体験談 PR

【逆ナン】声かける側の俺が、25歳に逆に持っていかれた夜の話

【逆ナン】声かける側の俺が、25歳に逆に持っていかれた夜の話
※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
STREET REPORT / 渋谷

声かける側の俺が、25歳に逆に持っていかれた夜の話

いつも声をかける側の俺が、立ち飲み屋で25歳のミオに逆から声をかけられた夜の話。気づいたら席も話題も会計のタイミングも全部あっちが握ってて、ナンパ師が完全にペースを奪われてアタフタした自虐ネタ。逆ナンされた男のリアルを実況します。

逆ナン渋谷読了 14分
01 STREET声をかける02 WALK渋谷で流す03 DRINK店で温度を上げる04 CLOSE次へ運ぶ
本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
TYPEミオ 25歳
アパレル
PLACE渋谷
現場レポ
HOOK声かけから
次の店へ

今日は、いつもと立場が逆になった話を供養させてくれ。笑

俺はナンパ師なんで、基本ずっと声を「かける側」なんよ。渋谷でも新宿でも、声かけて、断られて、たまに当たって、って繰り返してる側の人間。池袋で声かけまくった日の記事とか読んでもらえば分かるけど、要は俺が動いて、俺がペースを作るのが普通。緊張する側でもないし、間を支配するのもこっち、っていうのが染みついてる。

なのにこの前、立ち飲み屋で、25歳の女の子に逆から声をかけられた。しかも普通の逆ナンじゃない。気づいたら、席も話題も次の店も会計のタイミングも、全部あっちが握ってて、俺、終始アタフタしてた。情けな。笑

名前はミオ。アパレルの子。明るくて、グイグイ来て、でも感じはいい。要するに、俺がいつもやってる「声かけからその後への持っていき方」を、ほぼ完璧な精度でこっちにやってきた。プロが逆側から本気を食らった、みたいな夜だった。今日はその、ナンパ師が逆ナンされて完全に持っていかれた話です。自慢じゃない。むしろ逆。笑

Scene 01

ひとりで飲んでたら、いきなり「相席いい?」

FIELD MEMO

逆ナンの入口、渋谷での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。

その日は別にナンパする気もなくて、仕事終わりに一人で立ち飲み屋に寄っただけだった。ハイボール頼んで、スマホいじって、つまみ食って、はい帰ろ、くらいのテンション。正直、その日は誰とも喋らずに帰るつもりだった。たまにそういう、ナンパスイッチがオフの日もある。

カウンターの角で飲んでたら、隣に女の子二人組が来た。まあよくある。立ち飲みだとよくある距離感。普段の俺なら、ここで「お、隣いいですか」から軽くジャブ打つとこなんだけど、その日はマジでオフだったんで、ちらっと見て、また砂肝に戻った。声かける気力もなかったんで、普通にスルーしてた。…はずだったんだけど。

向こうから来た。

ミオ

ねえねえ、ここ詰めてもらっていい?てか、その食べてるやつ何ですか

ミオ
アキ
アキ

え。あ、これ?砂肝…ですけど

ミオ

砂肝じゃん。うまそ。一個もらお

ミオ

もらお、じゃないのよ。笑 いや別にいいんだけど、展開が早すぎて俺がついていけてない。普段こっちがやる「ちょっといいですか」を、完璧なテンポで先に打たれた感じ。しかも「砂肝じゃん」って、食べ物を共通の話題にして距離を一気に詰めるやつ、それ俺がやる側のテクなのよ。なんなら教科書に載せたいくらいの入りだった。

アキ
アキ

いや、どうぞ…って、めっちゃグイグイ来るね

ミオ

え、だめ?一人で飲んでる人って、声かけていい人でしょ(笑)

ミオ

その理屈はずるい。笑 しかも当たってるからなお悪い。俺がいつも内心で思ってるやつを、本人に言われた。気づいたら砂肝の皿、半分こになってた。

アキ
アキ

…俺、普段こっち側なんだけどな。声かける側

ミオ

へえ。じゃあ今日は休みでいいじゃん。あたしがやるから(笑)

ミオ

やるから、って何を。笑 この時点でもう主導権、完全に向こう。

Scene 02

気づいたら、連れの子はいなくなってた

最初は二人組だったんよ。ミオと、もう一人。友達のほうは終始スマホ見てて、あんまり喋らない子だった。たぶん最初から「ミオが行きたいなら付き合うけど、私はそんな乗り気じゃない」みたいなポジションの子。よくいる。

で、しばらく三人っぽい空気で飲んでたら、いつの間にか友達のほうが「あたしそろそろ帰るわ」って立ち上がってた。このタイミングがまた絶妙で、こっちが「えっ」て言う間もない速さだった。明らかに二人の中で目配せがあった気がする。

ミオ

あ、うん、また連絡するー。気をつけてね

ミオ
アキ
アキ

え、帰っちゃうの。…てかこれ、二人になるやつ?

ミオ

なるやつだね(笑)なんか緊張してきた?

