栄・大須でナンパ→地元愛と上昇志向の名古屋嬢25歳をホテルまで
仕事ついでの名古屋遠征。大須を食べ歩いて、栄でアパレル店員のマリエ(25)に声をかけた。地元愛と上昇志向が同居した、いわゆる名古屋嬢。派手好きに見えて中身はバキバキに現実的で、外から来た俺をしっかり品定めしてくる。手羽先と台湾ラーメンの夜から、最後はホテルまで。名古屋の現実的な子の距離の詰め方を、アキが実況する遠征体験談です。
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今回は名古屋。出張ついでに一泊伸ばして、栄と大須で遊んできた。先に結論から書くと、栄でアパレル店員のマリエ(25)って子を、最終的にホテルまで連れて帰れた。
このマリエが、これまで遠征で会ってきた子と毛色がだいぶ違った。見た目はわりと派手で、いわゆる「名古屋嬢」っぽい華やかさがある。なのに喋ると、めちゃくちゃ現実的で計算が早い。地元・名古屋が大好きで、でもそこに安住する気はゼロで、上を目指してる。派手好きなのに中身は堅実、っていう一見矛盾した子。あと、東京から来た俺を、最初から最後までけっこうシビアに品定めしてた。その一晩を、手羽先と台湾ラーメン込みで全部書いてく。
名古屋は「ナンパの街」のイメージが薄い。だから空いてる
名古屋遠征の入口、名古屋での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。
まず前提の話。名古屋って、東京・大阪に次ぐデカい都市なのに、夜遊びやナンパの話題ってあんまり聞かない。歌舞伎町、中洲、ミナミ、みたいな「夜の街」としての全国区の知名度が、規模のわりに低いんだわ。これは逆に言うと、外から攻めてくる遠征勢が少ないってこと。土地の子が、ガツガツこすられてない。
夜に出るエリアは、ざっくり栄(さかえ)がメイン。その中に錦(にしき)三丁目っていう、名古屋いちのネオン街がある。バー、クラブ、ガールズバー、スナックがびっしりで、地元の人は「錦(にしき)行く?」って言い方をする。栄の南西にある女子大小路(じょしだいこうじ)ってエリアも夜の店が密集してて、名前のわりにディープな飲み屋街。で、栄から地下鉄で一駅、もしくは歩いても行ける距離に大須(おおす)がある。こっちは昼の街で、商店街と食べ歩きとサブカルの若者の街。

名古屋って、正直ナンパのイメージ無いっす。栄って言われてもピンとこないというか

それなんだわ。みんな東京と大阪と福岡しか行かないから、名古屋の子はあんまり擦れてない。栄も人は多いのに、外から来る奴が少ない。狙い目ではある。
今回も相棒なしの一人遠征。コウは東京で留守番。名古屋は別に二人で固めて攻めるような尖った街じゃないし、一人のほうが小回りが利く。仕事を昼で切り上げて、ホテルに荷物を置いて、まずは大須からスタートした。いきなり夜の栄に出るより、明るいうちに大須で街の温度を測っておきたかった。名古屋の街の感じを、自分の足で一回つかんでおく。これは遠征のときいつもやる。
大須を一人で食べ歩き。街のテンションを掴む
大須商店街は、想像してたよりずっと活気があった。アメ横と巣鴨と秋葉原を全部混ぜて、もうちょい雑多にした感じ。古着屋、タピオカ、台湾系の屋台、メイド喫茶、業務用スーパー、ブラジル料理、ぜんぶ同じ通りに並んでる。歩いてる若い子も多くて、大須は完全に「名古屋の若者の街」だった。
俺は一人で、まず大須名物っぽいものを適当につまんで歩いた。台湾唐揚げのデカいやつとか、食べ歩き用の串とか。で、歩きながら街の子をぼーっと観察する。声をかけるための偵察というより、この街の子がどういうテンションで喋ってるかを、空気で掴んでおく感じ。名古屋の子って、東京の子よりちょっとフランクで、でも大阪ほどガツガツしてない、独特の温度だった。

