屋上の相席ビアガーデンで隣になった25歳とジョッキ片手に
仕事終わりにデパート屋上のビアガーデンへ行ったら、相席の大テーブルで隣になったアパレル販売のチナツ(25)たちと自然に混ざった話。飲み放題120分という時間制と、屋上の夕暮れと、ジョッキの乾杯。最後は連絡先交換で爽やかに着地。屋上ビアガーデンならではの距離の縮み方をアキが実況する。
アパレル販売PLACE現場
現場レポHOOK場の空気を
崩す流れ
今日は仕事終わりに、デパートの屋上でやってるビアガーデンに行ってきた。一人で。誘った友達が当日になってドタキャンして、チケットだけ先に取ってたから、まあ一人でも行くかってなったやつ。で、結論から言うと、隣の席になった子たちと普通に乾杯して、最後は連絡先まで交換して帰ってきた。
ビアガーデンって、相席が当たり前の場所なんだよな。屋上にずらっと長テーブルが並んでて、知らないグループと肩を並べて座る。飲み放題が120分制で、終了10分前にはアナウンスが鳴る。みんなその時間内で飲んで食って盛り上がるから、空気が最初からゆるい。隣の人との距離が、店に着いた時点でもう近い。それが、街でいきなり声をかけるのとも、合コンのセッティングされた感じとも違う、ビアガーデンの面白いとこだった。
最初に一個だけ書いとく。飲み放題の場だから、酔いの話は避けて通れない。でも俺は、酔わせて、みたいなのはやらない。乗ってこないなら引くだけ。今日の話も、ちゃんと自分のペースで飲んで、自分で笑って、自分で喋ってる子と、120分のあいだに自然に仲良くなった、それだけの話。ここは先に書いておく。
今日いい感じに喋れたのが、アパレル販売のチナツ(25)。夏が好きで、ビールが好きで、友達3人と来てた子。明るいんだけど、恋愛の話になると急に奥手になる、っていう、その振れ幅がちょっと面白い子だった。
一人で屋上ビアガーデンに来てしまった
ビアガーデンの出会いの入口、現場での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。
そもそも今日は、会社の後輩のタケと行く予定だった。それが昼過ぎに「すいません、彼女と予定かぶってて…」ってLINE。チケットは前売りで2枚取ってたから、1枚は無駄になる。まあいい、一人で飲んで帰るかってなった。

ビアガーデンに一人って、けっこう勇気いりませんでした?

いや、最初はちょっと思った。笑 でも屋上着いたら案外平気だった。相席だから一人でも浮かないんだよ。むしろグループの中にぽつんと一人で座るくらいのほうが、隣と喋りやすい。

へえ。一人のほうが喋りやすいって意外っす

男2人だと、自分らで盛り上がっちゃって完結すんだよな。一人だと暇だから、自然と周り見る。笑
エレベーターで屋上まで上がったら、もう夕方の空が広がってて、ビルの屋上特有の、街を見下ろす感じ。テントの屋根の下に長テーブルがびっしり並んでて、生ビールのサーバーがいくつも置いてあって。受付でリストバンドもらって、「120分制なんで、ラストオーダーは100分後です」って案内された。時間制って、地味にいいんだよ。終わりが決まってるぶん、みんな「今この時間を楽しもう」っていうモードになる。
案内された席が、すでに3人組の女の子が座ってる長テーブルの、ちょうど隣の空き。相席だから、こういうことは普通に起こる。俺は会釈して、端っこにジョッキ置いて座った。この時点では、まだ喋りかけてもいない。ただ隣同士になっただけ。
乾杯のタイミングがかぶって、それがきっかけ
座ってすぐ、生ビールのジョッキを取ってきた。屋上の風に当たりながら、一口飲んで、「あー、これこれ」って独り言が出るくらいうまかった。仕事終わりの屋上のビール、反則だわ。
で、最初の接点は、ほんとに偶然だった。俺がジョッキに口つけたのと、隣のテーブルの女の子3人が「かんぱーい」ってジョッキ合わせたのが、完全に同じタイミングだったんだよ。グラスの音と、俺の独り言が重なって、その中の一人がこっち見て笑った。
今ちょうど一緒に乾杯した感じになりましたね(笑)


