ラグジュTVあの「余裕」は本物か。相席ラウンジ帰りの俺が検証した
相席ラウンジやバーのカウンターで「余裕のある大人の女性」の実物と喋ってきた俺が、MGS動画の大人の女性系レーベル・ラグジュTVを数本観て検証した。言葉数・間・グラスの扱い。画面の中の余裕は現場で見る本物と同じ質感なのか、項目ごとに突き合わせた検証回。
レビューREAD9分
読了目安HOOK画面と現場の
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この前、同じ週のうちに相席ラウンジを3軒はしごした。あの週でいちばん記憶に残ってるのは、3軒目の閉店前30分、席替えで卓に来た25歳のアパレル店長代理、カンナだ。照明の落ちたソファ席で、喋りながらグラスをコースターのど真ん中に戻し続ける子だった。指摘したら「知らなかった(笑)」って笑って、直後の一回だけ手が止まって、その次からはまた元の手つきに戻ってた。あの夜の一部始終は相席ラウンジを3軒回った回に書いたけど、俺はああいう、本人も気づいてない手元の所作まで含めたものを「大人の余裕」って呼んでる。
で、その「余裕のある大人の女性」をまるごと看板にしてるレーベルがMGSにある。ラグジュTVな。高級ラウンジ風のインタビューって型で知られてる大人の女性系で、ナンパTVを検証したときから棚の並びで視界には入ってた。あのときは本題じゃなかったんで流したんだが、考えてみたら俺は、相席ラウンジやバーのカウンターで余裕の「実物」と何度も差し向かいになってきた側だ。だったら画面の中の余裕が本物の質感かどうか、突き合わせる目だけは持ってるはずなんだよ。そう思って、後日あらためて単品を数本買った。今日はその答え合わせをやる。
ラグジュTVとは。大人の女性系の看板レーベル
観たことない人向けに前提から。ラグジュTVってのは品番でいうと259LUXUのシリーズで、配信元はMGS動画。シロウトTV・ナンパTVと並ぶ看板レーベルの一つで、立ち位置は「大人の女性系」だ。言うまでもなく18歳未満お断りの世界なんで、該当する人はここで引き返してくれ。
型を説明すると、路上の声かけが起点のナンパTVと違って、ラグジュTVは最初から店の中にいる。高級ラウンジ風の空間で、ドレスアップした大人の女性が、落ち着いたトーンのインタビューを受ける。照明は暗め、席は深いソファ、テーブルにはグラス。質問は仕事とか普段の夜の過ごし方あたりから静かに入って、女性は敬語で短く返していく。で、その先どうなっていくかまで含めて作品なわけだけど、そこから先を文字に起こすのはうちのサイトの領分じゃない。気になる人は作品のほうでどうぞ。
もう一つ、観た範囲で型っぽかったのが、紹介される肩書きがやたら華やかなこと。それが事実かどうかは俺には確かめようがないんで、そこは設定の一部として観てた。今回の検証で見たいのは肩書きの真偽じゃない。
ナンパTVの検証は先にやってある。あっちで俺が観てたのは、声かけの「入り」が路上の実物と同じかどうか。今回は観るものが違う。セットが豪華かどうかはどうでもよくて、座ってる女性の「余裕」が、俺が現場で見てきた本物と同じ質感なのか。そこだけを観る。

検証、シリーズ化してるじゃないすか(笑)今度は何を観るんすか

大人の女性の余裕。……笑うなって、今回も大真面目なんだよ。
観たのは単品で数本、系統がかぶらないように選んだ。値段は1本千円前後だった。数字は普通に動くんで、今の表示が正だ。作品タイトルは全部伏せる。1本ずつの品評をやる気はなくて、観たいのはレーベル全体がどう作られてるか。そこはナンパTVの回と同じ流儀でいく。
現場で見てきた「余裕」の正体
照合の前に、俺側の物差しを出さないとフェアじゃない。現場で「この人は余裕があるな」って感じるとき、俺は具体的に何を見てるのか。あらためて分解したら4つになった。
一つ目、言葉数の少なさ。ゴールデン街のカウンターで隣になった26歳のOLのレイが、俺の中の見本だ。歌舞伎町で全く当たらなかった金曜の回に書いた子な。俺がつい見栄を張ったら、「で、何が言いたいの(笑)」の一言で全部終わらせてきた。長く説明しない。短い一言で、こっちの浅いところだけ正確に刺してくる。若い子は沈黙が怖くて言葉で埋めにくることが多いけど、余裕のある人は逆で、沈黙ごとこっちに渡してくる。
二つ目、間。質問に即答しない。ワンテンポ置いて、それから返す。あれはたぶん考えてるんじゃなくて、急ぐ理由が無いだけなんだと思う。三つ目、グラスの扱い。飲むピッチが安定してて、持つ・置くの動作が雑にならない。冒頭のカンナのコースターの癖も、緊張で手が動いてたんじゃなくて、手元が自分の管理下にある人の動きだった。四つ目、いつの間にか話を回す側に回ってること。レイのときなんか、最初に口を開いたのは向こうで、初手からこっちが質問される側だった。終始見透かされてたのは、あの回に書いた通り。
ついでに言うと、余裕ってのは塩対応のことじゃない。レイは俺の手口を分かった上で会話に乗ってくれてたし、ああいう「見抜いてるけど降ろさない」があの人らの標準装備なんだと思う。突き放す冷たさと、余裕の短さは別物。ここを混ぜると検証の物差しが狂うんで、先に切り分けとく。

