バーで一人飲み→出会い席の選び方・時間帯・話しかけ方を、7軒分の夜から
カウンターの端に座った夜から、七軒ぶんの一人飲みを並べ直した。オーセンティック・ジャズ・ダーツ・スポーツ・一人飲み限定・シーシャ。どの席に座って、何時に入って、話しかける前に何をしてたか。空振りの夜と、今夜二つ隣に来た花屋の人のことも。
体験レポREAD14分
読了目安HOOK現場感を
そのまま読む
カウンターの端、壁側の席に腰を下ろすと、店の全部が右側に来る。ボトル棚も、マスターの手元も、まだ誰も座ってない八つの椅子も。壁に肩を預ける形になるから、体の向きは勝手に店の内側を向く。スマホはポケットに入れたまま、コースターの上にグラスが来るのを待つ。今夜もそこに座ってる。
一人で入る店を、この数ヶ月で七軒回った。マスターが無言でステアしてる店、目の前で生演奏をやってる店、奥にダーツの台がある店、代表戦でスクリーンに全員が向いてる店、一人客しか入れない店、煙で天井が霞んでる店、そして今夜の、カウンターしかない小さい店。並べて分かったのは、話しかけ方より前に、どこに座って何時に入ったかで夜の形がだいたい決まってた、ってこと。六軒ぶんは女の子と何かしら始まって、七軒目の今夜は……それは最後に回す。
端か、角か、真ん中か。カウンターの席で夜の形が変わる
端の席から。壁側の端は、隣が片側にしか無い。だから誰かが隣に座った瞬間に、それだけで意味が出る。八つ空いてるのに隣に来た、は偶然じゃないし、逆に俺の隣だけ空いたまま店が埋まっていくのも、それはそれで情報だわ。ダーツバーでもスポーツバーでも、俺はカウンターの端を取ってから一杯目を頼んでる。端に座ると、店員と喋る声が店に薄く広がる位置になるのも大きい。
角は、L字の店にしかない席で、端とは別物。体を少し斜めにするだけで、隣の卓と同じ面になる。シーシャバーでL字の角に座らされた夜は、隣のソファまで一メートルもなくて、体の向きを変えたらもう同じテーブルを囲んでる形だった。角は「隣」が二方向にあるぶん、端より逃げ道がある。合わないなと思ったら体を戻せばいい。
真ん中は、両側に挟まれる席。両隣が常連同士だと、会話が俺の頭の上を通過していく。どっちに体を向けるか決められないまま、正面のボトル棚だけ見て飲むことになる。満席で真ん中しか空いてない夜は、俺はそこで一杯だけ飲んで帰る。真ん中から何かが始まった夜は、七軒のうち一回もない。

俺、真ん中の席がいちばん落ち着くんすけど

落ち着くだろうな。誰もお前に話しかけないから
あともう一個、隣じゃなくて「二つ隣」の話。オーセンティックバーの夜のレイコは二つ隣だった。スポーツバーのサキも、二つ隣のハイテーブル。一席空いてる距離は、直接話しかけるには遠くて、マスターとの会話が届くにはちょうどいい。ジャズバーのマドカは一つ隣で、あれは曲間の一言が届く距離だから成り立ってた。席が選べない箱もある。THE SINGLEはカーテンで仕切ったブースに店が組むから、あそこに席の話は無くて、代わりに砂時計の話になる。店が卓を組む相席系と自分で席を選ぶバーの違いは、まずそこだわ。
開店直後、22時、終電前。同じ店が別の店になる
今夜は開店の十分後に入った。客は俺だけで、マスターが氷を割る音しかしてない。この時間のいいところは、店員の喋る相手が俺しかいないこと。一杯目の注文に一言足せば、そこから十分くらいは普通に会話が続く。そして後から来た客は、先に座ってた俺を店の風景として受け入れる。後から入ってきた人間に見えるか、もう馴染んでる人間に見えるかは、最初の十分で決まってると思ってる。悪い点もはっきりしてて、1時間誰も来ない夜がある。今夜もそうなりかけた。

今日は早いですね

開店と同時に来る客、迷惑です?