(独り言)大須、若い子めっちゃおるな。でも昼の食べ歩きの街だから、ここでナンパは浮くか。…夜の栄で勝負して、店の話とか今日の名古屋めしのネタは、ここで仕込んどこ。
ここで大事にしたのは、大須で無理に声をかけないこと。食べ歩きしてる子は基本グループだし、昼の商店街でいきなり止めると、ただの不審者になる。だから大須は「ネタ集め」と割り切った。どの店がうまかったか、台湾系の屋台がどこにあったか、古着屋がどんな感じだったか。これを自分の体で全部仕入れておくと、夜に地元の子と喋るとき、ぜんぶ生きてくる。「名古屋来たばっかの観光客」じゃなくて「ちゃんと大須歩いてきた奴」になれる。これ地味に効く。

え、せっかく若い子おるのに、大須では声かけないんすか?

場所には向き不向きがあるからな。昼の商店街は連れと食べ歩きに来てる子ばっか。ここは仕込みの場。勝負は夜の栄って決めてた。
大須をひと回りして、台湾ラーメンの有名店の場所と、地元の子が並んでた食べ歩きの店を、頭に入れた。それと、名古屋の子がよく着てるブランドの古着屋もチェックした。これが後で、マリエとの会話で効いてくることになる。一回ホテルに戻って、シャワーだけ浴びて、夜の栄に出た。
栄の夜。アパレル帰りの、華やかなのに目が冷静な子
夜の栄は、想像より人が出てた。金曜だったのもあって、仕事帰りのグループ、女子大小路に向かう派手めの集団、大学生っぽい子。錦三のネオンが派手で、客引きもそこそこいる。ただ、歌舞伎町ほどの圧はない。名古屋の夜って、賑やかなんだけど、どこか地に足がついてる感じがする。一発でかい花火を上げるより、堅実に楽しむ、みたいな空気。
声をかける相手を探すとき、俺は「その子が一人でいるか、何を見てるか」をまず見る。で、栄の中心、オアシス21の近くのあたりで、ショップの紙袋を提げて、スマホで何か調べてる子がいた。それがマリエ。
ぱっと見、華やかだった。巻き髪で、ネイルもしっかりしてて、服も今っぽくて綺麗にまとまってる。いわゆる名古屋嬢の華やかさ。ただ、目つきが、ふわふわしてなかった。スマホを見る目も、周りをちらっと見る目も、けっこうしっかりしてる。「華やかだけど、たぶん中身は冷静な子だな」っていうのが、声をかける前に何となく分かった。手に提げてる紙袋が、昼に大須で見たブランドのやつで、それがフックになった。

(独り言)あの紙袋、昼に大須で見たとこのだ。…ナンパっぽく入ると、この目の冷静な子は一瞬で値踏みして切るな。普通に店の話で入ろ。
華やかで目の冷静な子に、テンションだけで「ねえねえ」と入るのは下策。一瞬で「あ、ナンパね」って値踏みされて、丁寧に切られる。だから俺は、自分が本当に持ってる手札――昼の大須――をそのまま使った。

あの、すいません、それって○○(大須のブランド名)の袋ですよね。昼に大須行って、その店めっちゃ気になってたんですけど、入りそびれて。
え(笑)…そうですけど。なんで分かるんですか


いや今日まさに前通って。東京から仕事で来てて、昼ヒマだったんで大須ぶらついてたんですよ。
へえ…東京の人が、大須(笑) 渋いとこ行きますね

ここで、ちょっと面白かった。「東京の人が大須」で、マリエがふっと表情をゆるめた。たぶん、東京から来た奴が栄の有名どこじゃなくて大須に行ってるのが、ちょっと意外だったんだと思う。名古屋の子って、地元をちゃんと見てる外の人に、わりと心を開く。あと、この時点でマリエは俺を完全に「品定め」してた。喋りながら、こっちの服とか、態度とか、話の中身を、しっかり値踏みしてる目だった。

渋いって言われた。笑 でも台湾唐揚げうまかったし、古着屋も良かったですよ。名古屋、街として面白いですね。
ちゃんと食べてるじゃん(笑)名古屋、観光で来ても何もないって言われがちなんで。ちょっと嬉しいかも


いや全然そんなことない。…っていうか、さっきから紙袋の話だけで止めちゃってますけど、もしお時間あれば、地元の人おすすめの手羽先とか教えてほしいんですよ。一杯付き合ってもらえません?
えー(笑)急ですね。…んー、どんな人かもわからんのに