余裕を出そうとしてる人と、余裕がある人って、現場だと3分で見分けがつくんだよな。前者は語尾が長い。
で、この4つのうち、言葉数だけは芝居でも作れる。台本で削ればいいだけだから。間とグラスは体に染みてないと出ないし、話を回す側に立てるかどうかは相手とのその場のやり取り次第だから、仕込みがいちばん難しい。つまり今回の検証は、後ろの3つが画面にどれだけ映ってるかを観る勝負になる。
画面の中の「余裕」を、現場の目で観た
で、観た。日曜の夜、翌日が早くて出る予定もない日に、風呂上がりの麦茶で。ナンパTVのときはビールを開けてたけど、今回は間とか手元とか、細かいところを観る回なんで素面でいった。検証にしては色気のなさすぎる布陣だけど。笑
最初に来たのは、セットの既視感だった。間接照明、深いソファ、低いテーブル。この前の3軒はしごでいちばん暗かった店の空気に、質感がけっこう近い。違うのは人口密度で、画面の中は基本ふたりきりだ。あの照度の空間に、ドレスアップした大人の女性がグラスを前にして座ってる。この画だけで「格上の卓に着いちゃった」感じが出る。まずセットの時点で、相席ラウンジの静かな夜を思い出させる作りになってた。
ちなみに顔とかスタイルの話は、うちでは書かない。俺が観てたのは所作だけだ。服や持ち物も物差しにしなかった。あれは金をかければ用意できる側のもので、現場でも、いい時計をしてるのに落ち着かない人はいくらでもいる。所作だけは金で買えない。それで十分検証になるのが、このレーベルの面白いところでもある。
まず言葉数。俺が観た数本の範囲だと、確かに少なかった。聞かれたことに短く返して、自分からは広げすぎない。笑うときも全部は笑わない。目元と口元だけで処理する笑い方が何回か出てきて、あれは実物のカウンターで見るやつと同じ系統だった。敬語の使い方も面白くて、丁寧なんだけど壁って感じじゃなく、距離の調整に使ってる感じがある。踏み込ませる寸前で止める、あの使い方な。
間は、作品によって差があった。質問が飛んだあと、女性が一回グラスに目を落として、それから答える。この一拍が編集で切られずに残ってる作品は、空気が一段と本物寄りになる。逆に、返しがポンポン速いやつもあって、あっちはテンポ優先で間を詰めてるように見えた。良し悪しの話じゃなく、俺は間が残ってるほうに、あの夜のソファ席の空気を感じた、って話な。
グラスは、いちばん観てて面白かった。飲むふりと、ちゃんと飲んでるのは手元で分かる。で、グラスを置く位置が毎回バラつく人と、静かに同じ場所へ戻す人がいる。後者を見つけた瞬間、カンナの手つきが頭の中で重なった。台本に「グラスは毎回同じ位置へ戻すこと」なんて書かないだろ。ああいうのは、その人が現実から持ち込んだ癖だと俺は思ってる。

途中から、グラスの置き方だけ追ってる時間があったわ。俺は何の検証をしてるんだ。

グラスの置き方で、そんなに分かるもんなんすか?
あと、これは検証項目の外なんだけど、聞き手側の運びにも目が行った。質問をひとつ投げたら、答えが終わるまで待つ。話題を一晩でいくつも消費しない。俺がカウンターで年上と喋るときに気をつけてるのとほぼ同じ運びで、あの間合いを持ってる聞き手じゃないと、大人の女性の側の間も画面に残らないんだと思う。ここは観る前に想像してなかった発見だった。
4つ目の「話を回す側」は、建て付け上いちばん出にくい。インタビューだから、女性は基本ずっと聞かれる側に固定される。ただ、たまにあるんだよ。質問に質問で返して、聞き手のほうが一瞬詰まる瞬間。画面の主導権がすっとひっくり返るあの感じは、ゴールデン街で終始レイに見透かされてた身として、画面越しでも覚えがありすぎて背中がむずがゆかった。
言葉数・間・グラス。現場の記憶と突き合わせた
ここまで観たものを、現場の記憶と並べて整理した。現場側の「大人の女性」は、実際に会って喋ったレイとカンナの記憶がベースな。
| 項目 | 現場の大人の女性 | 画面の中(ラグジュTV) |
|---|---|---|
| 言葉数 | 短い。一言でこっちの浅いところを刺してくる | 短め。ただし編集のテンポ次第で段取りの匂いが出る |
| 間 | 即答しない。沈黙ごとこっちに渡してくる | グラスに目を落とす一拍が残ってる作品は本物寄り |
| 飲み方 | ピッチが安定。置く位置まで手元が管理下にある | 手元に癖が映ってる人がいる。あそこは作れない部分 |
| こっちの扱い方 | 気づくと質問される側にされてる | 型の都合で聞かれる側に固定。逆流はごく稀 |
表にして見えたのは、「設定」と「人」は分けて観ていいってことだった。会員制ラウンジって建て付けを真に受ける必要はない。セットも段取りも、向こうが用意したものだ。ただ、椅子に座ってる人の手元と間までは、用意で埋めきれてない。埋めきれてない場所に、現場で見るのと同じものがときどき顔を出す。