いえ。氷を割ってるところを見られるのが、ちょっと恥ずかしいだけで(笑)
22時の前後は、店の中身が入れ替わる時間。仕事帰りに一杯だけの人が帰って、二軒目の人が入ってくる。二軒目で来る人はもうほろ酔いで、口が軽い。ただし二人組も増える。二人組の隣に座っても会話は二人の中で完結してるから、こっちの出番はまず無い。この時間は、一人客が一人で入ってくるのを、端の席で待つ時間だわ。
終電前は、帰る人と残る人が分かれる。残るほうを選んだ人は、その時点で終電を捨ててるから、話が長くなる。そのぶん酔いの深い人も増える時間で、これは空振りの夜のほうで一個出てくる。
時間帯じゃなくて、日付で決まる箱もある。ジャズバーは演奏日、スポーツバーは試合日。演奏の無い日のジャズバーは、ただの静かなバー。相席系の店は、店が客を回すぶん動く時間帯がはっきりしてる。食べ放題型は19時から22時、ラウンジは22時から深夜、立ち飲みは18時から21時。その幅は相席の五タイプを並べた比較に書いた。普通のバーは店が回してくれないから、山は自分で見つけるしかない。
六つの箱を、席と時間と値段で並べる
二杯目を待ちながら、頭の中で六軒を並べ直してた。席の取り方と、動きやすかった時間と、財布から出ていった額と、一言。数字は俺が払った範囲のもので、店と曜日でズレる。
| バーのタイプ | 席の取り方 | 動きやすい時間帯 | 予算感 | 一言 |
|---|---|---|---|---|
| オーセンティック | カウンターの端。二つ隣が空いてる距離が理想 | 仕事帰りの早い時間。ガラガラの夜ほど声が届く | 1杯1,200〜1,800円。3杯で5,000円前後 | 声は張らない。最初の一言はマスター越し |
| ジャズ(生演奏) | カウンターの一つ隣。曲間の一言が届く距離 | 演奏日だけ。休憩の15分が、続けて喋れる唯一の窓 | チャージ2,000〜3,000円+1杯1,000円前後 | 演奏中は黙る。感想は独り言のサイズで |
| ダーツ | カウンターの端で一杯、台が空いたら一人で投げる | 平日の二杯目あたり。台に人が増えてくる頃 | ドリンク3杯+ゲーム代で3,000〜4,000円 | 下手なほうが話しかけられる |
| スポーツ | キックオフ前にカウンターの端を確保 | 試合の日だけ。ゴールとハーフタイムが窓 | ビール3杯で3,000円前後。試合日はチャージが乗る店も | 絡むタイミングは試合が作ってくれる |
| 一人飲み限定(THE SINGLE) | 席は選べない。店が1対1のブースに組む | 平日の仕事終わり。2セッションで上がる | 20分2,750〜3,300円。俺は2回と飲み代で1万円かからなかった | 砂時計が落ちたら一回離れる。追撃は専用アプリ |
| シーシャ | L字ソファの角。隣のかたまりまで1メートルない | 水曜の20時台。金曜は席待ちが出るらしい | 台3,000円ちょっと+ワンドリンク。俺は5,000円弱 | 隣は2時間動かない。始まらない夜は最後まで始まらない |
六つ並べて分かるのは、席の取り方はほぼ「端か、一つ隣か二つ隣か」に寄ってて、時間のほうは店ごとにバラバラってこと。それと、どの箱も隣に誰が座るかは運で、店は保証してくれない。だから俺は、空振りした夜の帰り道にアプリの返信を返して、週末の予定だけは切らさないようにしてる。今夜も家を出る前に二件、返してきた。
- 余裕のある大人の子が多い印象だから、変な探り合いが少なくてやり取りが楽だった
- 「会う前提」で繋がる空気だから、いいなと思った子とも上品なまま話を進めやすい
- 下見だけなら無料。本気で会いに行くなら、男は有料で動いたほうが早かった(俺の場合は)
無料登録して、気になる子を探す18歳未満(高校生を含む)はご利用いただけません。本コンテンツには広告(PR)が含まれます。
話しかける前に、俺がカウンターでやってること
店員に一言。注文のときに、銘柄じゃなくて状態で頼む。「甘くなくて煙いやつ」「初めてなんで、外さないやつ」。詳しくないのを最初に出しておくと、店員が教える側に回ってくれて、その会話が店に薄く広がる。今夜のマスターとは、こう始まった。

