学生街の安居酒屋で声かけ→24歳院生ナオミとミニ新宿へ
今回は高田馬場に出動した話。早稲田の学生街で、安い居酒屋とサブカルが雑多に詰まった"ミニ新宿"。塾バイト帰りの24歳院生ナオミと、安居酒屋からバーまで流れた夜を実況する。理屈っぽいけど砕けると面白い子の落とし方と、当たり外れの大きい街でアプリを保険にした話まで、高田馬場ナンパ体験談です。
都内の大学院生(高田馬場の塾でバイト)PLACE新宿
現場レポHOOK声かけから
次の店へ
今回の舞台は高田馬場。新宿から山手線でひと駅ちょい、早稲田の最寄りで、とにかく学生だらけの街。駅前のロータリーにビッグボックスがあって、ガード下から伸びる飲み屋街は、一杯目から安い居酒屋とラーメンと古本屋と雀荘が、ぜんぶ徒歩三分に詰まってる。学生も社会人も、留学生っぽい外国人もごちゃ混ぜで、夜になっても人が途切れない。俺はここを勝手に「ミニ新宿」って呼んでる。猥雑さの密度がそのまま新宿を縮めた感じで、でも値段だけは新宿の半額っていう、得しかない街だ。
で、先に結果を言っとくと、この日は当たった。塾バイト帰りの24歳の院生、ナオミ。理屈っぽくて、最初ちょっと面倒くさそうな子だなと思ったんだけど、酒が入って砕けたらめちゃくちゃ面白くて、結局終電をふいにして、いい関係になった。ただ正直に言うと、ナオミに行き着くまで二組スカってる。高田馬場は学生が多いぶん当たり外れもデカい街で、ノリで来た子もいれば「勉強の合間に一杯だけ」みたいな子もいて、見極めをミスると一瞬で温度が下がる。そのへんも全部、順に書いてく。
高田馬場は”ミニ新宿”。ガード下の安居酒屋が主戦場
高田馬場ナンパの入口、新宿での空気、会った後の動きまで。場面ごとの温度を拾いながら、アキの現場感をそのまま読む記事です。
高田馬場に着いたのは平日の夜、九時前。狙ってこの時間にした。学生街は週末より、むしろ平日の夜のほうがいい。週末は早稲田の子が地元に帰ったり、新宿に流れたりして、逆に薄くなる日がある。平日の夜は、授業終わり・バイト終わり・研究室終わりの連中が「ちょっとだけ飲んで帰るか」って感じでガード下に集まってくる。この”ちょっとだけ”の温度が、声をかけるにはちょうどいい。
今日の主戦場は、駅のガード下から続く安居酒屋ゾーンに決めてた。高田馬場は店の選択肢がやたら多いんだけど、ナンパ目線で見ると、おしゃれなバーより、一杯三百円みたいな雑多な居酒屋のほうが圧倒的に動く。理由は単純で、こういう店は学生が金ない前提で来てるから、相席っぽい距離感とか、カウンターの隣に普通に話しかける空気が、最初からある。ミニ新宿って呼んでるのはそこで、ガヤついてて、隣との壁が低い。

