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【Tinder体験談】野球好きの24歳と、球場で生ビール片手に盛り上がった日

【Tinder体験談】野球好きの24歳と、球場で生ビール片手に盛り上がった日
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APP REPORT / 現場

野球好きの24歳と、球場で生ビール片手に盛り上がった日

Tinderでマッチしたサキ(24・IT企業の営業事務)と会った話。プロフが球場のスタンドでメガホン持った一枚で、開けてみたら週末はだいたい球場にいるレベルの野球好き。初回がいきなりナイター観戦になって、生ビール片手に声を張り上げて応援してたら、口説くも何もなく勝手に距離が縮まった。声がデカくて明るい子と、Tinderの軽さで趣味からサクッと繋がった一日を、ナンパ師アキが実況するTinder体験談。

Tinder体験談現場読了 13分
01 APP会う前提で入る02 MEET現場で合流03 VIBE空気を作る04 AFTER次の場所へ
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TYPEサキ 24歳
IT企業の営業事務
PLACE現場
現場レポ
HOOK会う前提の
導線

今回はTinder(ティンダー)の話。相手はサキ(24)、IT企業の営業事務。何が引っかかったって、プロフの一枚目が球場のスタンドでメガホン両手に持って、口開けて叫んでる写真だったんだわ。背景に外野のスタンドがびっしり写ってて、明らかに「私はここが好きです」って一枚。

先に言っとくと、これは初回のデートがいきなり球場になった回。普通アプリの初回ってカフェか飯じゃん。それがすっ飛んで、マッチした流れでそのまま「次の試合一緒に行きません?」になった。で、生ビール片手に二人で声張り上げて応援してるうちに、口説くとかいう動きを一個もしないまま勝手に距離が詰まってった。そういう日の話。

Scene 01

プロフ一枚目が、メガホン持って叫んでる写真だった

FIELD MEMO

Tinder体験談の入口、現場での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

サキのプロフ、写真は4枚。一枚目がさっき言ったメガホンで叫んでるやつで、二枚目以降は普通にカフェとか私服の写真。でもその一枚目だけ、明らかにテンションが違った。カフェの写真は「アプリ用に撮りました」って顔してるのに、球場の一枚だけ完全に素で叫んでて、こっちが一番この子っぽいんだろうなと一発で分かった。

自己紹介文も短くて、「週末はだいたい球場にいます」「ビール飲みながら観るのが好き」「ルール詳しくない人でも全然OK」って書いてあった。野球好きの子って、アプリだと正直そんなに見ない。しかもキメ顔の自撮りじゃなくて、叫んでる顔をトップに持ってくる思い切りが良くて、これは話が合うか以前に普通に面白そうだなと思って右にスワイプした。

アキ
アキ

一枚目、めっちゃいい叫びっぷりだな(笑)あれ球場で撮ったやつ?

サキ

そうです(笑)友達に撮られてたやつ。一番自分っぽくて載せちゃった

サキ
アキ
アキ

いやそれ正解。カフェの写真より100倍引っかかったわ。

サキ

え、引かれると思ってちょっと迷ったのに(笑)

サキ

「引かれると思ってた」って言ってたけど、俺からすると逆だった。盛ったカフェ写真を3枚並べてる子より、叫んでる一枚を堂々とトップにしてる子のほうが、会う前から人柄が見えて安心する。営業事務って職業と、休みの日に球場で吠えてる趣味のギャップも面白くて、会う前からちょっと気になってた。

Scene 02

「どの球団?」だけで、メッセが一気に長くなった

マッチしてからの最初のメッセが、もうほぼ野球の話だった。普通アプリって、仕事は何とか休みは何してるとか、当たり障りない探り合いから始まるじゃん。それが二通目には「どこのチーム推してます?」になってて、そこからは止まらなかった。

俺もそこそこ観るほうなんで、お互いの推しチームと、今シーズンの調子と、誰の打席が好きかみたいな話で勝手に転がってった。趣味が同じ相手って、この立ち上がりの速さがズルい。共通言語があるだけで、知らない者同士のあの探り合いの時間がまるごと消える。

サキ

この前のサヨナラの試合、現地で観てて声枯れました(笑)