甘くなくて、煙いやつを一杯。銘柄は分かんないです

煙いの平気なら、正露丸って言われるやつがありますよ(笑)

それ、前に別の店で俺が言ったやつだ。じゃあそれで
店員と喋るのは店に馴染むためで、それ以上は考えてない。仕事中の人だし、口説く相手じゃない。
グラスの置き方。コースターの上、自分の正面よりちょっとだけ店の内側寄りに置く。壁側に引き寄せて抱え込むと、体ごと閉じて見える。スマホはカウンターに出さない。出した瞬間、隣から見た俺は「画面を見てる人」になって、話しかける理由が一個減る。ポケットの中で震えてても、店にいる間は見ない。
視線。隣は見ない。ボトル棚と、マスターの手元を見る。隣で笑う気配がしたときに、初めて顔を向ける。オーセンティックバーの夜も、ジャズバーの夜も、最初の一言は俺からじゃなくて向こうからだった。その前の俺は、ずっと目の前のことを見てただけ。
独り言。これは狙ってやってるわけじゃなくて、出るときは出る。ジャズバーで一曲目が終わったあとに漏れたのも、オーセンティックバーの正露丸も、独り言だった。隣に聞こえる音量で、でも隣には向けてない。乗るか乗らないかは、向こうが決める。
六軒ぶんの夜を、一段落ずつ
オーセンティックバー。二つ隣の編集者と、マスター越しに
雑居ビルの三階、看板の出てない店。仕事で嫌なことがあった夜で、客は俺ともう一人だけだった。カウンターの二つ隣でウイスキーをロックで飲んでたのが、書籍の編集をやってるレイコ、三十歳。俺がマスターに出されたアイラを正露丸の匂いって言ったら、二つ隣から笑い声がして、最初の一言は向こうから来た。しばらく三人で喋って、マスターが奥に引っ込んだところで二人の会話になって、椅子一個分だけ詰めた。会計のときにマスターへ「この辺で静かな店」を聞いて、レイコも知ってるワインバーへ。その先はオーセンティックバーの夜に書いた通りで、いい雰囲気で終わってる。
……正露丸は言いすぎ(笑)でも、分かる


聞こえてました? いやこれ、煙すぎて
ジャズバー。一つ隣の人と、曲間の一言だけで
雑居ビルの地下で、ピアノとベースとドラムの生演奏を目の前でやってる店。仕事が早く終わった日で、その日がたまたま演奏日だった。案内されたカウンターの一つ隣に、一人で聴きに来てた広告の仕事のマドカ、三十歳。一曲目が終わって店中が拍手したあと、俺の口から漏れた「ピアノの人やばかった」に、向こうが乗ってきた。演奏中は黙って、曲が終わるたびに一言ずつ。休憩に入ってやっと続けて喋れて、後半のステージは同じところで顔を見合わせる感じになってた。終演後にマスターに近くの店を聞いて移って、その夜はそのままいい雰囲気まで。細かい流れはジャズバーの夜に残してある。