ですよね。怪しいですよね。手羽先一本ぶんだけ信用してもらえません? まずそうだったら帰っていいんで。
手羽先一本ぶん(笑)なにそれ。…まあ、一杯だけなら。まずかったら帰るで

「まずかったら帰るで」。この返しが、もうマリエの全部だった。ノリで来てるんじゃなくて、ちゃんと自分の物差しで「OK」を出してる。地元志向の子って、こっちが地元をdisらず、ちゃんと面白がってるのが伝わると、一回チャンスをくれる。ただし、そのチャンスはお試し付き。「まずかったら帰る」っていう退路をキープしたまま、付き合ってくれる。逆に言えば、ここから先で俺がつまらなかったら、本当に手羽先一本で帰られてた。
手羽先と味噌串カツ。名古屋めしで腹の探り合い
マリエが連れてってくれたのは、栄の路地裏にある、地元の人が普通に通ってる手羽先の店だった。観光客向けのチェーンじゃなくて、カウンターと小上がりだけの、こぢんまりした店。名古屋の手羽先って二大巨頭があるんだけど、マリエ曰く「うちはこっち派」っていう、地元の中でも派閥があるらしい。そういう細かいこだわりが、いかにも地元の子だった。
名古屋めしって、東京で食べるやつと、現地で食べるやつが全然ちがう。手羽先は、甘辛のタレに胡椒がガツンと効いてて、ビールが無限に進む。あと頼んだのが味噌串カツ。八丁味噌のタレが甘くてコクがあって、串カツに合う。マリエが「これも名古屋来たなら食べな」って勝手に追加してた。
手羽先は、こうやって関節パキッてやって、骨きれいに外すんが正解なんやけど。東京の人、できやんやろ


パキッて…え、難しっ。ぐちゃぐちゃになった。笑 マリエさんきれいに食うな。
下手か(笑)まあ、慣れやけどね。名古屋の子はだいたいできる


地元プライド出てきた。笑 味噌串カツもうまいなこれ。八丁味噌、こんな甘いんだ。
ここで気をつけたのは、名古屋めしの薀蓄をマリエに「延々と語らせない」こと。名古屋の子は地元の食に詳しいから、放っとくと食レポ案内人になっちゃう。そうすると、店の説明だけで時間が溶けて、マリエ本人の素が出てこない。だから俺は「パキッて何それ」「下手って言うな」くらいの短いリアクションで、テンポだけ作った。主役は手羽先じゃなくて、マリエがどんな人間か。
飲み始めて分かったのは、マリエがかなり現実的な子だってこと。アパレルで働いてて、地元は名古屋、生まれも育ちも愛知。でも、ただの地元大好きっ子じゃなくて、「いずれ自分の店を持ちたい」とか「もっと上のブランドで働きたい」とか、上昇志向がはっきりしてた。地元愛と野心が、同居してる。
私、名古屋好きやけど、ずっと今のままでええとは思ってなくて。アパレルも、いつか自分でやりたいし


お、しっかりしてんな。なんとなく遊んでる子かと思ったら。失礼だけど。笑
失礼すぎ(笑)まあ、派手に見えるんやろうけど。中身はけっこう堅いで、私


それさっきから感じてる。手羽先の店も、お試しで来てるもんな。簡単に流されないっていうか。
……(笑)よう見とるね。そう、流されるの嫌いやねん

この「派手に見えるけど中身は堅い」が、マリエの核だった。名古屋の子って、こういう「華やかさと堅実さの両立」が、けっこういる気がする。見た目にお金をかけて、ちゃんと遊ぶけど、人生設計はバキバキに現実的。地に足がついてる。俺はそこを「ギャップあるね」とか軽く茶化さず、「しっかりしてるな」ってちゃんと評価した。野心のある子は、その野心を本気にとってもらえると、一気に距離が縮まる。
東京から来た俺を、品定めしてくる子だった
ここからの会話の作り方を、俺はちょっと切り替えた。普通の遠征だと、地元の子に「地元のこと教えてもらう」流れで距離を詰めるか、外の世界に憧れてる子に「外の話で食いつかせる」流れを作る。けどマリエには、そのどっちも、たぶん効かない気がした。なぜなら、マリエは外に憧れてもないし、地元に閉じこもってもない。名古屋にいながら、自分の力で上に行くことを本気で考えてる子だったから。
だからマリエは、俺のことを「外の世界の窓」として見てなかった。むしろ、「この東京から来た男は、自分にとって付き合う価値がある人間かどうか」っていう、もっとシビアな目で見てた。完全に品定めされてた。
東京で何の仕事しとるんですか? なんか、ちゃんとしてそうやけど


