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【アソビバー体験談】ゲームで遊べるバーで25歳と対戦→負けた方が奢りの夜

【アソビバー体験談】ゲームで遊べるバーで25歳と対戦→負けた方が奢りの夜
※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
AISEKI REPORT / 東京

ゲームで遊べるバーで25歳と対戦→負けた方が奢りの夜

ゲーム遊び放題の相席スタンディングバー「アソビバー」に一人で突入。隣の台にいた事務職25歳のツムギに対戦を申し込まれたら、物静かな子がコントローラーで豹変。飲み放題で奢りが賭けにならず「負けた方が閉店後のラーメン奢り」にした夜の体験談。

アソビバー体験談東京読了 14分
01 ENTRY入口を作る02 PLACE東京で動く03 VIBE空気を読む04 NEXT次へ繋ぐ
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TYPEツムギ 25歳
事務職
PLACE東京
現場レポ
HOOK現場感を
そのまま読む

アソビバーって店に行ってきた。ダーツもビリヤードも卓球もカラオケもTVゲームも、ぜんぶ無料で閉店まで遊び放題っていう、相席系のスタンディングバー。名前は前から知ってたんだけど、「ゲームが全部タダのバー」って正直ピンと来てなかった。ゲームしに行く場所なのか、出会いに行く場所なのか、どっちなんだと。

行ってみたら、両方だった。俺はそこで、隣の台にいた25歳の事務職の子に対戦を申し込まれて、気づいたら閉店までほぼノンストップで対戦して、負け越して、ラーメンを奢らされた。ツムギっていう、たぶん学生時代は教室の隅で本読んでたタイプの物静かな子。それがコントローラーを握った瞬間に別人になるんだわ。今回はその夜の話。

Scene 01

アソビバーってどんな店か。ゲーム全部無料の「遊べる相席バー」

FIELD MEMO

アソビバー体験談の入口、東京での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

まず店の説明から。アソビバー(ASOBIBAR)は、東京・大阪・名古屋・福岡あたりの都市部で展開してる相席系スタンディングバーのチェーン(執筆時点)。「相席系」っていっても、相席屋みたいに店側が男女を席にセットするタイプじゃない。立ち飲みフロアにゲームが大量に置いてあって、客同士が遊びながら勝手に混ざっていく作りになってる。

システムの型はこんな感じ。細かい料金やルールは店舗と時期でけっこう変わるみたいなので、行く前に必ず公式サイトで確認してくれ。

項目ざっくりの型(執筆時点・店舗で異なる)
営業形態立ち飲み中心の相席スタンディングバー。出入り自由の店が多い
料金の型男性は4,000〜5,000円前後で時間制なしの飲み放題が基本の型。女性はかなり安く、1,000円台の店舗例も。週末は上がる店あり
遊べるものダーツ・ビリヤード・卓球・カラオケ・TVゲーム・ジェンガ等の卓上ゲームが無料で遊び放題
交流の仕組み入口で巻かれるカラーバンド。テーマは時期やイベントで変わり、同じ色同士が絡みやすい合図になる
客層20代前半〜30代半ばが中心(公式FAQベース・執筆時点)

相席屋みたいな「10分いくら」の時間課金じゃないから、長居しても財布が削られていく焦りがないのは個人的にデカかった。逆に男の入場料は最初にドンと払う型なので、サクッと30分だけ覗きたい人には向いてない。このへんの相席系の形態ごとの料金構造の違い相席屋・相席ラウンジ全タイプ比較にまとめてあるから、店選びの段階の人はそっちが先かも。

コウ
コウ

ゲーム無料って、出会いそっちのけでゲームばっかやる客になりそうなんすけど、俺

アキ
アキ

なるんだよ。で、それでいいんだわ、この店は。ゲームに本気になってる時間のほうが仕事する。理由は後で書く。

Scene 02

一人で入店。レースゲーの台で、隣から対戦を申し込まれた

平日の夜、一人で行った。エレベーター開けた瞬間、ダーツの電子音とカラオケの漏れ音と歓声がいっぺんに来る。立ち飲みのハイテーブルがいくつかあって、奥にダーツ、ビリヤード、卓球台、壁際にでかいモニターのTVゲームコーナー。グループ客が半分、男二人組とかが残り、って感じの混み具合だった。

受付で入場料を払うと、手首にカラーバンドを巻かれる。

店員
店員

お一人ですか。ゲーム全部無料なんで、空いてる台は好きに使ってください。バンドの色が同じ人は、話しかけやすい合図くらいに思ってもらえれば

アキ
アキ

この色って選べるんすか?