……今の、ピアノの人、すごかったな
ふふ、良かったですよね、今の

ダーツバー。端の席で一杯、台で一人、そこに来た看護師
雑居ビルの上の階、L字のカウンターと、奥にダーツの台が二台。平日の夜で、初めての店。カウンターの端の席でハイボール、店員に「めっちゃ下手で」を先に言って、貸しダーツで一人で投げてた。二杯目の頃に来た二人組の片方が帰って、残ったほうがリコ、二十六歳の看護師。俺の外しっぷりを見て笑って、目が合った。ハンデをもらって、負けたほうが一杯おごりの勝負をして、ボロ負け。台からカウンターに移って飲み直したら、向こうから「このまま帰るのもったいない」が出た。ダーツバーの夜は、その先も含めて書いてある。
ごめん、笑った(笑)今の、刺さった場所がやばかったから


見られてた。笑 今日、才能の無さが全部出てる
スポーツバー。試合が第一声を用意してくれた夜
渋谷の大箱で、平日だけど日本代表のアウェイ戦があった日。キックオフの三十分前で半分以上埋まってて、カウンターの端を確保してビール。店員と「今日勝てそうすか」の話をひとつ。二つ隣のハイテーブルに、タオルマフラーを首にかけた二人組がいたけど、試合前は動かない。前半のゴールで店が総立ちになって、勢いのハイタッチで手が合ったのが、メーカー営業のサキ、二十五歳。ハーフタイムに向こうのテーブルへ移って、後半をハラハラして、勝った。連れの子が先に帰って、サキのほうから「勝った日にこのまま帰るのもったいない」。近くの落ち着いた店に移って、その夜はいい雰囲気まで行った。スポーツバーの夜に、九十分の流れを全部置いてある。
来た来た! 今のやばい、最高(ハイタッチ)


完璧すぎ。俺、叫んでただけだけど
一人飲み限定バー。席は選べない、砂時計が選ぶ
THE SINGLEは一人客しか入れない一対一の相席バーで、カーテンで仕切られたブースに店が組んで、卓の砂時計が落ちる二十分で交代する。平日の夜、仕事終わりに都内の店舗へ。一人目の子とは質問と回答のターン制になって、そのまま砂が落ちた。二人目がアズサ、二十六歳、メーカーの営業。バッグの口から文庫本が覗いてて、そこから。二十分が一瞬で、席替えのルール通りに一回離れて、二セッションで会計して上がった。連絡は店の専用アプリのメッセージで、「砂時計のない店でもう一杯」と送ったら五分で返ってきて、近くのオーセンティックバーで飲み直し。THE SINGLEの夜には、システムと料金の表も置いてある。

カバンの本、見えてますよ。飲み屋で本持ってる人、久々に見た
あ、ほんとだ(笑)しまい忘れてただけで……いま終盤なんです

シーシャバー。角のソファで、隣が2時間動かない
水曜の20時半、雑居ビルの二階。二十歳未満お断りの黒板があって、受付で免許証を出した。案内されたのはL字のでかいソファの角で、隣のかたまりまで一メートルもない。フレーバーの名前が一個も分からなくて、店員さんに「りんごにミント」を教わって、最初の一口でむせた。その咳で隣の二人組が笑って、片方がミウ、二十四歳のネイリスト。途切れそうだった会話を繋ぎ直したのは、炭を替えに来たスタッフだった。2時間半、店の顔ぶれがほとんど動かない箱で、閉店近くまで喋って、連れの子の「明日九時入り」で解散。LINEは会計より先に終わってた。台とドリンク二杯で、俺が払ったのは五千円弱。シーシャバーの夜は、帰ったあとのパーカーの話まで書いてある。
笑ってごめん(笑)でも私も最初の日、まったく同じだった


最初の日って数え方、部活みたいっすね
空振りだった夜の話
始まらなかった夜のほうが多い。三つだけ並べる。
一つ目。試合の無い日にスポーツバーに入ったら、スクリーンでは録画のダイジェストが流れてて、客は俺と、奥でスマホを見てるおっさんだけだった。カウンターの端は取れた。取れたけど、端から見える景色が、俺とおっさんとダイジェストだけ。ビール二杯で出た。
二つ目。満席のオーセンティックバーで、真ん中の席しか空いてなかった夜。両隣が常連同士で、俺の頭の上を野球の話が飛び交ってた。マスターに一言かける隙もなくて、一杯で会計。あの夜の会話は、マスターの「おかわりどうします」だけだった。