表にしといてなんだけど、現場側の2人が強すぎる説はある。比較対象がレイなの、画面の中の人らに申し訳ないわ。笑
で、あの「余裕」は本物なのか
表題の問いに戻る。観たのは数本だけだし、制作の裏側なんか俺には知りようがない。だからこれは、検証って名前のついた一人の感想だ。
俺の返しは、丸かバツかじゃなくて採点表になる。間とグラスは、現場の記憶とかなり重なった。言葉数は半々。短さそのものは本物っぽいのに、編集のテンポが速い作品だと途端に段取りの匂いがする。話を回す側の仕草は、インタビューって型の中じゃほぼ観測できない。ここまでが採点表な。
で、採点表の外で、いちばん「これは用意できないだろ」と思った話をする。余裕そのものじゃなくて、余裕がふっと切れる一瞬だ。ずっと敬語で間を保ってた人が、どうでもいい質問で不意に素の笑いをこぼす。敬語が一拍だけ崩れて、本人がすぐ戻す。話題が刺さったときだけ、グラスを置く手が一回止まる。現場にもあれはあって、カンナは去年の夏に閉めた前の店舗の話をするときだけ声が低くなって、その一瞬だけ25歳に見えなかった。レイなら、俺が見栄を張るのをやめた直後の「素直でよろしい(笑)」だ。ああいう切れ目の空気と同じ形のものが、画面の中にもたまに映る。俺は数本の中でそれを何回か見つけて、そのたびに巻き戻したくなった。しなかったけど。笑
だから、ガチかヤラセかって聞かれたら、俺の観方はこうなる。設定を信じに行くレーベルじゃなくて、設定の隙間から一瞬だけ見える素を拾いに行くレーベル。一回その拾い方を覚えたら、もう普通には観られなくなった。現場で大人の女性に遊ばれた記憶があるやつほど、この拾い方はたぶんハマる。保証まではしない。趣味の話なんでな。
画面を消したあとに残ってたもの
数本ぶん観終わって画面を消したら、部屋が急に静かになった。手元に麦茶のグラスが残ってて、無意識にテーブルの隅へ寄せて置いた。置いてから、カンナのコースターのことを思い出して一人で笑った。俺の置き方、ど真ん中どころか毎回バラバラだわ。余裕が手元に出るって話なら、俺の手元は落ち着きがなさすぎる。
もう一つ思い出してたのは、閉店30分前の卓で「延長する?」って聞いたときの、カンナの「しなくていい」の速さだった。画面の中の女性たちの短い返しを聞いてる間、あの即答が何回か頭をよぎった。短い言葉って、余裕のある人が使うと冷たく聞こえないんだよな。あれは画面の中も現場も同じだった。
観たぶんの置き場所だけ書いとく。全部MGS動画の単品で、俺のアカウントに残ってる。ラグジュTVはMGSの自前レーベルなんで、俺は最初から配信元で買った。それだけの話な。
- 「シロウトTV」「ナンパTV」を配信してる大手。素人系の作品数と更新はここが軸
- 単品購入と月額見放題が選べる。気になる1本だけ試す、って買い方ができるのが気楽
- 会員登録は無料。セールとポイント還元がちょいちょい来るから、買う前に一度中を見とくといい
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で、俺の次の予定は画面の中じゃなくて、またあの静かなほうのラウンジだ。画面越しに余裕の観察を重ねたところで、生身の年上に通用した記憶は一度もないんだけどな。スマホを開いたら、レイとのトークの「また気が向いたら飲も」が目に入った。気が向いたらって、どのくらい経てば「向いた」ことになるんだろうな。文面を考えてるうちに、麦茶が空になった。
観る側の夜を、もう一段読む。
検証、買い方、支払い、無料の範囲。家で観る夜に要る記事を並べています。