ミオ

緊張はしてない。けど、明らかに段取りされてる感じがあって、それが落ち着かない。普段、二人きりに「する」のは俺の仕事なのよ。友達を自然に帰す流れを作るの、ナンパでいちばん神経使うとこ。そこを向こうがサラッと、しかもこっちに気づかせないレベルでやってのけた。

しかも「緊張してきた?」って煽ってくる。完全に俺がいつも女の子に対してやってる動きを、そのまま食らってる。立場がひっくり返るってこういうことか、って妙に冷静に感心してる自分もいた。

で、二人になった瞬間、ミオは話題を「砂肝」から一気に俺自身のことに切り替えてきた。これも上手いのよ。場の話から個人の話に移すタイミング、早すぎても引かれるし、遅いとただの世間話で終わる。そこをスッと。

ミオ

ねえ、お兄さん何系の人?スーツじゃないよね

ミオ
アキ
アキ

え、まあ…IT系っちゃIT系。地味な仕事だよ

ミオ

へえ。一人で飲みなれてる感じするもん。慣れてる人、好き

ミオ
アキ
アキ

…さらっと好きとか言うのやめてもらっていい?調子狂う

ミオ

えー、本当のことじゃん(笑)

ミオ

この「好き」の置き方も軽くて、重くない。俺がいつもやる、軽い好意のチラ見せ。それを先に打たれて、こっちが照れてる。情けない。笑

アキ
アキ

いや緊張はしてないけど、なんか調子狂うわ。立場ないな俺

ミオ

ふふ。声かける側の人がそんなんでいいの?(笑)

ミオ

よくない。笑 でも口でかなわない。テンポも速いし、変に間を空けないから、俺がいつもやる「ちょっと黙って相手に喋らせる」みたいな技も全然通じない。沈黙が来る前にミオが次の話題を放り込んでくる。

ここで一回コウに言わせてもらうけど、

コウ
コウ

え、アキさんがやられてるんすか。うわ、立場ないっすね…

アキ
アキ

言うな。自分でも分かってる。笑 でもまじでテンポが向こう主導なんよ

Scene 03

店も、次の一杯も、全部あっちが決めていく

普段の俺は、店のペース配分とかをわりと考えてる。一杯目は短めで、と移動して、とか。恵比寿のパブで飲んだ日の記事でもそのへん書いたけど、流れを作るのが俺の役割。

なのにこの日は、それを全部ミオがやった。俺の手から流れの主導権が一個ずつ抜けていく感じ。

ミオ

ここ立ち飲みだから足疲れるね。次、座れるとこ行こ。近くにいい感じの店あるよ

ミオ
アキ
アキ

え、もう移動?まだ一杯目…

ミオ

飲み干して。ほら。あたし店知ってるから任せて(笑)

ミオ

飲み干して、って急かされて、俺、ハイボール一気にあおった。なんでこんな言うこと聞いてんだ俺は。笑 普段なら「いや、まだ一杯目だしゆっくり行こうよ」って、移動のタイミングはこっちが握るのに。今日は逆に、テンポを向こうに握られて、断る隙すら作らせてもらえない。

で、ミオが「こっちこっち」って先導して、路地裏の知らない小さいバーに連れてかれた。完全に向こうのホーム。店員さんに「あ、久しぶりー」とか言ってて、もうアウェー感がすごい。俺、ただついていってるだけの人になってた。

席に着いたら着いたで、

ミオ

ここのモスコミュールうまいよ。二つでいい?

ミオ
アキ
アキ

あ、うん…って、俺の注文まで決まってる

ミオ

だって迷ってる時間もったいないじゃん。はい、決定

ミオ

決定、の一言の強さよ。笑 いつも俺が「とりあえず生でいい?」ってやってるやつ、まんま食らってる。選択肢を二つに絞って即決させるの、相手に考えさせない王道なんよ。それをこんな自然にやられると、こっちは「あ、うん」しか言えない。しかもチョイスは普通にうまかったから、文句も言えない。

会計も、トイレ行って戻ってきたら、もうミオがやっちゃってた。「割り勘でいいよ、次あんたね」って。次がある前提で話が進んでるのも含めて、全部向こうのペース。

アキ
アキ

いや会計まで先にやられた。俺、財布出す暇もないんだけど

ミオ

だってモタモタするじゃん男の人(笑)次おごってくれたらチャラ

ミオ
アキ
アキ

…次があること、もう決まってるのね

ミオ

当たり前じゃん。なに今さら(笑)

ミオ
コウ
コウ

もう完全にミオさんのターンっすね。アキさん置物じゃないすか

アキ
アキ

置物は言いすぎ。…でもまあ、否定はできん。笑

Scene 04

翌日。冷静になって思ったこと

…と、ここまで「持っていかれた持っていかれた」って書いてるけど、正直に言うと、めちゃくちゃ楽しかった。笑

俺がいつもやってる側だから余計に分かるんだけど、ミオの運び方、普通にうまいのよ。間を空けない、選択肢を絞って即決させる、店を自分のホームに引き込む、会計でゴチャつかせない、煽って相手をちょっと焦らせる。…全部、俺がナンパで意識してることと同じ。それを女の子側からやられると、こんなに気持ちよく流されるのか、って妙に感心した。