ちゃんとはしてないよ。笑 でもまあ、それなりに働いてはいる。…なんか面接みたいだな、これ。
面接(笑)まあね。知らん人とご飯行くんやから、ちょっとは見るやん、ふつう


いや正しいよ、それ。むしろ何も見ないで付いてくる子のほうが心配だわ。
お、わかってるやん(笑)そういうとこ、嫌いやないわ

ここがポイントだった。マリエに品定めされてるのを、俺は嫌がらなかったし、はぐらかしもしなかった。「面接みたいだな」って自分から茶化しつつ、「見るのが正しい」ってちゃんと肯定した。品定めしてくる子って、その品定めを「うざい」って態度に出されるのを一番嫌う。逆に「ちゃんと見なよ、その上で判断して」っていうスタンスでいると、すごく安心する。自分の堅実さを、認めてもらえた感じになるから。
で、マリエの面白いところは、品定めはシビアなのに、一回「合格」を出すと、急に距離の詰め方が早かったこと。
東京の人って、冷たいイメージあったんよね。お高くとまっとるっていうか


それ偏見だわ。笑 東京の奴も、だいたい地方出身だしな。俺も名古屋の手羽先パキッてできない側の人間だし。
さっきの根に持っとる(笑)しつこいわ。…まあ、合格にしといたるわ

「合格にしといたるわ」。マリエの場合、警戒が解けたっていうより、値踏みして「まあアリ」って判定を下した、ってニュアンスだった。だから俺は、調子に乗らずに、自虐で一回テンション下げた。合格をもらった瞬間にガッつくと、また物差しが厳しくなる。あくまでフラットに、自分のペースで。

なんか、いつもの遠征と全然ちがうっすね。アキさんが品定めされてる側っていう

そうなんだわ。地元に憧れも不満もない、自分で上行く気の子は、こっちが値踏みされる。それを嫌がらず、堂々と見られてるほうが効く。
二軒目は台湾ラーメン。締めで素が出た
手羽先と味噌串カツでビールを飲んで、いい感じに腹が膨れてきた頃、マリエが「締め、どうする?」って言い出した。名古屋の夜は、締めに名古屋めしをもう一発いくのが普通らしい。あんかけスパか、台湾ラーメンか。俺は昼に大須で台湾ラーメンの有名店の場所を仕込んでたんで、それを出した。

締めなら、台湾ラーメン食ってみたいんだよね。昼に大須で有名な店の場所だけチェックしてあるんだけど。
え、そこまで調べとるん(笑)用意周到やな。…まあ、ええよ。台湾ラーメンは付き合う


用意周到じゃなくて、ただ食い意地張ってるだけ。笑
ここで「昼に仕込んだ大須のネタ」が効いた。場所を知ってるってだけで、行き当たりばったりの観光客感が消える。マリエみたいな現実的な子は、段取りができる男を、地味に評価する。「用意周到やな」は、半分褒めだった。
台湾ラーメンって、名古屋発祥の、激辛ミンチが乗ったラーメンなんだけど、これがめちゃくちゃ辛い。汗だくになって食ってると、さっきまでの「品定めモード」のマリエが、急にゆるんできた。辛いもの食ってヒイヒイ言ってると、人って素が出る。
辛っ…でしょ? 名古屋の人もこれで毎回汗だくになるで(笑)


うわ、しんど。うまいけど辛い。鼻ぐずぐずなる。…マリエさん、平気な顔して食ってるのこわいわ。
これくらい平気(笑)名古屋の女、辛いの強い子多いで。…あー、でもうま。来てよかったかも