店員
店員

今日は入った順です。日によってテーマ変わるんで(笑)

放牧スタイル。飲み放題のハイボールを受け取って、まずはダーツを何本か投げたけど、知らない人の輪にいきなり混ざる感じでもなく、TVゲームコーナーに流れた。レースゲーの台が空いてたから、一人でCPU相手に走り始めた。

何周目かのとき、視界の端に気づいた。隣のハイテーブルにいた女の子が、グラス持ったまま、俺の画面をじーっと見てる。応援でも冷やかしでもなく、査定みたいな目で。

ツムギ

……それ、2人対戦できるやつです

ツムギ
アキ
アキ

え、あ、そうなんだ。やる?

ツムギ

はい。……あ、すみません急に。バンドの色、同じだったので

ツムギ

第一声が「対戦できるやつです」。名前でも乾杯でもなく、仕様の説明。今思えばあれが全部だった。声は小さいし目線もすぐ落ちるし、見た目は完全におとなしい子。なのに言ってる内容は対戦の申し込みっていう、このズレ。

で、最初のレースはほぼ無言で終わった。結果、俺が下位に沈んで、ツムギは涼しい顔で1位。

ツムギ

…………もう一回、いきます?

ツムギ
アキ
アキ

今のって俺が下手なの?君が上手いの?

ツムギ

両方です(笑)

ツムギ

短い。短いのに、確実に煽られてる。

Scene 03

飲み放題だと「奢り」が賭けにならない問題

3連敗したあたりで、こっちも悔しくなってきた。タダで負け続けるのが一番ダサい気がして、「なんか賭けよう」と言いかけて、途中で気づいた。

アキ
アキ

負けたほうが一杯奢りにしようと思ったんだけど、待って、ここ飲み放題だわ。奢っても1円も動かない。

ツムギ

……たしかに(笑)。賭けが成立しない

ツムギ
アキ
アキ

じゃあ店の外に出そう。閉店までの通算で負け越したほうが、店出たあとの一杯を奢る。ラーメンでもなんでも。

ツムギ

いいですよ。……あ、でも私、このゲーム歴長いんで。閉店までやっても勝ち越せないと思います、そっちは

ツムギ
アキ
アキ

敬語のまま殴ってくるじゃん。笑 受けて立つわ。

ゲーム遊び放題で酒も飲み放題っていうアソビバーのシステムだと、店内に賭けられるものが何もない。だから賭け金が自動的に「店の外」に出る。で、あとから思えばここが今夜の分岐点で、「負けた方が閉店後の一杯奢り」を結んだ時点で、閉店後に二人でメシに行くことが確定してた。口説いて約束を取り付けたんじゃない。賭けの清算条項として、勝手に予定が組まれた。

連れ出しの誘い文句を必死で考える夜もあるのに、この日は賭けのルールがその仕事を全部やってくれた。ずるい。

Scene 04

物静かな25歳、コントローラーを持つと豹変する

そこからが本番だった。賭けが乗った瞬間、ツムギのプレイが一段階ギア上がった。

ロード中の待ち時間は、相変わらず声が小さくて、目もあんまり合わせてこない。グラスを両手で持って、ちょっと猫背で立ってる、どこにでもいるおとなしい事務員さん。それがレースが始まった瞬間、前のめりになって、肩が入って、口から「は?」とか「あっ」とか漏れ始める。アイテムを当てたときだけ、ニコッて笑う。怖いんだよ、その笑顔が一番。

ツムギ

(コース選びながら)次、ここでいいですか。私がいちばん勝率いいコースなんですけど

ツムギ
アキ
アキ

それ事前申告するんだ。優しさ?煽り?

ツムギ

フェアプレーです(笑)

ツムギ

レース中の会話はだいたいこう。

アキ
アキ

うわっ、今後ろからなんか当てたな!? ゴール前だぞ!?