会話がマスターの「おかわりどうします」だけの夜、俺だったら日記に書けないっす

書いてるから今お前に読まれてんだよ。笑
三つ目。22時過ぎに入ったカウンターの店で、隣に座った二人組の片方が、明らかに酔いすぎてた。呂律が回ってなくて、連れの子がずっと水を頼んでる。俺は、足元や呂律が怪しくなってる人には近づかない。視線をボトル棚に戻して、自分の一杯を飲んで、二人が出ていったあとにもう一杯だけ飲んで帰った。その夜の収穫は、マスターが教えてくれた氷屋の名前だけ。
二つ隣のまま終わった、ユーカリの人の夜
今夜の店に戻る。開店から1時間、客は俺だけのままで、二杯目に口をつけたところでドアが開いた。入ってきたのは、でかいトートバッグを肩にかけた人で、八つ空いてる椅子の中から、俺の二つ隣に座った。マスターが「今日も余りもの?」って聞いて、その人がバッグから細長い枝の束を出して、バッグの横に寝かせた。店の匂いが一気に変わった。

(マスターに)なんか急に、森の匂いしません?

ナツメさんの荷物ですね。いつもこうなんです
ごめんなさい、仕事の残り(笑)廃棄にするくらいならって持って帰るんだけど、家がもう森で

花屋の人だった。ナツメ、二十七。閉店作業のあとにこの店で一杯だけ飲んで帰るのが、週に二回くらいあるらしい。俺はボトル棚を見たまま、マスター越しに二言三言。ナツメはジンのソーダ割りをライム多めで頼んで、こっちのグラスの匂いに気づいて、椅子一つぶん、身を乗り出した。
それ、すごい煙いね。薬っぽい


正露丸って言われてるやつです。言ったの俺なんですけど
自分で言ったんだ(笑)

二つ隣のまま、椅子は詰めなかった。詰める前に、ナツメのグラスが空いた。明日は市場で、4時起きらしい。
市場、4時起きなんだよね。もう一杯いくと、明日の私が死ぬ


4時か。……俺、まだ起きてる時間かも
それはそれで死ぬよ(笑)

会計のとき、ユーカリの名前を聞いたら、コースターの裏に品種名を書いてくれた。「一週間くらいで葉が丸まるから、そしたら逆さに吊るして」って、飾り方まで。LINEは、そのコースターを渡すときに向こうから。「この名前、検索しても出ないと思うから、乾いたやつの写真送る」って。
今夜まともに喋ったのは、マスターとナツメの二人。二つ隣に当たりが座る夜は、七軒ぶん並べても数えるほどで、その間の平日は、俺はアプリで人と会ってる。
- 余裕のある大人の子が多い印象だから、変な探り合いが少なくてやり取りが楽だった
- 「会う前提」で繋がる空気だから、いいなと思った子とも上品なまま話を進めやすい
- 下見だけなら無料。本気で会いに行くなら、男は有料で動いたほうが早かった(俺の場合は)
無料登録して、気になる子を探す18歳未満(高校生を含む)はご利用いただけません。本コンテンツには広告(PR)が含まれます。
ナツメが出ていったあとも、枝の匂いだけがカウンターに残ってた。マスターが「一本持って帰ります?」って言うから、もらった。会計して、階段を降りる。
外に出る。路地は雨上がりで、看板の灯りが濡れた地面に長く伸びてる。手に持った枝が、外の空気の中だと店の中より強く匂う。俺は明日、昼休みに会社の近くの花屋で、コースターに書いてもらった名前を言ってみる。
場の空気を崩す読み物へ。
相席、合コン、飲み会で、隣の席やグループを自然に巻き込む記事を続けて読めます。