ん? それ「手羽先まずくなかった」ってことでいい? 帰らずに済んでよかった。
ふふ、しつこいなあ(笑)…うん、帰らんくてよかった、で

ここで、マリエが最初に言った「まずかったら帰る」を、自分から回収してくれた。「帰らんくてよかった」。これは品定めの結果、最終的に「アリ」って判断したっていう、マリエなりの素直なサインだった。冷静な子ほど、こういう「自分の判断を自分で認める」言葉が出ると、距離が一気に近くなる。それまで物差しで測ってた相手を、ちゃんと「楽しい」と思い始めた瞬間。

俺も、栄で声かけて、まさか台湾ラーメンで汗だくになるとは思ってなかったよ。マリエさんが付き合いいいからだわ。
付き合いいいんやなくて、私が食べたかっただけ(笑)勘違いせんといて


はいはい。笑 そういうとこ、ほんとブレないな。
「勘違いせんといて」って軽く釘を刺すあたりが、最後までマリエらしかった。ゆるんでも、流されきらない。この芯の強さが、可愛かった。
「もうちょっとだけ、付き合うわ」名古屋の夜のホテルへ
台湾ラーメンを食って、店を出たら、もう深夜近かった。栄の人通りも、だいぶ減ってた。終電とかタクシーの話になるタイミングで、マリエの家もそこそこ離れてるらしくて、「帰る」も普通に選べる状況だった。その上で、俺はガツガツ押さずに、思ったことをそのまま、軽く出した。

……正直さ、もうちょっと喋ってたいなって思ってる。けど、無理にとは言わないよ。タクシー乗るなら拾うし。
……(少し考えて)んー。私も、まだ眠ないし


無理してない? 帰るなら全然送るよ。
無理してへんよ(笑)自分で決めるし、私。…もうちょっとだけ、付き合うわ

「もうちょっとだけ、付き合うわ」。最後まで、マリエは自分で決める子だった。雰囲気に流されたんじゃなくて、ちゃんと自分の物差しで測って、その上で「付き合う」を選んだ。「自分で決めるし、私」って言葉が、全部物語ってた。最初から最後まで、この子は誰かに流される側じゃなかった。だからこそ、その子が自分で「アリ」を出してくれたのが、デカかった。
栄の近くのホテルに、その流れで、二人で。ぼかすけど、お持ち帰りは成功した。手羽先と台湾ラーメンの夜の、締めだった。ここから先はさすがに省く。笑

で、そっから先は…?

いい雰囲気になって、そのまま、としか言わんよ。笑 そっから先は名古屋に置いてきた。
念のため毎回しつこく書いてるけど、これは全部、ちゃんと合意のある大人同士の話。マリエは酒は飲んでたけど、最後まで足取りも喋りもしっかりしてたし、むしろ自分の頭で全部判断してた。「自分で決めるし、私」って自分の言葉で言える子だった。相手が酔いつぶれてたり、少しでも嫌がる気配があったら、何があっても無し。「もうちょっと喋ってたい」の誘いも、相手が乗ってなきゃその場で笑って解散して、ちゃんと送る。マリエみたいなしっかりした子でも、いや特にしっかりした子ほど、こっちが押し売りして無理に頷かせるのは違う。あくまで、相手が自分で選べる状況を残しておく。一人遠征は、何かあっても誰もフォローしてくれないんだから、なおさら丁寧にいく。
その後。名古屋の子と、また会う口実の作り方
LINEは台湾ラーメンの店を出る前に交換済み。翌日の昼に「昨日めっちゃ楽しかった、手羽先も味噌串カツも台湾ラーメンも最高だった、名古屋めし強すぎる。案内ありがとう」くらいの軽いの一通だけ送った。会った直後に長文でベタベタすると、だいたい温度が下がる。これは遠征の子でも一緒。「手羽先の関節パキッて、結局できんかった。次こそ教えて」みたいに、向こうが弄ってきたネタを後から拾うと、押しつけがましくなく余韻が残る。
遠征先で出会った子の難しいところは、こっちが東京に帰っちゃうこと。名古屋は新幹線で東京から一時間半くらいで、福岡や沖縄ほど絶望的な距離じゃない。むしろ日帰りもできる近さ。でも「ふらっと飲みに行く」ってほど近くもない。だから「会ったあと」の連絡の組み立てが、地元の子以上に大事になる。会って終わりの一夜にするか、次に名古屋来たときにまた会える関係にするかは、ここの連絡次第。
ただ、マリエの場合は、一個だけ強い武器があった。あの子、自分の店を持つって野心がある。アパレルの話、ブランドの話、いつか独立したいって話。これって、東京で働いてる俺にとっては全部「次に会う口実」になる。「東京の○○の店、今こうなってるよ」「東京の古着、今度見に来なよ」って、マリエの上昇志向にそのまま接続できる。遠征先の子との縁って、こうやって「相手が本気で興味あること」を一個キープしておくと続きやすい。
昨日はありがとう(笑)まさか紙袋で声かけられて、台湾ラーメンまで行くとは思わんかったわ。手羽先、次こそちゃんと教えたるで