しかも嫌な感じが一個もなかった。グイグイ来るのに、こっちの話はちゃんと聞くし、無理に距離を詰めてくるわけでもない。押しと引きのバランスがうまい。…って、ナンパ師が逆ナンを分析してるの、相当ダサいな。笑 でも本職としては勉強になっちゃったんだから仕方ない。

で、翌日ひとりで冷静になって思ったのは、こんな逆ナン、まず滅多に起きないってこと。笑 俺はナンパ師やってて何百回も声かけてるけど、向こうから完璧に段取りして来られたのなんて、後にも先にもこの日くらい。

たまに「逆ナンされたい」「待ってればワンチャンあるんでしょ」みたいなこと言う後輩いるけど、あれは幻想だと思っといたほうがいい。期待して立ち飲み屋で一人で飲んでても、まあ来ない。来ないから俺は今日も渋谷で自分から声かけてるわけで。逆ナンは、宝くじみたいなもん。当たったらラッキーだけど、それを当てにして生活設計したらダメなやつ。

結局のところ、出会いの数を増やしたいなら、自分から動くしかない。逆ナン待ちはギャンブルにもならん。確率がほぼゼロだから。で、自分から動くって言っても、毎日渋谷でストナンする体力なんて普通の人にはない。俺だってオフの日があるくらいだし。

そこで現実的なのが、しんどい日はアプリでこっちからメッセを送るほう。リアルで声かけるのも、アプリでメッセ打つのも、結局「自分から」っていう一点は同じなんよな。むしろアプリは、最初から「出会いを探してる人」しかいないぶん、立ち飲み屋でいきなり声かけるより断られる痛みが軽い。

要するにマッチングアプリは、逆ナンが来ない俺らが、自分のタイミングで、自分から、確率の高い場所で動ける仕組み。ミオみたいな肉食な子がたまたま現れるのを路上で待つより、最初から「会う気のある人」が並んでる場所でこっちから滑り込んだほうが、どう考えても早い。…って、逆ナンされた翌日に書くのもダサいけど。笑 いやでも、あの夜がどれだけレアだったかを身をもって知ったからこそ、自分から動く大事さが沁みたわけで。

コウ
コウ

結局そこに着地するんすね(笑)

アキ
アキ

だって事実だもん。あの日が奇跡なだけ。笑

Scene 05

で、ミオとはどうなったか

二軒目のバーで、モスコミュールを二杯ずつくらい飲んで、わりといい時間になってた。話してると、ミオは見た目のグイグイ感のわりに、ちゃんと人の話を聞く子だった。喋るときは喋るけど、こっちが話し出すとちゃんと黙って聞く。このメリハリがあるから、グイグイなのに嫌味がない。

仕事の話を振ったら、アパレルで店長やってるって言ってた。なるほど、と思った。あの仕切りのうまさ、接客で毎日お客さん相手にやってるやつだ。人に動いてもらうのが仕事だから、男一人を立ち飲み屋から連れ出すくらい、朝飯前なんだろう。プロにはプロがいるんよな。

で、俺がナンパ師って白状したら、めっちゃ食いついてきて、

ミオ

え、待って、プロじゃん。今日のあたしのやつ、何点だった?

ミオ
アキ
アキ

採点を求めてくるの初めてなんだけど。笑 …まあ、95点。一個も隙なかった

ミオ

95!やば、嬉しい。じゃあ残り5点はどこ

ミオ
アキ
アキ

…砂肝、一言断ってから取れ

ミオ

それ根に持ってる(笑)

ミオ

こういう、ちゃんと笑える子だったから、最後までずっと楽しかった。で、結論から言うと、その後もいい雰囲気のまま流れて、お持ち帰りも成功。…って書くと俺が持ってったみたいだけど、たぶんこれもミオの手のひらの上。笑 ここから先はさすがに省くわ。

念のため毎回書いてるけど、これは合意のある大人同士の話。向こうが乗ってるのを確認しながら、お互いのテンポで、っていうのは、声かける側だろうがかけられる側だろうが一緒。立場が逆になっても、そこだけは雑にしちゃいけない。

連絡先も、当然みたいに「交換ね」って向こうから出してきた。最後の最後まで主導権、渡してもらえなかった。笑 でもまあ、たまにはこういう日があってもいい。いつも自分が必死こいて声かけてる側だから、人生で一回くらい、丸ごと持っていかれる夜があってもバチは当たらんだろ。

そういえば、別の日にアプリで「写真と別人かと思ったら逆に良かった」っていうネタ回も書いたんで、ナンパの番狂わせ系が好きな人はこっちの記事もどうぞ。ああいう”予想外”が、ナンパのいちばん面白いとこだと思ってる。

…次こそは、俺が主導権を握る側で記事を書きます。たぶん。笑

NEXT ROUTE

渋谷の次の動きまで見る。

声をかけた後、どの街でどう流すか。場所選びと飲みの入口に近い記事を並べています。

気になった動線から、そのまま次の記事へ。関連記事