なった。笑 勝手に混ざってすいません。屋上のビール、うますぎて声出た。
わかる、これのために来てるみたいなとこある(笑)

これがチナツだった。ショートカットで、よく笑う子。隣にいた2人は、一人がちょっと大人っぽいお姉さん系(ミオって呼ばれてた)で、もう一人はおとなしめの子。3人とも同じアパレルの系列で働いてる同僚らしくて、仕事終わりに来てた。
俺はそこで一気に話しかけにいかなかった。乾杯がかぶった、っていうだけの一言で、一回会話を切った。「じゃ、ごゆっくり」くらいで、自分のジョッキに戻った。物理的に近い席だったから、ここでガッといったら重いな、と思って、せっかく自然に生まれた接点を自分から重くしないようにした。

え、せっかく喋れたのに切るんすか

切るっていうか、一回戻った。同じテーブルの並びだから、どうせまた喋ることになるなって。最初から張り付いてたら、俺もあの120分しんどかったと思うわ。
飲み放題の時間制が、勝手に会話を運んでくる
ビアガーデンの相席が面白いのは、こっちが頑張らなくても、会話の口実が次々生まれることだった。
まず、料理。ビアガーデンってだいたい食べ放題とセットか、大皿をシェアする形式が多い。今日は唐揚げとか焼きそばとか枝豆とかが大皿で来るタイプで、それを取りに行くカウンターが共用だった。俺がおかわり取りに立ったら、ちょうどチナツも取りに来てて、トングの順番待ちでまた喋る、みたいな。
あ、唐揚げもうないですね…焼きそばで妥協しよ(笑)


早い者勝ちなとこあるからな、ここ。次の唐揚げ来たら教えますよ、こっち先取れる位置なんで。
え、ほんとですか。じゃあお願いします(笑)唐揚げのために頼っちゃう

しょうもない約束なんだけど、こういう「唐揚げ来たら教える」みたいな小さい役割ができると、また喋る理由になる。実際そのあと唐揚げが補充されたとき、ちゃんと「来ましたよ」って声かけて、向こうのテーブルにも回した。こういうのを一個やると、向こうの3人ともなんとなく打ち解けてくる。
それと、時間のアナウンス。「ただいまより残り60分です」みたいなのが定期的に流れるんだけど、これが意外と会話を運ぶ。「もう半分かー、早いね」「次なに飲む?まだ60分あるじゃん」みたいに、残り時間がそのまま話題になる。終わりが見えてるからこそ、みんな今を惜しむ感じになって、テンションが落ちない。
大人っぽいお姉さん系のミオが、ここで橋渡しをしてくれた。
お兄さん一人なんですか?よかったらこっち混ざります?テーブルガラガラだし(笑)


いいんですか。じゃあお言葉に甘えて。唐揚げ係として雇われた感じで。笑
唐揚げ係(笑)大事な役職じゃん

ミオがちょっと年上で余裕のある子で、こうやって向こうから誘ってくれたのは、正直ありがたかった。自分から「混ざっていいですか」って切り出すより、空気がずっと軽い。俺はジョッキ持って、隣のテーブルに移った。これで一人客じゃなくなった。
夕暮れの屋上で、ジョッキ片手にだらだら喋る
混ざってからは、もう普通の飲み会みたいになった。4人で大皿つついて、ビール飲んで、屋上から見える夕焼けが、だんだんオレンジから紺色に変わっていくのを眺めながら、だらだら喋った。
屋上っていう場所が、地味にいい仕事してた。空が広くて、ビルの灯りが下に見えて、風が通る。地上の居酒屋の個室とは全然違う開放感がある。なんか、声も大きくなるし、笑い方も大きくなる。チナツも、最初の遠慮が抜けて、どんどん喋るようになってた。
わたし夏まじで好きで、ビアガーデン毎年来てるんですよ。なんか開放的になれるじゃないですか