頼むわ。…っていうか、独立する気あるなら、東京の店も一回見に来なよ。今おもしろい古着屋多いし、案内する。
お、それは行きたいかも。勉強がてら(笑)でも遊びやなくて、ちゃんと見たいやつな


さすが、最後までブレないな。笑 いいよ、ちゃんと付き合う。
この「遊びやなくて、ちゃんと見たいやつな」が出たのが、マリエらしかった。誘いに乗りつつ、ちゃっかり自分の野心に絡めてくる。一夜で消える関係じゃなくなった、っていうサインを、この子は「東京に勉強しに行きたい」っていう、自分の上昇志向の形で出してきた。名古屋出張はまた入りそうだし、栄に”また会いたい子がいる”状態を作れたのはデカい。
会ったあとの連絡の温度感そのものは、ジャンルが変わっても共通で、その辺は前に書いた会った後のLINEの記事に詳しくまとめてる。会った直後にベタベタしすぎない、既読即長文をやらない、っていうのは、相手が遠征先の子だろうがアプリの子だろうが、ぜんぶ同じ。距離が離れてるぶん、名古屋の子相手だとなおさらそこが効いてくる。
あと今回、改めて思ったのは、現地でゼロから声をかけるのも面白いけど、運の要素がデカすぎるってこと。今回はたまたま栄でマリエにうまく会えたから良かったけど、いつもこう転がるとは限らない。だから次に遠征するときは、行く前にマッチングアプリで現地の子を何人か仕込んでおくと、当日の打率が段違いに上がる。アプリなら「名古屋在住」で絞って、出張で行く日を匂わせておけば、現地で一人くらいは会える状態を最初から作れる。街での出会いはナマモノで運に左右されるけど、アプリの仕込みは確実な保険になる。しかも、会ったあとの追い方は、アプリの子も遠征の子も完全に同じだから、片方の技術がそのままもう片方で効く。遠征とアプリって、本当に相性がいいんだわ。具体的にどのアプリが地方で強いかは、ちゃんと比較できる準備ができたらまた別で書く。
ナンパ全般の落とし方の組み立ては、遠征でも基本は同じで、前に落とし方の設計図でまとめた通り。ただ遠征は時間が限られてるぶん、街選びと、相手のタイプの見極めがより大事になる。マリエみたいに「品定めしてくる現実的な子」を、外の世界に憧れてる前提で攻めてたら、たぶん何も起きてなかった。地元に憧れも不満もなくて、自分の力で上に行く気の子には、こっちが堂々と値踏みされる側に回る。子のタイプに合わせて、入り方ごと組み替える。同じ遠征でも、街が違えば子の質も攻め方も全然ちがって面白い。ノリと勢いで押せた大阪・ミナミの遠征と、上品でおっとりした子のペースに合わせた金沢・片町の遠征を読み比べると、名古屋の現実的な子との違いが、よりはっきりすると思う。
名古屋は、街も人も、想像してたより「地に足がついて」た。派手なのに堅実、地元愛があるのに上昇志向、っていう、いい意味で矛盾した子がいた。栄・大須は、勢いだけで押す街じゃないぶん、ちゃんと相手の現実的な目線に向き合える人には、すごく合う遠征先だと思う。次に名古屋来るときは、マリエに手羽先の食い方、ちゃんと教わらないとな。…それはそれで、ちょっと楽しみだわ。笑
全部実際に使った俺の本音ランキング。目的別の使い分けも載せてる。
遠征の夜を、もう一段深く読む。
旅行先や別エリアで空気を作る時に役立つ、街の入り方と夜の動線を集めました。