サキ
アキ
アキ

あれ現地いたの?テレビで観てこっちも叫んだわ、最後の打席。

サキ

やばかったですよね…帰り、知らない人とハイタッチしました

サキ
アキ
アキ

それ球場でしか起きないやつな。知らんおっさんと抱き合うやつ。

「知らない人とハイタッチした」。これ、現地でちゃんと観てる人にしか出てこない感想で、要するに本物の野球好きだなって伝わってきた。で、流れで「今度のナイター、まだチケット取れるみたいですよ」ってサキのほうから言ってきて、じゃあ一緒に行くか、ってあっさり決まった。

ここがTinderの軽さだなと思う。きっちりプロフ埋めて真剣に相手探すアプリだと、「初回からいきなり球場」ってちょっと重いというか噛み合わないことがある。Tinderは温度がゆるいから、「同じチーム好きじゃん、じゃあ次の試合行く?」がそのまま通る。デートというより、観戦仲間が一人増えるみたいなノリで会う流れになった。

コウ
コウ

初回がいきなり球場って、ハードル高くないすか?

アキ
アキ

それが逆で、向こうが一番好きな場所だから、こっちは助けられてるだけ。サキが主役で俺は隣にいるだけだった。

Scene 03

球場に着いた瞬間、サキのテンションが二段上がった

待ち合わせは球場の最寄り駅。来たサキは、メッセの軽快さそのままで、第一声が「思ったより背高いですね!」だった。プロフで叫んでた子が、改札の前で普通にニコニコしてて、なんか想像通りで逆に安心した。

球場に近づくにつれて、サキのテンションが目に見えて上がってった。同じユニフォーム着た人が増えてくるあたりで「うわー、来た来た!」って声がワントーン上がって、ゲートくぐった瞬間にはもう完全にスイッチ入ってた。声がでかい子だなとは思ってたけど、球場だと全然浮かない。むしろ周りも全員でかいから、ちょうどいい。

サキ

あー、この匂い!焼きそばとビールの匂い、これこれ(笑)

サキ
アキ
アキ

匂いで分かるのもう中毒者だろ(笑)

サキ

中毒です(笑)まず生ビール、いいですか?

サキ
アキ
アキ

いいに決まってる。売り子さん来るの待つ派?並ぶ派?

サキ

売り子さん待つ派です。あの一杯目が最高なんで(笑)

サキ

座席に着いて、売り子さんから生ビール買って、二人でとりあえず乾杯した。サキが「やっぱ球場のビールが一番うまいんですよ」って心底うまそうに飲んでて、それ見てこっちも一杯目が進んだ。無理に飲ませるとか飲ませられるとかいう空気は一個もなくて、ただ二人とも野球見ながらビール飲むのが好き、ってだけの素直な乾杯だった。

ちなみにサキ、座席着くまでに球場の名物メニューの場所を全部把握してた。「あそこのから揚げが一番うまい」「七回までにアイス食べないと売り切れる」って、もう完全に勝手知ったる感じで、こっちは案内されるがままだった。

席は内野の、グラウンドがちょうど斜めに見えるあたり。サキいわく「ここが一番ボール追いやすいし、応援団の音もちゃんと聞こえる神席なんですよ」とのことで、チケット取る段階からこの位置を狙ってたらしい。座ってグラウンド見渡すと、ナイターの照明がカクテルライトみたいに緑の芝に落ちてて、それだけで普通にテンション上がる。サキが「この、試合始まる前の空気が一番好きかも」ってぽつっと言って、それは俺もわかる、と思った。何も始まってないのに、これから何か起きるって全員が分かってる、あの開演前みたいな感じ。

二人で軽くスタメン表を確認しながら、「今日の先発、調子どうなんすかね」「最近いいですよ、立ち上がりだけ気をつければ」みたいな、もう完全に観戦仲間の会話をしてた。初対面なのに、グラウンド見ながら喋ってると目を合わせなくていいから、変な気負いがゼロなんだよな。これ、向かい合って飯食う初デートだと、ずっと顔見て喋らなきゃいけなくて結構しんどいやつなんだけど、球場は二人とも前向いてりゃ会話が成立する。改めて、初回の場所として球場ってかなり優秀だなと思った。