アキさん、高田馬場ってわざわざ来ます?新宿でよくないっすか

新宿は新宿でいい。けど高田馬場は単価が安いから、相手が財布の心配せずに二軒目行ってくれるんだわ。学生街はそこがデカい。

あー、確かに。二軒目のハードルが低いのか

そう。安い街は「もう一軒だけ」が言いやすい。それが効くんだよな。
もう一個、自分ルールを決めてた。高田馬場は学生街だから、相手の年齢の見極めだけは絶対に雑にしない。声をかけるのは「一人で飲んでる」か「同年代の社会人グループ」みたいな、明らかに成人で落ち着いてる層に絞る。学生街は若い子が多いぶん、ここを甘くすると一発でアウトになる世界だから、俺はこの線だけは前のめりにならず、最初に確認する癖をつけてる。相手がどういう立場で何を飲みに来てるか、ここを外さないのが、結局この街で長く遊ぶコツだと思ってる。
一軒目で二連敗。”勉強の合間”の子に勢いは刺さらない
最初に入ったのは、ガード下の有名な安居酒屋。カウンターと立ち飲みが混ざってて、平日なのにそこそこ埋まってた。隣に座ったのは、テキストみたいなのを横に置いて一人でハイボール飲んでる女の子。これはいけるかもと思って、「それ、めっちゃ分厚いっすね。何の勉強です?」って軽く入った。
そしたら「あ、これ資格の…」って一瞬は返ってきたんだけど、それ以上が広がらない。明らかに「今日は飲みに来たんじゃなくて、一杯だけ飲んで切り上げる」モードの子だった。学生街のこのタイプは、テンションで押すと一番ダメで、こっちが軽くノリで攻めるほど、相手は「あ、構ってる時間ないんで」みたいに静かに閉じる。俺が二言目を被せた瞬間に、すっとテキストに目を戻された。これは引き際。「集中の邪魔したっすね、すんません」って早めに退いた。

……今の子、飲みに来てないわ。勉強の息抜きに一杯やってるだけ。こういう子に勢いで行くと一番冷えるんだよな。
二人目は、二人組の女の子。片方が明るくて、片方が静かっていう、ありがちな組み合わせ。明るいほうに「めっちゃ笑ってますけど、なんかいいことありました?」って入ったら、「えー、なになに、ナンパ?(笑)」って普通に乗ってくれて、ここは手応えあった。けど、静かなほうの子が完全に「早く帰りたい」オーラを出してて、明るいほうも「あ、この子明日一限あるんだった」って思い出したみたいに、すっと現実に戻った。二人組は、回す子が乗っても、もう一人がブレーキだと動かない。これは街関係なく鉄則で、無理に粘らずに「じゃあ気をつけて帰ってね」で流した。

え、乗ってたのに引くんすか。もったいなくないっすか

片方が帰りたがってる二人組は、ほぼ動かん。ここで粘ると、楽しかった印象まで全部こっちが台無しにする。引き際を間違えるほうがもったいない。
二連敗で、正直ちょっと心が削れた。高田馬場は人は多いんだけど、その人の半分くらいが「飲みに来てるわけじゃない」っていう、学生街特有の事情がある。新宿の歓楽街なら、いる人間はだいたい遊びに来てる。けど学生街は、勉強・バイト・サークルの合間にちょっと立ち寄ってるだけ、って子がかなり混ざる。だからこそ、当たりの「ちゃんと飲みに来てる子」を見つけたときの差がデカい。俺は店を変えることにした。
二軒目で当たった。塾バイト帰りの院生ナオミ
場所を変えて、ガード下からちょっと入った、これまた安い大衆酒場へ。ここはカウンターが長くて、一人客が多い。入って一番奥のほうに、ビール片手にメニューをじーっと睨んでる女の子がいた。塾講師っぽいきれいめな服に、でかいトートバッグ。明らかに「仕事終わって一人で一杯やりに来た」雰囲気で、さっきまでの”勉強の合間”の子とは温度が違った。これは飲みに来てる側の子だ、と直感した。
隣が空いてたから座って、向こうがメニューを睨んでるのに合わせて「それ、めっちゃ真剣に見てますけど、迷ってます?ここ何頼んでも安いから逆に困るやつっすよね」って入った。そしたら顔を上げて、「……それ。安すぎて逆に選べない(笑)」って、ちょっと理屈っぽい間のあと、ふっと笑った。この”一回考えてから笑う”感じが、後でわかるけど、ナオミのキャラそのものだった。

ね。三百円の中から選ぶの、新宿の三千円のコース選ぶより難しいまである。
わかる。選択肢の多さと満足度って比例しないんですよ、ほんとに(笑)