ツムギ

ルールの範囲内です。恨むなら道具を恨んでください

ツムギ

で、レースゲーで気持ちよく6連敗した俺は、最後の希望に賭けて卓球台に移動を提案した。画面の中で勝てないなら、体を動かすやつしかない。

そしたらツムギ、卓球はめっぽう下手だった。サーブは入らない、空振りする、たまに当たると明後日に飛ぶ。でも目だけはずっと本気で、負けが込むほど声がデカくなっていく。店の中で一番うるさいの、途中から完全にうちの卓だった。

ツムギ

(空振りして)今のは、ラケットが悪いです

ツムギ
アキ
アキ

道具を恨むなって言ったの誰でしたっけ。

ツムギ

…………もう一本

ツムギ

卓球は俺が2本取った。通算は俺の2勝6敗。それでもツムギは、自分が落とした2本のほうが許せないらしくて、しばらくラケットを置かなかった。

ツムギ

卓球は……ノーカンにしません? あれはゲームじゃないので

ツムギ
アキ
アキ

それ俺が0勝になるだけだから別にいいけど、君が負けた事実を消したいだけだろ。笑

ツムギ

……気づきました?

ツムギ
Scene 05

対戦という名目があると、初対面の会話が要らない

ここで一回冷静になってほしいんだけど、この時点で1時間半経ってて、俺はまだこの子の名前を知らなかった。職業も、年齢も、なんで一人でいるのかも聞いてない。発した言葉の9割が「あ」「うわ」「もう一回」「は?」。なのに、気まずい瞬間が一回もなかった。

初対面の会話がしんどいのって、結局「間を埋める作業」だからだと思う。話題を探して、リアクションして、沈黙が来る前に次を仕込む。あれを1時間半やるのは、正直、仕事。でも対戦中は間というものが存在しない。次のレースが常にあるから。会話は間を埋めるためじゃなくて、画面の中で起きた事件に反応するためだけに発生する。

普通のバーで隣の子と1時間半もたせようと思ったら、面白い話を供給し続ける腕力が要る。対戦という名目があると、黙ってても関係だけが先に進む。これが今回一番デカい発見だった。

名前を聞いたのは、閉店が近いってアナウンスが流れたあと。普通と順番が完全に逆。でも面白いもんで、名前を知る頃には「どういう人か」のほうはもう分かってる。負けると声がデカくなって、勝つと敬語のまま煽ってきて、都合の悪い試合はノーカンを主張する25歳、事務職、ツムギ。プロフィールより先に中身を見てた。マッチングアプリと完全に逆向きの出会い方だなと思った。

コウ
コウ

1時間半も名前知らないままって、普通に考えたら不審者じゃないっすか

アキ
アキ

対戦中は名前要らないんだよ。「ねえ」と「ちょっと」と「うわ」で全部回るから、本当に。

「一緒に遊ぶと距離が縮むの速い」って現象自体は、前にダーツバーで看護師と勝負した夜にも書いた。ただ、ダーツバーは遊びが「会話のきっかけ」になる店で、アソビバーは会話そのものを対戦で置き換えたまま閉店まで行ける店。きっかけ係か、本体の代打か。同じ「遊べる店」でも役割が違った。

あと、ゲーム中の人間は取り繕えない。負けた瞬間の顔、ズルするときの手つき、勝ったときに何て言うか。ボードゲーム会で人狼やった夜でも書いたけど、卓を1時間囲むと、カフェで1時間面接するより人間が分かる。ツムギの「物静か」が外向けの設定で、中身は負けず嫌いの塊だってことを、俺は自己紹介の前に知ってた。会話で探り合ってたら、たぶん最後まで出てこなかった面。

ちなみに「喋りに頼らない箱」って意味だと、音で会話が潰れてるライブハウスも構造は近い。喋りが得意じゃない人ほど、会話の比重が低い箱を選ぶのは全然アリだと思ってる。

Scene 06

閉店後のラーメン屋に、ゲーム中のあの子はいなかった

閉店アナウンスで通算成績が確定した。卓球を含めて2勝6敗、ノーカン裁定を飲むなら0勝6敗。どっちにしろ俺の負け越しで、賭けの条項どおり、閉店後の一杯は俺の奢り。

で、店を出た瞬間、面白いことが起きた。ツムギの音量が、店に入る前の設定に戻った。歩くのも半歩後ろ。さっきまで「ルールの範囲内です」って煽ってきた人が、どこにもいない。近くのラーメン屋に入っても、注文は俺の後ろから小さい声で「……同じので」。