Scene 04

応援が始まったら、もう喋ってる場合じゃなかった

試合が始まって、自軍の攻撃になった瞬間、サキが立ち上がってメガホン叩き始めた。プロフの一枚目、あれそのまんま。応援歌をちゃんと全部歌えてて、選手ごとのチャンステーマも完璧で、横でこっちが「歌詞ここで合ってる?」って探りながら叩いてるのと熱量が違った。

アキ
アキ

全選手の応援歌歌えるの普通にすごいな。俺、半分うろ覚えだわ。

サキ

えー、覚えちゃいますって、来てたら(笑)

サキ
アキ
アキ

どんだけ来てんだよ(笑)週何回いんの。

サキ

今シーズンは…ちょっと数えたくない回数です(笑)

サキ

四回かなんかで、こっちの打者が一本いいの打って、球場が一気に沸いた。サキが「うわー!」って俺の腕掴んで飛び跳ねて、こっちもつられて立ち上がって、気づいたら二人でハイタッチしてた。さっきメッセで言ってた「知らない人とハイタッチ」のやつ、知らない人どころか会って数時間の俺とやってるわけで、なんか笑えた。

応援してる間、会話らしい会話はほぼなかった。叫んで、跳ねて、ビール飲んで、また叫ぶ。でもこれが逆に良くて、変に喋って間を埋めなくていいから、めちゃくちゃ気が楽だった。初対面の相手と沈黙が気まずいみたいなのが、球場には一切ない。喋らなくても、同じ瞬間で一緒に盛り上がってるから、それで全部成立してる。

途中、相手チームにホームラン打たれてスタンドがしーんとなった時も、サキは「うわ、やられた…」って一瞬だけ崩れて、すぐ「でもまだ全然いける、ここからこっちのターンです」って自分に言い聞かせるみたいに切り替えてた。負けてる時のこの粘り強い感じ、テレビで観ててもわかんない、現地の人の温度だなと思った。隣で見てると、点入った時より、こういう踏ん張ってる時のほうがその人の性格出るんだなって。

得点シーンのたびにサキの声がでかくなって、隣のおっさんと一緒に吠えてて、こっちはその横顔見ながら、ああこの子の本体は完全にこっちだなと思った。カフェの写真の子は仮の姿で、メガホン持って叫んでる今が素。プロフ詐欺の真逆で、実物のほうが何倍も生き生きしてた。

コウ
コウ

それ、会話続かなくて気まずくなったりしないんすか?

アキ
アキ

ならない。球場って、喋ってない時間も二人で同じもの見てるから、沈黙が沈黙にならないんだよ。あれは初デートのズルい武器だわ。

Scene 05

七回の攻撃のあと、急に静かに喋った時間が良かった

ずっと吠えてたサキなんだけど、試合が中盤過ぎて、自軍がリードして少し落ち着いた回に、二人ともビール片手に座って、ぽつぽつ普通の話をした。応援でひとしきり叫んだあとの、あのちょっとぼーっとした時間。

「なんで野球好きになったんですか」って俺が聞いたら、サキが少しトーン落として「最初は親に連れてこられただけなんですよ」って話してくれた。子供の頃に親父さんと来た球場で、はじめてサヨナラ勝ちを現地で見て、その時の球場全体がうわってなる感じが忘れられなくて、それ以来一人でも来るようになったらしい。さっきまで叫んでた子が、こういう話する時だけ少し静かになるのが良かった。

アキ
アキ

一人でも来るんだ。一人観戦、寂しくない?

サキ

全然。むしろ一人のほうが集中できて好きかも(笑)

サキ
アキ
アキ

それガチのやつだ。今日は俺いて大丈夫だった?

サキ

今日は楽しいです、ちゃんと反応してくれるから(笑)

サキ

「一人のほうが集中できる」って言える子、ちゃんと趣味として向き合ってるんだなと伝わってきた。流行りで来てるんじゃなくて、誰かと一緒じゃなくても来る。だからこそ、今日こうやって誰かと盛り上がれるのが、本人もちょっと新鮮そうだった。

そのまま流れで、仕事の話も少しした。営業事務って毎日電話とメールで段取り組んでて、結構神経使うらしくて、「平日ずっと気張ってるぶん、週末は球場で全部叫んで出すんです」って言ってた。なるほど、あの叫びはストレス発散も兼ねてんのかと納得した。きっちり仕事してる人ほど、休みの日にこういう振り切れる場所を持ってんだよな。俺が「いいバランスだな、それ」って言ったら、「でしょ?球場ないと多分働けない(笑)」ってめちゃくちゃ真顔で言ってて笑った。