お、急に学者みたいなこと言うじゃん。笑
あ、職業病かも。一応そういうの研究してて

聞いたら、ナオミは都内の大学院生で、高田馬場の塾で週何回かバイトしてる、と。授業終わりにここで一杯やって帰るのがルーティンらしい。理屈っぽいけど嫌味じゃなくて、なんでも一回理屈で整理してから喋るタイプ。最初はちょっと「面倒な子かもな」と思ったんだけど、この手の子は、理屈をちゃんと面白がってあげると一気に距離が縮む。説き伏せようとしないで、「お、その理屈おもろい」って乗っかってあげるのが正解。俺はナオミの院生っぽい屁理屈に、いちいち食いついていくことにした。
ていうか、ナンパですよね、これ。隣の人に話しかけてくるの


まあ……バレた。笑 けど、メニュー睨んでる横顔がガチすぎて、つい。
ふーん(笑)正直でよろしい

サブカルの話で壁が抜けた。安い店ばっか知ってる院生
ナオミは、砕けてくると本当に面白かった。サブカルにやたら詳しくて、高田馬場の古本屋でこの前なに買った、駅裏のミニシアターでこの映画やってる、ガード下のあの店は何が一番安い、みたいな話を、聞いてもないのに次々出してくる。院生らしいマイペースで、自分の好きな話になると一気にスイッチが入るタイプだった。理屈っぽい子は、こっちが理屈で勝とうとすると閉じるけど、好きなものの話を振ると堰を切る。俺はずっと聞き役に回って、たまに「それ知らんかった、行ってみたい」って素直に乗っかった。
高田馬場、安い店しか詳しくないんですよ私。院生に高い店の知識は要らない


いや、それが一番役立つ知識じゃん。高い店知ってる人より、安くてうまい店知ってる人のほうが、一緒に飲んで楽しい。
……それ、ちょっといいこと言いました?(笑)


たまには言うわ。笑
途中、コウに「理屈っぽい子ってどうやって落とすんすか」って前に聞かれたのを思い出した。答えは単純で、論破しようとしないこと。理屈っぽい子は、たいてい誰かに理屈で勝たれた経験があんまり楽しくなかったりする。だから「お前の理屈、面白いな」って肯定して、その理屈に乗っかって遊んであげると、急に砕ける。ナオミも、自分のサブカル理論を全部「うんうん、それで?」って聞いてもらえたのが効いたみたいで、最初の理屈っぽさが、だんだんただの「よく喋るおもしろい子」に変わっていった。

(後で聞いて)理屈っぽい子に理屈で返さないって、逆じゃないんすね

逆。理屈っぽい子ほど、理屈を聞いてくれる相手に弱い。勝とうとした時点で負けるやつ。
二杯目を頼むころには、ナオミのほうから「次どこ行きます?この辺、もうちょい静かに飲めるとこあるんですよ」って言ってきた。学生街でこの一言が出ると、だいたい流れが良くなる。安い街の強みがここで出る。新宿だと「二軒目」が金銭的にも気持ち的にも重くなるけど、高田馬場は「もう一軒だけ」が軽い。俺は迷わず「行こう行こう、ナオミの知ってる安いとこで」って乗った。
高田馬場の飲みスポット、ざっくり棲み分け表
ナオミと二軒目に移動する前に、ここで高田馬場の飲みスポットの棲み分けを一回整理しとく。同じ駅前でも、ガード下・ロータリー周り・駅裏で、出てくる客層と難易度がけっこう違う。これは何回か通って体感した俺の感覚値だから、参考程度に。
| エリア | 主な客層 | 声かけの空気 |
|---|---|---|
| ガード下の安居酒屋 | 学生・若手社会人・一人飲み多め | 隣との壁が低い。今回の主戦場。当たれば二軒目が軽い |
| ビッグボックス〜ロータリー周辺 | 待ち合わせ・通過の人が中心 | 人は多いが「移動中」が多く立ち止まりにくい |
| 駅裏の小バー・ミニシアター方面 | サブカル好き・落ち着いた院生/社会人 | テンション低めで合流向き。二軒目の着地に最適 |
| ラーメン激戦区の通り | 食いに来た人・締めの人 | 飲みモードじゃない人が多く声かけ向きではない |
ざっくり言うと、一軒目はガード下で勢いのある層に当てて、当たった子を駅裏の落ち着いたほうへ連れていく、っていう動線が、この街だと一番ハマる。新宿みたいに歓楽街がドンとある街じゃないから、「ガヤ→落ち着き」の温度差を、自分で店を変えて作るのがコツだ。ナオミが「静かに飲めるとこ」って言ってくれたのは、まさにこの駅裏方面のことで、向こうが勝手に正解ルートを引いてくれた形だった。
駅裏の小バーで終電をふいにした夜
ナオミに連れられて行ったのは、駅裏の、ほんと隠れ家みたいな小さいバー。カウンターだけの、店主が無口で、レコードがかかってる、いかにもサブカル院生が好きそうな店だった。値段はやっぱり高田馬場価格で、一杯がびっくりするほど安い。ナオミはここの常連らしくて、店主に「あ、いつもの」みたいな顔をされてて、それがまた可愛かった。
カウンターで肩が近い距離で、二人とも結構飲んでて、話はもうサブカルから一気に脱線して、お互いのしょうもない話になってた。ナオミは砕けるとほんとに口が悪くて面白くて、俺の話にいちいち「それは論理破綻してる(笑)」ってツッコんでくる。最初の理屈っぽさが、この距離になると全部ただのいじりに変わってた。気づいたら、終電の時間がとっくに過ぎてた。っていうか、二人ともなんとなく気づいてて、お互い言い出さなかった、って感じだった。
……あ、終電。とっくに無いですね、これ