わかる。屋上ってだけでテンション上がるよな。冬は絶対やりたくないけど。笑
冬の屋上は無理(笑)凍える


夏限定だからいいんだろうな。期間決まってると行きたくなる。
仕事の話になって、チナツがアパレルの販売やってるって聞いて、「じゃあ俺のこの適当な服、見て笑ってんじゃないの」って振ったら、
いや普通にいいと思いますよ(笑)シンプルだけどサイズ感ちゃんとしてる


お、プロに褒められた。これ別に何も考えず買ったやつだけど。笑
それが一番いいんですよ。変に頑張ってる人より(笑)

褒められたら素直に受ける。プロに服褒められて、変に謙遜しても面白くないからな。チナツは仕事の話をしてるときがいちばん生き生きしてて、「このお客さんがこうで」みたいな話を、身振り手振りで喋るのが面白かった。俺はそれを「へえ」「それで?」って転がして聞いてた。喋ってて気持ちいい相手だな、って思った。
ただ、不思議なことに、恋愛の話題になると、チナツは急に口数が減るんだよ。ミオが「チナツ最近彼氏いないもんねー」みたいに振ったとき、
ちょ、ミオやめてって(笑)そういうの自分から動くの苦手なんだもん

ほら、明るいくせにここだけ奥手なの(笑)


わかるわ。喋るのと、踏み込むのは別腹だよな。
それ(笑)アキさんわかってる

明るくて誰とでも喋れるのに、自分のこととなると急にもじもじする。この振れ幅が、なんかこの子の可愛いとこだなって思った。俺はそこを茶化さず、「わかるわ」で流した。掘り下げると、せっかくの軽い空気が重くなるから。
ラスト10分のアナウンスと、駆け込みのジョッキ
「ただいまより残り10分です。ラストオーダーはお早めに」ってアナウンスが鳴ったとき、テーブルがちょっとざわついた。みんな「えっもう?」ってなって、慌ててドリンク取りに走る。この駆け込み感が、ビアガーデンのいちばん盛り上がる瞬間かもしれない。笑
やば、あと10分。もう一杯いっとこ、行きます?


いくいく。最後の一杯うまいんだよな、なぜか。
閉店間際のやつね(笑)急いで取りに行こ

4人でサーバーに並んで、ぎりぎりのジョッキを確保して、最後の乾杯。残り時間が決まってるって、こういうとき気持ちを一個ぐっと上げてくれる。だらだら無限に飲める場じゃないから、「この一杯で締め」っていう特別感が出る。チナツも「最後うまっ」って言いながら、ぐびっといってた。

時間制って、せかされてやだなって思ってたんすけど、逆にいいんすね

今日はそうだったな。終わりがあるから、最後ちょっと名残惜しくなる。それくらいでちょうどいい。
時間がきて、リストバンド回収されて、屋上から一斉にみんな帰る流れになった。エレベーター待ちの列に、4人で並んだ。この、終わったあとの「楽しかったねー」の余韻が、けっこう好きなんだよな。
連絡先だけ交換して、爽やかに解散
屋上を降りて、デパートの前の通りで、解散の空気になった。3人は同じ方向に帰るらしくて、俺は逆方向。普通ならここで「じゃあまた」で終わるとこなんだけど。
正直、今日はそういう日だった。お持ち帰りがどうとか、そういう流れにはならなかった。3人で来てる子たちだし、向こうは向こうで帰る予定があった。俺も無理に二人にしようとは思わなかった。120分、唐揚げ係やって、屋上で笑って飲んで、それで十分楽しかったからな。
連絡先は、ミオが先に動いてくれた。
お兄さん面白かったし、また飲み行きましょうよ。チナツも交換しときなよ(笑)

