だろうが奥手だろうが共通してて、前に連絡先交換後のLINEの記事に書いたのと同じ。会った直後にベタベタしすぎない、相手のペースに合わせる、逃げ道を残しながら軽く誘う。ワイン会は、その「お酒の感想」っていう共通言語が最初から用意されてるぶん、会話を絞り出すのが苦手な人でも入りやすい。

似た”共通の趣味から入る場”だと、前に書いたアニメ趣味街コンの話や、一緒に料理する料理コンの話も近い。アニメは「好きを共感し合う」場で、料理コンは「一緒に手を動かす」場。ワイン会はそのどっちとも違って、「味の感想を共有する」場だった。共通してるのは、トーク力じゃなくて、その場の”何か”が勝手に距離を詰めてくれるってこと。喋りで勝負する合コンでいつも沈黙してた、みたいな人は、こういう「お題が最初からある場」のほうが向いてると思う。

今日のワイン会はこんな感じ。知識マウントが飛び交う場で、俺は一個も知識で勝負せず、「いちご」とか言ってる素人のまま、詳しい29歳のサホと一番仲良くなった。詳しい人を、詳しさで上回る必要なんてない。むしろ、詳しい人ほど、知識を押し付けてこない相手に飢えてたりする。マウントの場で、唯一マウントを取らない男になる。それだけで、ワイン会は十分戦える。…まあ、その日に当たるかは運なんで、アプリと併用しとくのが現実的だけどな。笑

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全部実際に使った俺の本音ランキング。目的別の使い分けも載せてる。

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ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。