あー……ほんとだ。気づいてた?
気づいてました(笑)気づいてて言わなかった


それはこっちのセリフ。笑
このへんは、いつも通り細かくは書かない。終電を二人とも見送って、もう一軒だけ寄って、そのままいい雰囲気になって、ちゃんといい関係になった、っていうくらいでとどめとく。ナオミは終始マイペースで、最後まで理屈っぽくて、でもその理屈がずっと笑える子だった。理屈っぽい子は身構えると面倒に見えるけど、ちゃんと砕けると、一緒にいて一番頭がよく回って楽しい部類だな、って改めて思った夜だった。
その後。ナオミと、サブカルの話が続いてる
ナオミとは、その後もちょこちょこ連絡が続いてる。送ってくる内容がいかにもあの子で、「この古本屋でこんなん見つけた」「駅裏のあのバー、今月の選曲よかった」みたいな、サブカル報告ばっかり。こっちが知らない映画とか本のリンクが平気で送られてきて、「これ観たら感想言ってください、レポート提出です」とか院生みたいなこと言ってくる。返すと、ちゃんと長文で理屈っぽく語ってくるのが、もう普通におもしろい。この前は塾バイト終わりにまた高田馬場で一杯やって、相変わらず安い店ばっかり連れ回された。
正直に書いておくと、この日ナオミに当たるまで、一軒目で二組スカってる。飲みに来てる子と、勉強の息抜きに一杯だけの子が混ざってて、見極めをミスると一瞬で冷える。だから最近は、こういう当たり外れの大きい街に出るときほど、アプリも薄く並走させて、坊主の日が出ないようにしてる。ナオミと話してたときの温度がそのまま効いたのか、後日アプリで会った別の子とも普通に繋がった。
- 余裕のある大人の子が多い印象だから、変な探り合いが少なくてやり取りが楽だった
- 「会う前提」で繋がる空気だから、いいなと思った子とも上品なまま話を進めやすい
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ナオミは今もマイペースで、相変わらず安い店ばっかり連れ回してくる。この前なんて「高い店行く意味ある?」って真顔で言われて、笑った。次の高田馬場も、たぶんあの子の地図で歩くことになる。
ちなみに同じ学生街でも、多摩のほうの八王子で声かけした夜はまた全然テンポが違って、あっちは郊外の学生街でゆるさが勝つ感じだった。高田馬場は都心の学生街だから、夜まで人が途切れない雑多さがそのまま武器になる。歓楽街のギラつきが欲しいなら新宿歌舞伎町で声かけした夜のほうが近いし、東京全体のどこに出るか迷ったら東京のナンパスポットまとめでエリアの色を見比べてから決めるといい。
新宿の次の動きまで見る。
声をかけた後、どの街でどう流すか。場所選びと飲みの入口に近い記事を並べています。