そのあとまた試合が動いて、二人でまた立ち上がって叫んで、を繰り返した。結局その日は自軍が勝って、球場全体で勝利の応援歌歌って、サキが「これが一番気持ちいいんですよ」ってめちゃくちゃ満足そうにしてた。終始、口説くとか落とすって動きはほぼしてなくて、ただ二人で野球観てただけ。なのに帰り道にはもう、明日からも連絡取り合うのが当たり前みたいな空気になってて、いい雰囲気にはなってた。俺は相手が乗ってこないペースの時は引くようにしてるけど、この日はそもそも二人ともただ楽しくて、引く引かないの話にすらならなかった。

Scene 06

その後、次のカードの日程をもう調べてた

球場出て、駅まで歩く間、サキはまだ試合の話で興奮してて「あの守備やばかったですよね」ってずっと言ってた。別れて家着く頃には、もう「今日めっちゃ楽しかったです、次のホーム何日か調べときます」って連絡が来てた。社交辞令じゃなくて、ちゃんと次の試合前提の文面なのがこの子らしかった。

そこからは、もうほぼ観戦仲間の連絡みたいになった。「今日の試合、仕事中にこっそり速報見てた」とか「明日のスタメンこれヤバくない?」みたいなのが、普通に毎日飛んでくる。営業事務できっちり仕事してるはずの子が、こっそり職場でスコア追ってるの想像すると、ちょっと面白かった。一回、贔屓が逆転負けした夜に「もう無理、立ち直れない」ってめちゃくちゃ落ち込んだ連絡が来て、そういう感情の振れ幅も全部野球で動いてるのが、なんか可愛かった。

で、結局その次のホームゲームもまた一緒に行った。二回目になると、もう待ち合わせから完全にいつものノリで、サキが「今日はあのから揚げ絶対食べましょうね」って約束のメニューから入ってくる。何度か球場で会ううちに、ちゃんといい関係になってきてる、くらいで止めとく。ここから先はいつも通り書かない。

そういえば一回、激戦の末に勝った試合のあと、サキが興奮しすぎて「ほんと来てよかった、アキさんと来れてよかった」って勢いで言って、言った直後に自分で「あ、なんか今のクサかった」って照れてたのが、妙に良かった。叫んでる時はあんなにデカい声なのに、そういう一言だけ急に小さい声になるの、ギャップがズルいんだわ。

サキとはTinderで出会った。口説くも何もなく、ただ同じチームが好きってだけで、気づいたら一緒に球場通ってた。この前は延長までもつれて二人ともビール飲み過ぎて、帰りの電車でサキが「明日仕事なのに」って真顔で青ざめてたのが面白かった。ちなみにこの子と繋がったのはこのアプリ。

PR無料で眺めて終わるのが、一番もったいない使い方だった
  • 余裕のある大人の子が多い印象だから、変な探り合いが少なくてやり取りが楽だった
  • 「会う前提」で繋がる空気だから、いいなと思った子とも上品なまま話を進めやすい
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趣味でライトに繋がるって意味だと、前に書いたTinderでバイク乗りの子とツーリングした回と入口がそっくりだったな。あっちは走った峠の話、こっちは推しチームの話ってだけで、好きなことの話から始まると初対面の壁が消えるのは一緒だった。スポーツの話で盛り上がるって意味だと、スポーツバーで試合観ながら知り合った夜とも近かった。どのアプリが自分に合うかは結局触ってみないと分かんないんで、全部使った所感は使ったアプリのおすすめランキングにまとめてある。次のカード、サキの行きつけのビジター遠征にも誘われてて、行くか迷ってる。

NEXT ROUTE

会った後の流れまで、次に読む。

アプリで会ったあとに失速しないように、連絡、待ち合わせ、次のデートへ繋がる記事を置いています。

気になった動線から、そのまま次の記事へ。関連記事
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アキ
ナンパ歴10年ちょい。アプリ・ストナン・相席・遠征までなんでも行く30代。実際に行って出会って、どうなったかをそのまま書いてます。