ツムギ

……あの。さっきの私、だいぶうるさかったですよね

ツムギ
アキ
アキ

うるさかった。笑 最高だったけど。

ツムギ

忘れてください。会社だと、おとなしい人で通ってるので。あれがバレたら終わるんですよ

ツムギ
アキ
アキ

もったいな。どう考えてもあっちのほうが面白いのに。

ツムギ

ゲームの時だけって決めてるんです。……今日は、相手がいたから

ツムギ

聞けば、家でも一人で対戦ゲームをやり込んでるけど、リアルの知り合いに対戦相手がいないらしい。会社では「おとなしい人」の役をやってるから、ゲームの話を出すタイミングがそもそもない、と。カラーバンドが同じ色だったのと、俺のプレイが「ちょうどよく下手だった」のが、声をかけた理由だそうです。褒められてんのか。

ひとつ書いとくと、この日の俺らは二人ともほぼシラフだった。対戦に夢中で、飲み放題の元を全然取ってない。笑 で、シラフだから言うけど、こういう酒のある出会いの場で泥酔してる子を狙うようなやつは論外な。判断がまともにできてない相手と何が始まっても、それは出会いとは呼ばない。ツムギは最初から最後まで素面で、煽りのキレも一定だった。だから成立した夜の話。

ラーメンを食い終わって、俺が負け分を払って、ツムギがレンゲを置いて、ちょっと黙ってから言った。

ツムギ

……決着、ついてない気がするんですよね。卓球がノーカンなら、なおさら

ツムギ
アキ
アキ

いや俺の負け越しで綺麗に決着ついたよ。ラーメンも奢ったし。

ツムギ

レースのやつ、家にあるんですよ。……続き、します? 私が飽きるまで

ツムギ
アキ
アキ

それ何時に終わるの。笑

ツムギ

さあ。……私、負けるとやめられないので

ツムギ

で、続きをやりに行った。レースの続きを何戦かやったのは本当。そこから先は、いい雰囲気になったので例によって省略するけど、コントローラーは途中から長いこと放置されてた。それだけ書いとく。

Scene 07

その後。アソビバーの正直な所感と、出会いの保険

ツムギとはあれからも会ってて、対戦成績は通算で俺が大きく負け越したまま。卓球を挟むと俺が勝つから、ツムギはいまだに卓球を競技として認めてない。連絡も「次、いつ決着つけます?」みたいな試合の打診が中心で、ゲームっていう共通の口実があるぶん続けやすい。会ったあとのLINEの組み立て自体はLINE攻略のまとめに書いた型と同じで、うちらはたまたま話題がゲームなだけ。

アソビバーの所感を正直に書いとく。

良かったのは、ここまで書いたとおり「対戦」が初対面の会話を全部肩代わりしてくれること。一人客でも、台さえ空いてれば混ざる口実がある。時間制じゃないから、焦って距離を詰める必要もない。ゲームに夢中で誰とも絡まず終わったとしても、遊び放題ぶんの元は取れてるから、出会い目的の店にありがちな「空振り=丸損」感が薄い。コウの心配してた「ゲームばっかやる客になる」は、むしろ正解の立ち回りだった。本気で遊んでるやつのところに、対戦は向こうから歩いてくる。

注意点も普通にある。男の入場料はそれなりにするし、グループ内で完結してる組も多いから、絡める相手がいるかは曜日と店と運次第。あと当然だけど、バンドの色が同じだからって、嫌がってる子に何回も対戦を申し込むのはNG。断られたら一回で引く。ゲーム台って席と違って逃げ場がないから、しつこさは普通のバーの倍目立つと思っていい。

で、毎回ツムギみたいな子が隣の台にいるかというと、いるわけがない。アソビバーは「行けば遊べる」は保証されてるけど、「行けば出会える」は保証されてない。だから俺は、出会いの母数そのものは普段からマッチングアプリで確保しておいて、アソビバーみたいな箱は気分転換の変化球として使ってる。アプリで会う約束を仕込みながら、たまにこういう店で偶然を拾う。この二段構えが一番ストレスがない。

どのアプリで会えるかは、こっちにまとめた出会えるアプリランキングを見る

全部実際に使った俺の本音ランキング。目的別の使い分けも載せてる。

対戦という名目は、初対面の会話をほぼ全部肩代わりしてくれる。喋りで勝負しない夜が欲しい人に、ゲームの置いてあるバーはわりと本気で向いてると思う。ただし「負けた方が奢り」のルールを軽い気持ちで結ぶと、俺みたいに深夜のラーメン代と引き換えに、終わりの見えない連敗記録を背負うことになる。現在も更新中です。

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アキ
ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。