ちょ、ミオ強引(笑)…でも、まあ、交換しときます?唐揚げ係だし


唐揚げ係の連絡先、需要あるか分かんないけど。笑 じゃ、交換しとこ。
あるある(笑)次のビアガーデンも誘ってください

座ってすぐ連絡先を聞いてたら、たぶん俺は「あ、ナンパか」って空気にしてたと思う。今日は120分一緒に飲んで、唐揚げ取り合って、最後の駆け込みの一杯まで一緒に飲んだあとだったから、「また飲もう」の連絡先交換になった。チナツが自分のスマホ出して、QRコード見せながら「これでいけます?」ってやってくれて、ミオが横で「ちゃんと交換できた(笑)」って茶化してた。その雑なノリのまま交換できたのが、今日らしくてよかった。
今日はそのまま連絡先だけ交換して、お互い手を振って帰った。それで全然いい日だった。屋上のビールがうまくて、隣の子たちが感じよくて、夏だなーって思いながら帰った。
その後と、ビアガーデンの正直なとこ
チナツとは、その後ゆるくLINEが続いてる。次の日に向こうから「昨日楽しかったです、唐揚げありがとうございました(笑)」って来て、そこからたまにやり取りしてる感じ。
この前ミオに「自分から交換するの珍しいじゃん」ってからかわれました(笑)


ミオさん鋭いな。笑 まあ唐揚げ係の功績ってことで。
功績にしないで(笑)また別のビアガーデン行きましょ

会ったあとのLINEの追い方は、相手がビアガーデンで会った子だろうが、どこで会った子だろうが、そんなに変わらない。会った直後にベタベタ長文送らない、向こうのペースに合わせる、それくらい。このへんは会ったあとのLINEのまとめ記事にだいたい書いた。
正直に書いておくと、ビアガーデンって、出会いの場としては季節限定すぎるんだよな。だいたい初夏から夏の終わりまでの、数ヶ月。屋上のビアガーデンなんて、天気が悪い日はやってないし、お盆過ぎたらもう片付け始める店もある。今日みたいに隣がいいグループの日もあれば、隣が会社の上司連中でずっと説教大会やってる日もある。笑 純粋に出会いの数を増やしたいなら、夏のあいだだけの場所に頼るのは無理がある。
俺は普段の出会いの母数は、マッチングアプリで埋めてる。日常的に数を回せるのはやっぱりアプリで、ビアガーデンとか夏のイベントは「夏のあいだだけのお楽しみ」くらいの位置づけ。アプリのちゃんとした比較は、紹介できる準備ができたらアプリのランキング記事のほうにまとめてある。
夏の出会いの場って、屋上ビアガーデンだけじゃなくて、いろいろある。夏祭りで浴衣の子と花火を見た話とか、海BBQで隣のグループと合流した話とか、ちょっと趣向が違うやつだと七夕の出会いの話も書いた。場所が変われば、距離の縮み方も全然違うから、夏の遊びの参考にしてくれたら嬉しい。
屋上の開放感と、相席で隣と混ざる気軽さと、120分の区切り。一人で行って、唐揚げ係になって、いつの間にか4人で乾杯してて、連絡先交換して帰った。今日はそういう日だった。帰り道はまだ生ぬるくて、軽く酔ってて、また近いうち屋上に上がってくると思う。
- 余裕のある大人の子が多い印象だから、変な探り合いが少なくてやり取りが楽だった
- 「会う前提」で繋がる空気だから、いいなと思った子とも上品なまま話を進めやすい
- 下見だけなら無料。本気で会いに行くなら、男は有料で動くのが結局いちばん早かった
無料登録して、気になる子を探す18歳未満(高校生を含む)はご利用いただけません。本コンテンツには広告(PR)が含まれます。
場の空気を崩す読み物へ。
相席、合コン、飲み会で、隣の席やグループを自然に巻き込む記事を続けて読めます。


